2.コーズウエイベイぶらり
現地時間11日22時半、香港到着。そう言えば1年前、フランス
にW杯を見に行ったとき、途中香港で乗り換えた。しかし、そのときは
香港の街すれすれに飛び、飛行場に降りた(花屋敷状態が楽しかった物だ)
が、今回は新飛行場チェクラップコク空港である。この空港は最新空港
らしく、関西新空港とノリが似ていた。
香港を降りて熱いと思ったがしかし日本の方が熱かった
ような気もする。どっちかと言うと、蒸している方がサッカーには
よくないような感じがした。
同じツアーの人が香港で最初で最後の一同に集まった。現地駐在
の高さんの仕切りはたどたどしい。さて、私たちと同じように一試合
しか見ない人は14人、そして、金曜日までずっと観る人は9人
だった。恐るべき事に、女性が圧倒的に多かった。男性は23人中
6人。(W杯アジア最終予選の時とは比率が逆)
さて、香港には珍しく2階建てではないバスに乗り込み、50分ぐらい
かけて、ホテルに向かう。高速道路は出来たてで、無機質な感じがした。
最初は都心まで出る列車と併走する。道は夜だからかすいていた。
世界最大の吊り橋チェンス大橋を渡り、九龍半島の当たりになると、
夜景がきれいになってきた。そして、海底トンネルを越え、セントラル地区
コーズウエイベイの近くを通る。
ホテルはコーズウエイベイから地下鉄で二駅、パウトイサン駅からすぐの
ところにあった。
この日は近くのコンビニ(セブンイレブンが進出しまくりだ。)に行き
軽くかい出しして、それを食べて寝た。
6月12日は6時半に起きた。最後の日が6時には朝食を食べなければ
ならないので慣れるためだ。朝食はバイキングで、私もあっこさんも
それなりにほおばった。
部屋に戻り10時まで寝た後、起きて、コーズウエイベイまで出かけた。
2階建てバスが山のように走っている。ここは香港なのだと改めて
感じた。しかし、街の中の文字が漢字なので親近感がわいた。
日中は暑さもだけどカブト虫を飼っているときの餌のスイカのような
においと、中華料理のにおいがまじるそのにおいがすごい。
地下鉄に乗り込んだ。地下鉄の吊り輪が輪ではなく球になっていて
おもしろかった。
コーズウエイにつくと百貨店巡りをした。しかし、そんなに安くない
のだよねえ。日本の方が安いぐらい。
しかし恐るべしはそごうである。エンドレスで百貨店全体に流れる
その曲はファイナルファンタジー8のサントラである。
戦闘シーンとか、洋服のフロアでかけられた日にはひっくり返る。
しかもエンドレスで最後まで終わるとまたファイナルファンタジー8
をかけるのである。(一度違うところに行って戻ってきたのでそこで
同じのがかかっててびっくりした)
そごうの音楽かける人はゲームマニアに違いない。
昼御飯はDelicious Kitchenに行った。 排骨菜飯、うまかった!!
白菜仔の炊きこみご飯の上に、ポークリブの揚げたものが
のっていてこれがうまいんだ。スープもおいしいし。
これをなぜか熱いお茶といっしょに食べた。お茶は飲むとすぐに
継ぎに来る。 幸せ気分で店を出た。
試合開始までまだ時間があるので一度ホテルに戻った。2時間ぐらい
寝て、起きたのは16時すぎ。試合会場に向かうときはなぜか二人
とも極悪Tシャツだった。(極悪パワーを柳沢に注入するためという
噂もちらほら、なんのこっちゃ)
コーズウエイベイ駅から歩いて20分ぐらいだろうか。試合会場
が見えた。大きい!!。ちょうど、広島のビッグアーチのホーム側
のスタンドをバック側にも同じようにつけた感じである。そして
1階と中2階と3階がある。中2階で私たちは見たのだが
すごく見やすかった。
(チケットは120香港ドル(1香港ドル=17円))
競技場の中でもやはり日本人は女性の割合のほうが多かったように
思う。
現地人らしき人(しかし実はネパール人が多いのだなこれが。)も
結構いたが、でもスタジアムは空きがめだった。
#実際6500人入っていたらしい。
私たちの近くには小野伸二のお母さんがいた。ノリ乗りである。
そして、セルジオ越後が例の通りうろうろ歩いていた。
私たちのツアーの人は俊輔ファン、いなっち(たまごっちみたいだ。^^;;)
と背番号の上に書いている人、本山ファンなどがいた。
私たちは、伝家の宝刀、稲本潤一のお手製横断幕をかけた。
しかし、稲本はスタメンではなく、サブでもなかったのである。
寂しげにリフティングをする稲本。 がっかり。
でも今の調子じゃしょうがないかもなあ。
両国の国歌斉唱で、なぜか私のまわりの人たちは立ってない人が
多かった。最低限の礼儀なんだけどね。海外まで来てこれじゃあね。
なんて思ってしまった。こういう小言が頭をよぎるのはおじさん
の証拠だろうか。
さて試合開始である。
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