・日本五輪代表 5−0 ネパール五輪代表(香港)
日本五輪代表
山下 平瀬
小野
本山 稲本 酒井 廣山
戸田 宮本 古賀
南
初戦とメンバを代えて来た日本。
前半、
フィリピンに比べ、ネパールの方が強いので、第一戦と直接比べることは難しいが
右、左サイドから崩しにかかるが、柳沢がいないのでトップに入れた楔のボール
をキープできず、フィリピン戦に比べチャンスに持ち込む回数が減った。
また、3バックの1枚がもう少しフィリピン戦のほうが、積極的だったように
思う。古賀と戸田はもう少し絡んでもいいんではないか。
稲本はまだ、試合に参加している時間が少ない。攻守にただ歩いているところ
が画面に映り気になった。
ネパール側にすれば、香港に比べ寄せの早い日本のDFに、得意のドリブルも
できない状態で、どうしようもないと感じていただろう。
後半は前半に比べて攻められるシーンが出た。短いパスで、中盤で選手が
どこに出すかを迷って、イージーなプレイに走っていた。また、トップの
選手へなかなかボールが回らなかった。サイドは本山が長い距離を持ち
上がっていたが、廣山が消えていた。
そして、小野がいなくなるとボールの流れがスムーズでないように感じた。
対するネパール、香港戦でも活躍したネパールのヒデ(9番)は本当にうまい。
日本DFもあぶない場面を作られた。
残念なのは、アップにしてもヒデにあまり似てないと言う事だ。
つまり、ネパールのヒデを堪能したければ日本ラウンドでネパールの試合
に足を運ぶことです。
結果は当たり前の快勝、しかしもっとボールを動かして行かねばならない。
そして、初戦に90分間存在感のあった柳沢はやはり攻撃の軸であると感じた。
2分、酒井が右サイド廣山に出し、廣山がペネルティエリアまで
ドリブルで持ち込みセンタリング、ネパールディフェンスがオウンゴール
で先制した。18分、平瀬が本山に流し、本山からセンターの小野へ、
小野は落ち着いてペナルティエリア外あたりから、左上隅に決めた。
28分、ネパールは13番が6番に交代。
31分、本山がキープから左に出し、山下がセンタリング、稲本のシュートは
枠をはずれる。
35分、廣山が右をタテ突破でセンタリング、平瀬のバックヘッドで小野の
シュートはキーパーがセーブ、続いて、平瀬もシュートを打つがキーパーセーブ。
前半ロスタイム、稲本が左の裏に経てパス、平瀬がぎこちないトラップながら
なんとかシュートまで持ち込みゴールを決め3点目をあげた。
ロスタイム南が謎のファールを取られ、FKになるという珍場面があった。
51分、酒井からのロングボールを胸で受けた平瀬のシュートはキーパー
正面でセーブされる。
54分、ネパールは11が10に交代。小野は直接FKを右に流したが、
酒井がシュートを打てなかった。
55分、小野に代えて中村、平瀬に代えて吉原を投入する。
56分、稲本が遠目からミドルシュート、惜しくも枠をはずれる。
61分、中村がDFをひきつけ右の吉原へ、吉原はワントラップシュート
で4点目。
64分、酒井を石井に交代した。
68分、ネパールのヒデにシュートを打たれる。キーパー正面で南がセーブ。
78分、中村が右に流れていた本山の前へパス、本山のシュートは
キーパー正面。
79分、またネパールのヒデに突破される。
79分、ネパールは15を12に交代。
86分、中村が左サイドライン際からドリブルからインフロントでディフェンス
ラインの裏、ファーの吉原へ、吉原がちょんとゴールを決め5点目。
ロスタイムにネパールのヒデのナイスセンタリングからシュートを打たれた。
あぶないシーンだった。
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