日本
城 中山
中田
名波
相馬 山口 名良橋
秋田 中西
井原
川口
アルゼンチン
クラウディオロペス バティステュータ
オルテガ
シメオネ ベーロン
アルメイダ サネッティ
センシーニ ビバラ
アジャラ
ロア
ついにWカップ初戦。日本は新たな歴史に一歩踏み出す。他の国に
比べてアルゼンチンは慎重第一で踏み出した。日本の実力を確かめる
ような駆け引きが続く。日本は、気後れすることなく、普通にゲーム
を進めていく。日本のビッグチャンスは、20分、中田がドリブルで
持ち込み中山とワンツーでど真ん中を抜けかけるがセンシーニ
をはじめとするDF陣に押さえられた。
先制点はミスからだった。相馬のクリアミスをオルテガがひろい、
縦パスワンツーからすぐに前に出す。名波の足にあたったボールがバティ
の真ん前に行く。そして、バティは落ち着いてゴール左に決めた。
その後じょじょにアルゼンチンはペースを持ち始める。中盤で日本
のパスミスが多くなり、アルゼンチンボールになることからDFライン
も下がっていく。何度も攻め込まれるがDF陣が集中を持続し、なんとか
1失点でのりきった。
後半、いきなりベーロンのセンタリングをシメオネがヘディングシュー
するが、枠をはずれた。後半出だしの10分を乗り切り、しばらく
膠着状態が続く。61分にはクラウディオロペスがバルボに交代した。
日本は、中山が呂比須に変わる。
72分、センシーニが、城とせりあったときにケガをした。
これでアルゼンチンのDFがおかしくなっていく。日本はかなり押し込む。
76分には中田の中盤から一発右へのスルーパスを名良橋がノートラップ
でシュートを打つがはずれた。
82分には山口のロビングを秋田がヘディングシュートを打つが
枠をはずれた。
84分相馬に代わり、平野を投入。ロスタイムには中西が右サイド
二人のDFの間を抜けセンタリング、呂比須のシュートはチャモの足に
ふせがれた。初戦、痛い敗戦だが、しかし前を向いて次の試合を待てる
内容だった。
・城には不満が一番大きい。もっと出来る選手だと思うだけに。
・呂比須を先発で使いたい。中で勝負する選手がいるといないでは
だいぶ相手にかかるプレッシャーが代わる。
・DF陣はよくがんばった。井原も最終予選のときより安定していた。
・ヒデはアルゼンチン相手でもマイペースで頑張れることがわかった。
・チームは一体平野に何を求めているのか?
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