2.アルマトイのバザールは大にぎわい
10月 8日(金)
アルマトイの空港からホテルへ
朝の6時過ぎについたアルマトイ。入国審査は比較的スムーズに行った
のでほっとする。空港の出発兼到着ロビーはおそるべし、日本の小さな
バスターミナルよりも粗末だ。しかも一歩外に出て振り返ると、そこが
空港であることがわからない状態。全く恐るべし続きである。
7時に空港からバスで市内へ向かう。ホテルまでは20分弱、次第に
夜も明け始めた。アルマトイとは、カザフ語でリンゴの里という意味らしい
が、アルマトイの風景はまるでリンゴのなる信州のような感じである。
私たちの泊まるオトラルホテルは市内のいいところ、バザールの近く。
三ツ星でいいホテルだった。8時にはチェックイン。そして期待して
いなかった朝食をとれることになった。バイキング形式でおいしかった。
あっこさんはナスの炒め物に、私はジャガイモの炒め物にはまった。
味付けが日本人に食べやすいもので驚いた。
アルマトイのバザール
部屋でちょっと休憩した後、11時すぎに、現地通貨ティンゲ
(1ティンゲ=0.8円)を手に外に出かける。あっこさんの提案で向かう
は中央バザール。(やっぱり外国に行くとバザールとスポーツショップと
スタジアムでしょう。なんのこっちゃ。)
ホテルの前の道を左へ行き、信号を一つ越えてしばらく行くと左手に
青空市があった。置物や果物、中古の本などを売る人々、なんだかさびれて
いるなあと思いながら、まっすぐ歩いていると車の通りの多い道を越えた
向こうに活気のあるバザールがあった。
思わず、「おーーっ」とうなる二人。バザールの外側ではソーセージ、
乳製品、果物、ピロシキなんかが売っていた。そして、中にはいると正面に
乾きもの類、右手には肉がぶら下がり、左手にはお総菜コーナーと
なっていた。奥にはお米も売っている。乳製品は白人系、お総菜は韓国系
と言うような違いはあったがみんな大声で呼び込んでいる。
違う扉からそとに 出ると日用品が売っていた。こちらは食材はやすい
(キャベツなんて10ティンゲ)が日用品は日本と余り代わらなかった。
食べ物では串に刺した肉が魅力的だ。こおばしい匂いでジュージュー
している。夜にまた食べにこようと決めた。
アルマトイのインターネットショップ
バザールを出ると次にインターネットショップを探す。地図では近そうに
見えたが相当歩いた。しかし、おかげで途中でスポーツショップに出くわした。
その店では欧州の主なチームのレプリカを売っていた。カザフスタンの
怪しいレプリカもどきが上下で3500ティンゲだったので、思わず夫婦
そろって購入してしまった。なんだかハッピーである。
1時間近く迷いながら歩いてやっとみつけたインターネットショップ、
例によって日本語フォントが全くわからなかった。しかし、極悪秋田の絵は
しっかり拝む事が出来た。
40分で2回フリーズさせてしまった。なんだかトイレに行きたくなるが、
どうもここでは、お店でトイレは貸してくれないようだ。300ティンゲを
払い、そそくさとインターネットショップを出て、急いで、15分ぐらい、
てくてく早歩きでホテルに戻った。間に合った。ふーっ。
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