・日本 4−0 ニュージーランド
日本
平瀬 高原
中村
本山 稲本 明神 市川
中田浩 松田 中澤
曽ヶ端
45分 平瀬→小島
55分 本山→藤本
64分 高原→北嶋
68分 市川→西
85分 稲本→酒井
ニュージーランド
バラクロ、コリンズ、ネルセン、スティック、グッドエーカー、
ピアス、デイビス、キャンベル、ヒッキー、キレン、マレー
62分グッドエーカー→スコット デイビス→ブラウン
71分 キャンベル→スコーラー マレー→ロウ スティック→ウルマン
こんな特徴のないチームも珍しい。どんなに弱くても一人ぐらい
は名前をチェックしたくなる選手がいるのだが、結局最初から最後まで、
ニュージーランドの選手は何も出来なかった。オセアニアはオーストラリア
がいつも最後まで残る理由がわかった感じだ。
さて、前半から圧倒的に攻める日本だが、特徴的だったのはいつも
以上に中田浩が攻撃に絡んでいることと、高原のシュートを打つタイミング
が良かったことだ。
中村俊輔はあの程度出来て当たり前、逆に、普段試合に出ていない
本山、曽ヶ端のミスが目に付いた。
例によって攻め込むが点が取れていなかったが、18分俊輔が28m
直接FK、本山に少し出して止めてもらったボールをゴール右に当たり前
のように突き刺し、セットプレイの日本ナンバー1を改めて示してくれた。
40分、には日本のミドルシュートが相手DFにあたってはねたボールが
高原に行き、これを振り抜いてゴールを決めた。
調子の悪かったのは市川、彼はこのチームの中で友達がみつけられない
ようで、常に試合に参加できなかった。残念だ。平瀬もここんところの試合
の中では最低のパフォーマンスだった。
後半、まず小島が良かった。彼にどのぐらいのびしろがあるのかわからない
が、FWの中で一番FWらしい動きを魅せてくれた。逆に北嶋は特徴を
アピールしきれなかった。
58分、3点目は、左からのセンタリングをキーパーがかぶり気味ではじいた
ボールを高原がノートラップで蹴り込んだ。
63分、稲本がドリブルで持ち込みキーパーともつれてこぼれ球を小島が
押し込んだ。
さて、この日一番の驚きは、トルシエ日本の中で初めて(いや名波以来か)
の全くフォーメーションを無視して、自由に動き回る西だった。
とりあえず、最低限の決めごとをやらなければ普通怒りの対象と
なるはずなのだが。 謎だった。
おかげで後半の明神はサポートに徹して持ち味が出たが。^^;;
DFでは松田は良かったが、中澤は前より下手になったのでは?
という印象を受けた。
マレーシアより弱いかもしれないニュージーランドに4−0、
特に良いとか悪いではなく練習試合をまさにこなしましたという
事だったようだ。
オリンピック予選観戦記へ
ホームに戻る