日本 − クロアチア
酷暑の中消耗戦を予想させる。
日本
城 中山
中田
名波
相馬 山口 名良橋
秋田 中西
井原
川口
クロアチア
9シューケル 13スタニッチ
7アサノビッチ 8プロシネツキ
17ヤルニ 21ユルチッチ 20シミッチ
4シュティマッツ 6ビリッチ
14ソルド
1ラディッチ
1戦目に続き静かな立ち上がり。
11分、右サイド付近でプロシネツキがフェイントでマーク
を少しずらしセンタリング、シュケルの右足に合うがシュートは
枠を外れた。
13分縦パス一本で城が抜け出す。そのまま打って欲しかったが
一度止まりなかに切れ込みシュート、DFがはじいたこぼれ球を
相馬がシュートを打つが枠を外れる。相馬は17分にも中に入り
シュートを打った。日本ペースが続いた。
18分には、守備が薄い状態で井原がスタニッチと体を入れ代わられ
スタニッチがドリブルで独走するが、川口がうまいポジショニング
をとり、シュートは枠を外れた。
20分アジア最終予選韓国戦でも見せた名波がちょんと出し、ヒデ
が壁の上を越えるループ、走り込んだ城はシュートを打つにいたらな
かった。
33分、ビッグチャンスが訪れた。ヒデがプロシネツキから中盤
でボールを奪い、長いボールを中山へ供給。中山がドンぴしゃの
トラップの後、シュート!!しかしゴールキーパーが反応して
それをはじいた。
38分には右サイドに開いていた秋田がなぜかシュケルにプレゼント
パス。シュケルがドリブルで独走する。井原が寄せてコースを
消していき中西がすべりこみ難をのがれた。
・一戦目に比べ、DFが不安定。ミスパスも安易なものが目立つ。
・相馬が一番積極的。
後半 シュティマッツをブラオビッチに代えた。ブラオビッチは前に
入り、スタニッチが右サイドに。
49分 左サイドをパスで崩し、城のセンタリングから中山がヘディング
シュートを打つが枠をはずれる。
58分 城オーバーヘッド、枠を外れる。城はオーバーヘッドの時には
強気になるようだ。
60分 中山に代えて岡野が投入される。そういう問題か。
岡野は5分だけ活躍。その後は、クロアチアに対応される。
66分には暑さの疲労でバテ気味のプロシネツキがマリッチに代わる。
68分岡野が左サイドでがんばり、落としたボールを相馬がシュート、
枠を外れる。
72分、シュケルが持ち込み、ループシュート、バーにあたり惜しくも
シュートははいらなかった。
77分 アサノビッチがヒデからボールをとり、左を駆け上がる。
センタリングのボールをシュケルがトラップ、左足で落ち着いて決めた。
79分には名良橋を森島に、84分には名波を呂比須に代えた。
86分にはヒデが呂比須に合わせるが、惜しくもシュートは外れた。
そして・・・タイムアップ。 日本の決勝トーナメント進出はほぼ
なくなった。
・中山の前半の惜しいシュートと、後半のシュケルに決められたシュート
がだぶって見えた。どちらも中盤でボールを取るところから
(ヒデがプロシネツキから、アサノビッチがヒデから)
ビッグチャンスが生まれた。
・相馬と、プレイは結構無茶苦茶だが中西、この二人はよかった。
・日本は真剣にFWを養成しなければならない。強引なまでに自分をアピール
するストライカーが必要である。
岡田さんには呂比須にもっとチャンスの時間を与えてもらいたかった。
日本のFWはどんぐりの背比べなのになぜ、城と心中しようとしたのか。
日本の98W杯は終わった。残す後一試合に是非勝利をもたらして
もらいたい。
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