■バルセロナVSヒホン(12月16日)の観戦記(バルサ中心)
もともとハネムーンに行くとき、ヨーロッパにいくなら
必ずノウカンプに行きたいと思っていた私は、本当に行って
良かったと思ったです。
ミラノにおけるACミランは大阪における阪神よりは人気がなさそう。
ミラノの知恵子さん曰く、「ACミランと黒と白の縞のチームが人気
がある。今年(つまり昨年)そのチームが優勝?したとき、みんな車
で箱乗りですごかったのよ。」
ちなみに青と黒の縞のチームはサッカーに興味のない知恵子さん曰く
「知らない」そうです。
バルセロナにおけるバルサの人気は大阪の阪神より人気がある感じです。
#カタランの誇りって感じ?
そのひいでたるものはSPORTなる地元の新聞なんですが、全部で80
ページぐらいのやつが朝刊で毎日売られるのですが、なんとその最初の
20ページぐらいがバルサに関することで半分以上がバルサ関係。
しかも毎日ジョルディが松葉づえをついている姿が5枚も6枚も
写っている、クライフの顔も必ず何枚も出てるって感じなんですよね。
試合の次の日は顔写真いりで、採点とコメントが延々とか。
では試合の模様について。
ノウカンプに到着した私たちがゲートをくぐろうとする横でバスがやって
くる。「バルサのバスや!!!」
なんだかわけわからず、写真とったけど、あとで見たら
でらぺーにゃが写っていた。
まわりの群衆はコドロとか叫んでいた。
試合前の練習。笑った。フーリガンズEASTのアップと同じで
みんながてんでばらばらに適当にやってる。こっちでストレッチ
やってる人あっちにドリブルしてる人、2人がいいかげんにボール
回し。ほんまか。(イタリアはみんな一緒に練習していた。)
試合開始時は人があんまりはいってないなあって感じ。(それでも10万人
のスタジアムなので実は65000人はいっていた。おそるべし。)
バルセロナのみスタメン
FW ハジ バケーロ フィーゴ
MF デラペーニャ
ロジェール グアルディオラ
ポペスク
DF セルジ アベラルド フェレール
GK アンゴイ
ヒホンの方はあまりに内容がひどくて途中でメモるのをやめてしまった。
フリオサリナスもただの人だった。
この試合の前半は、デラペーニャのためにあった。
彼が、この試合のキープレーヤーであることは明らか。
デラペーニャがボールをさわると何かがおこる。
ものすごい運動量と正確なパスそして、局面打破のアクセントのドリブル。
前半5分過ぎ、でらぺーにゃのがんばりで得た右コーナーをハジがショートで
フィーゴへ。フィーゴとめてハジが中へ。(よくカズがやるようなヤツ。)
正確なセンタリング、ポペスク頭ドンぴしゃゴールルルル!!!!!
「これを90分続けたらバルサはすごいね。」byあっこさん
最初の20分間のバルサの観衆はまるで劇でも見に来たようにうれしそうに
うなずきながら、拍手をする。
しかし20分ぐらいでデラペーニャのガソリンは切れはじめる。
デラペーニャのフォローが左サイド中心になり、右のフィーゴが
孤立しはじめる。
フィーゴ我慢仕切れずに左に流れる。すると右サイドは誰もいなくなった。
前線でけんか。フィーゴ悲しげに戻る。フィーゴには山田すーぱーと
名付けた。抜かなきゃセンタリングができない。
それと対象的に、ハジはまるでマシーンのようにセンタリングをしていた。
かわいそうに、機械的にセンタリングをするハジ。でもいいボール。
ポペスク、足はえええ。ヘディングかっこええ。
ヒホンボールになった瞬間に猛スピードでナイスポジショニング。
セルジとフェレール。
セルジの方がより積極的で、左をくずす際に使われてた。
(この日の優秀選手)
フェレールその前にいる人のせいで前にはいけなかった。堅実にディフェンス。
後半52分フィーゴがおろされる。(山田が変えられるのとそっくりだった。)
ハジ右サイドへ、左はロジェールが前にいき、プロシネツキがはいる。
ところがこのプロシネツキ異常にうまいんだけど、中に中にボールを供給。
サイドからえぐる、前半のいい形は結局それからはまったく見れなくなった。
しかも中のでらぺーにゃは肩で息をしており、ボールはすぐ相手ボールに。
デラペーニャ交代。
と同時にノウカンプにぶーいんぐの嵐が起こる。地響きのよう。こんなに
人気があったのか。
#ちなみにバルサのサッカー博物館売り場のよこのグッズ売場の
#背番号付きレプリカで一番多かったのはでらぺーにゃでした。
デラペーニャがいなくなってからはなにもなくなった。
今日のヒホンは本当に弱い。そしてバルサもイージーミスを連発。
ノウカンプの観客から「ハー。。。」
というため息が出る。いや、ノウカンプがため息をもらしているような感じ。
そのまま90分終了。
前半と後半のあまりの違い。本当に同じチームなのか疑ってしまう。
特にヒホンがやり方を変えたわけではなく、バルサがひとりで
こけていった感じ。
試合終了で私たちがたちあがったとき、1-0の勝利にも関わらず、
ノウカンプ全体からブーイングが沸き起こった。
これが歴史なのかと思いながら競技場を後にした。
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