8.帰途・モスクワ市内観光など
10月10日(日)
朝7時40分の飛行機に乗るために、。。。朝4時にモーニングコール
が鳴った。眠すぎ。マジか。 5時にホテルのロビーに集合、みんな
寝ぼけている。同じツアーの人でパスポートをホテルに預けたままの
人がいた。大丈夫か。 バスに乗り込むと、朝も早くからなぜか
「ロックミーアマデウス」が流れていた。あっこさん曰く、行きも
その曲が入っているアルバムが流れていたらしい。
アルマトイ大脱走
バスターミナルのような飛行場につき、出国審査に並ぼうとするが、
まだ窓口が開いていない。だが、日本人がどんどん集まってくる。
なのに税関チェックをはじめる気配を見せない。そのうち、横はいり
しようとするカザフ人があらわれる。一つしかない税関チェックの
手前の待合室のようなところは満員電車のような状態になる。
添乗員さんとガイドさんと飛行場の係官は押し問答。
やっと税関が開く。が。
この空港はアホな作りになっていて、税関のチェックを受けて出たところ
右手に搭乗券をもらうところ、左手に搭乗するところがあり、税関を開けた
はいいが、通り過ぎたところがまた黒山の人だかりのパニックになっていた。
なんで朝っぱらからこんな目に。
#普段は多分がらがらだからこれの方が効率がいいのだろう。
眠たいやら頭に来るやらで地獄の1時間弱、やっと搭乗ゲートを通り過ぎ
飛行機の待合室に入りへたりこんだ。ミネラルウオーターを買って
ぼーっとし、飛行機に乗り込んだ時には「やっと脱出出来た!!」という
気持ちになっていた。
再度モスクワへ
朝早すぎる事もあり、ほとんどの人が飛行機の中で熟睡していた。私もしばらく
したら眠たくなり寝ていた。5時間弱のフライト、モスクワには現地時間
9時半頃着いた。
飛行機が着いたらお馴染みの、入国審査、カンベンしてくれ。税関申告書の
はんこを押してもらおうと思ったら、ロシアの係のおばはんが、鉛筆で書いて
いるからダメだと言う。だったらみんなそうせい!!て言うワケや。頭に来て
逆らおうとしたが、ムダだった。悔しくてむっとしながらボールペンで書いて
渡すと偉そうにはんこを押しやがった。
やっと入国したモスクワ、三日前と違ってむちゃくちゃ寒いではないか。
あっこさんはコート、私は革ジャンが必需品となった。
モスクワ市内観光
モスクワでは半日市内観光をした。赤の広場までバスで行った。私は97年の
ウズベキスタン帰りによって以来だった。あのときはウズベクと引き分け、
呆然としていたが、今はあっこさんとモスクワの昼下がりを楽しんでいた。
とにかく寒いので、赤の広場の前のグム百貨店の中でコーヒーを買って
飲んだ。この後もなんちゃら教会やらなんとかの銅像やらを見て回ったが
バスで基本的に移動していた。
モスクワ大学は立派なキャンパスだった。広いキャンパスの外の道路を一周
して、建物の前へ。またモスクワを見渡せるところから眺めて、ナポレオンも
こうやってモスクワを眺めたのだろうかと思った。ナポレオンってすごいよね。
フランスからこんなところまで攻めてきたのだから。
昼食ではモスクワで一番大きなホテルの21階で。景色がすばらしかった。
#味はこんなもんかって感じ。
今回のオプショナルツアーは、前回来たときのようにグレムリンの中に入ったり
せず、名所でおろしては説明がてら写真をとらせるって感じだったので
正直なところ物足りなかった。今度モスクワに来るとき(そんなもんあるのか)
は私たちで、別に行動しようと二人で話した。
最後の出国審査・日本へ
シェリーネーティブ第二空港には出発二時間前の17時には到着、最後の出国
審査。今度は税関申告書のはんこがあったからか、書いてあるお金の額が
小さく貧乏に見えたからか、あっさりとおしてくれた。
飛行機がモスクワを飛び立ったのは19時すぎだった。
機内であっこさんは熟睡、私はなかなか眠れなくて、本を読んでは目をつぶる
を繰り返した。早く日本に着いて欲しい。ヒマで長かった。
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