・日本 2−2(PK4−5) アメリカ
日本:柳沢、高原 アメリカ:ウオルフ、バグナス
日本
高原 柳沢
ヒデ
中村 稲本 明神 酒井
松田 森岡 中澤
楢崎
アメリカ
17ケーシー 16ウオルフ
9オルセン 5オブライエン 10バグナス 11オルブライト
4エグース 3マッカーティ 8カリフ 6ヘイダック
1.フリーデル
危なげない立ち上がりから攻める日本はフィニッシュまで行かず
逆に日本のバックのラインの外を有効に使うアメリカに、何度か
シュートを打たれる。なんとなく合わせているような嫌な感じだった
が、先取点を入れることに成功する。
29分、酒井が右ペナルティエリアのラインから侵入するところ
をDFに止められて、FKを得る。俊輔の直接FKは壁に当たった
がこぼれ球を縦に突破し、センタリングがファーの柳沢へ。
柳沢はこれをヘディングでたたきつけて(過ぎたが)やっとゴール
を決めた。
40分すぎには、高原がヘディングで競り合い、前に出したパスを
稲本がキーパーと一対一でボールを浮かすが、ポストにあたり
外に出た。
45分オルセン→ドノバンに交代する。
後半の立ち上がりかなり攻め込むが得点という結果を伴わないため
序々に押し戻される。
65分、柳沢を三浦に交代する。
67分、こぼれ球をウオルフが中で右にはたき、オルブライトのセンタリング
をウオルフがシュート、ゴールを奪う。
71分、酒井が右から持ち込み、俊輔に戻す。俊輔のセンタリングを高原
がヘディングシュート、キーパーパンチングのこぼれ球を再び
高原がボレーでたたき込んだ。
いいムードになるかと思ったところで、思わぬアクシデントが起こる。
アメリカが放り込んだボールを中澤がはじき返そうとしているところへ
楢崎が飛び出し、味方通しで交錯する。楢崎、中澤ともに痛むが、
なんとかそのまま試合を続行。しかし、ここから押し込まれ続ける日本。
そして、、、
89分、酒井がペナルティに押し込まれたところを相手FWを倒してしまう。
PKをバグナスが落ち着いて決めて土壇場に同点に追いついた。
延長に突入する。
オルブライトをビクトリーニに交代する。
92分、左からのセンタリングをドノバンがヘディングシュート、
楢崎がジャンプして外に押し出した。この後も、コーナーキックで
押し込まれるがなんとか耐えた。
97分、中田の縦パス、稲本のヒールを中村が受けて、右へパス、
フリーの高原はしかし、平瀬っぽくシュートを右に外した。
101分、稲本の縦パスから高原がポストでヒデのシュートは右隅
に飛んだが、キーパーにはじき出された。
107分、アメリカは消耗しているオブライエンをホイットヒュードに交代する。
全選手、消耗している状態、日本は交代枠が二つありながら選手交代
なしに時間がすぎていく。
そのまま何か後悔が残る気持ちでPKに突入することになる。
一人目俊輔○、二人目稲本○、三人目森岡○
しかしヒデが左ポストにあてながらはずす。5人目明神も決めるが
5人とも決めたアメリカに負けてしまった。
負けるとしたらこういうパターンというパターンにはまってしまった
気がする。シドニーに行けるはずのチームがシドニーに行くことなく
終わることになった。悔しいねぇ。
シドニーオリンピック代表観戦記へ
ホームに戻る