・日本五輪代表 4−0 マレーシア五輪代表


日本五輪代表



     山下 平瀬
     小野  中村
本山     遠藤     酒井
    中田 宮本 中澤
       曽ヶ端

 無断外出で代表落ちしたらしい^^;;柳沢と、南米行きらしい吉原
の二人ではなく山下と平瀬がスタメン。山下はポストに当てやすい
動きがなく不動、平瀬は動くがトラップが悪くこの二人に単純に当てる
とキープできない。(もちろん彼ら二人もいいところがないわけではなく
山下は一旦持った後の突破では当たりの強さを見せているし、
平瀬は少々トラップが悪くてもキープできる懐の深さをもっている。)
真ん中だけではキープできないので、攻めてはいる
が前半途中まで0が続いた。これを、崩したのは個人技。中村が
ペナルティエリアで、抜きにかかり相手のファールを誘ったプレイや
本山のアジア一次予選では通用するドリブル突破の両方とも、
局面で勝負しているから出たプレイだった。
 そういう意味で後半本山と小野がいなくなり、飛び道具とチェンジ
オブペースの二つを奪われた日本が0で終わったのに対し、帰り道で
悔しがってる人も多かったが私は、こんなものだろうと思った。
 結局、90分の中で相手が強くなればなるほど、パスを回している
だけでは崩せなくて、一対一の強さ、ペースを代える事が要求される。
そしてそれが今のフル代表にかけているものだと思う。

●得点経過
28分、中村がペナルティエリアでドリブルし、PKを奪う。
     これを自ら落ち着いて右に決めた。
31分、ゴール正面左で中村が直接FK、壁に当たったが、もう一度
    今度は右の平瀬にクロス、平瀬が打点の高いヘディングを左に決めた。
40分、圧巻のスーパーゴールが決まる。本山が左サイドから
     4,5人ごぼう抜きで最後は削られながら
43分、小野がセンターラインから相手陣にはいったところからこれまた
    スーパークロスで山下が絶妙のトラップとちょんと浮かしたシュート
    でゴールを決める。

後半にはいるとマレーシアのファールが荒くなり、本山や中村などドリブルが
長い選手がやられはじめる。
56分、本山に代わり市川を投入。市川はそのまま左サイドに入った。
    今日の市川は左であることから、必ず持ちかえるのでこの後の
    左サイドが攻める上で手詰まりになってしまった。
65分、小野に代わり明神を投入。このまえと同じで明神と酒井の関係
    が中途半端で右もつらくなる。(また酒井がばてていた。)
79分、山下に代わり、吉原を投入。吉原は柳沢までは行かないが、ポスト
    に入る動きをしたので、少しボールの巡りがよくなったが
    このままタイムアップとなった。


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