カザフスタン 1−1 日本

日本
  カズ 呂比須
 名波  中田
相馬    山口    中西
    小村 秋田
     井原
     川口

 前半から日本の攻撃は重かった。スピード感がなく、一人一人
の選手が球離れが悪い。対するカザフスタンは徹底的なズバレフ狙い。
この試合の焦点は秋田とズバレフの17番対決に終始。
22分、名波の右コーナーキックを秋田がドンぴしゃで合わせた。
先制ゴール。
 この後もこの試合は、長いボールをズバレフに当て続けるカザフに
対し、日本はマイボールをうまくシュートまで運べない。いやシュート
チャンスにもシュートのイメージがない。

・カザフスタンはズバレフ以外では10番リトビネンコ、8ポポフ
がよかった。

  後半、10番のリトビネンコとの接触プレイで小村がリトビネンコ
の足を踏みつぶし、ピッチの外に送り出す。
 対する日本、1−0で安心したのかベンチは名波を本田に代えたのみ。
2点目を取りに行くという意識は誰にあったのか。
 88分、カズが抜けだしシュート、はじいたボールをゴール前1mで
中田はなんとシュートをポストにあててしまう。
 1−0という最低の結果を想像していたがロスタイムにはしらける同点
ゴールが待っていた。それまでハイボールで勝負しつづけていたカザフが
ズバレフの足下につないで来た。ズバレフのシュートがゴールネットを
揺らした。

・カズ、呂比須が全然ダメなとき、なんで城を入れられなかったのか。
・あぶないところでボールをとられて追いかけない山口は一体なんなの?
・中盤で長い距離をドリブルしている名波、中田。確かに自分でキープできる
 のはわかるが、もっと動かすべきはボールでやるべきは早めのパス。
 10mドリブルするよりはトップにあててワンタッチの落としを前に
 向いてもらって欲しかった。
・日本がワンタッチ、ツータッチのパス回しを主体とするチームであった
 はずが、クラシカルな中盤のゲームメーカー便りのチームに成り下がって
 しまった。
・これを受けて加茂周交代。なにもかも後手を踏んでいる日本サッカー協会。
 昨年からのばしにのばしてきた交代が最悪の状態でなされるとは。
・悔しさや怒りも感情がなくなった。昨日はよく眠れた。

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