・日本五輪代表 2−0 香港五輪代表
日本五輪代表
山下 平瀬
小野 中村
市川 石井 明神
戸田 山口 古賀
小針
見るからにイヤな雰囲気が漂う布陣。思った通り、攻め手がなかった。
山下はポストプレイをせず、真ん中に不動で完全に死んでいる。平瀬の
トラップミスもいつもより目立った。中村はいつも通りだったが、
小野も前半はミスパスが非常に多かった。両翼が飛べない翼で出せず、
前も常にディフェンスを振り切ってないので迷っているパスだった。
#比べることはできないが、中田ならたぶん走ってもらいたいところに
出して、怒っていたことだろう。でもそれが小野の持ち味だから。
市川は左サイドでのプレイをするには左足でのプレイが悪すぎだし、
一対一にことごとく負けていた。明神はこの日のワーストプレイヤーで
何がしたいのか全くわからなかった。
32分、香港14番がレッドカード退場。
前半38分まで得点がなかったが、小野が左後方から中へグランダー
のパス、平瀬がミス気味のスルーで右から中村が右隅に決めた。
その後、香港は一人退場になってしまう。それでも攻めきれない日本。
後半、遠藤が山下に代わり入り、小野がFWに、ダブルボランチ
っぽくなった。遠藤がいい絡みをして、やっと日本の攻撃がフィニッシュ
まで行き始める。
左サイドをやらせるのが不憫な市川に代わり、本山が入り、飛び道具の
ドリブル攻撃で見せ場^^;;(と言うのだろうか?)が出来始める。
しかし、なかなかゴールを割れなかった。
79分、本山がFKをすぐにリスタートし、小野のヒールからセンタリングを
平瀬がゴールを決めた。
10人の香港相手に2点しかとれなかったとともに、ディフェンスラインの
控えもお寒いものだということがわかった。フル代表のボール回しのようで
信用がおけなかった。
層が厚いという噂さのオリンピック代表もそれほどではないようです。
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