カナリア色に染まるパルク・デ・プランス


6月27日
朝おきて、モンマルトルの駅の通りからオペラまで歩いた。途中にゲーム
センターがあったので入った。置いてあるゲームはなんと日本製である。
そして、ゲームの中身も日本語だったりするのである。硬貨を入れるところ
には100円とか書いてあって、その上に1creditと張ってあった。
(硬貨をコインに代えてゲームをする)
フランスのプリクラもした。
このゲームセンターには都合3回来ることになる。^^;;
オペラに行く途中に回転寿司店もあった。開店が私達が帰る日だった。

オペラではJCBプラザを探した。カルチェの対面という事だがビルの
真ん前に行くまでわかりにくかった。しかしせっかくみつけたが、
土曜日で定休日だった。しょうがない。

シャンゼリゼ通りに向かうことにした。レストランで腹ごしらえして、
ヴァンドーム広場から南下、リボリ通りに向かう途中。どこかで見た顔が。
 入江さんに偶然遭遇した。^_^
「フランスは日本より狭い。」の格言を実感する。
一体何人の知り合いに会うことか。とりあえず写真をとった。
入江さんはうれしそうな顔をして本屋めぐりをしてげっとした謎の
絵本を誇らしげにみせてくれるのだった。おそるべし。

入江さんとは、16時から入江さんとコーラー田村さんのホテルで、
決勝トーナメントのTV観戦をすることで話をつけてとりあえず
その場は別れ別れになった。

リボリ通りからコンコルド広場を抜けるとシャンゼリゼ通りだ。
シャンゼリゼ通りは各国の国旗が吊り下がっており、ブラジル人がいたる
ところで大声で歌っていた。通りにはいくつかスポーツショップが
あった。Wカップのオフィシャルショップは馬鹿みたいに混んで
いた。しかも半分が日本人、いやになってすぐに出てきた。

凱旋門にタッチをした。上に登ろうかとも思ったが、エレベーター
がこわれていたので、リヨンの教会でダメージを受けている足には
つらいので^^;;引き返した。

コンコルド駅から、8番線モテピケ駅で乗り換えシャルルデミシェルで
降りた。入江さんの泊まっているところはホテル日航。いいホテルです。
ホテルの近くのスーパーで買い物をした。サラダコーナーでいっぱい
サラダをとり、出ていこうとしたらまた入江さんに会った。
なんか、近所のスーパーで出会ったように普通に出会っている。
いいんだろうか。こんなことで。

ホテルに向かった。こーらー田村さんは私達が入江さんと一緒で一瞬
びっくりしてたようだ。
コーラーさんはもうご飯を食べたみたいで、結局私達だけがサラダを
たべあさっていた。
イタリア対ノルウエーは思った通りの凡戦だった。試合を決めたのは
ロベルトバッジオからの縦パスを受けたビエリが落ち着いて決めたもの
だった。
「このまま終わるんとちゃうやろうな」と言っていたこーらーさん
しかし、そのまま終わったのだった。やはりイタリア対ノルウエー
だった。^^;;

試合をテレビで見終わって、さあパルクデプランスだ。ホテルから
地下鉄の駅まで雨に降られた。ポルテ・デ・サンクラウドに着いた。
いつの間にか上口さんが一緒にいた。上口さんはやはりブラジル戦は
きっちりみるようだ。
パルクデプランスの前に行ったところで、チケットを持っている
私達は彼らと別れた。

アウエー側ゴール裏のかなり上だった。まわりはブラジル応援団一色。
試合前に少年達が、1/2面でゲームをしていた。ブラジル応援団はその
試合に反応していた。点を取ると、おおおとうれしそうだ。本当にサッカー
が好きなようです。

ブラジル対チリ

立ち上がり、チリが優勢に思えたが、ブラジルはFKを取り、ドゥンガの
ナイスセンタリングをサンパイオがゲット!!!!Jリーグコンビだ。
なんか、胸を張りたい気分になった。
その後もブラジルの攻撃は流れるようにというわけにはいかなかったが、
26分にはロベルトカルロスの直接FKが壁に当たり、こぼれ球をまた
してもサンパイオが決めたのだった。
この後、チリに攻められる場面もありミスパスもありで、そう言うときに
おきまりなのか、デニウソンコールが起こったのでした。そしてエジムンド
コール。デニウソンはいいけどエジムンドはやめとけとつぶやいた。
ロスタイムにはロナウドが独走、キーパーがこかしてしまう。
PKをきっちり目の前で決めてくれた。強いなあ。

後半、いらいらするブラジル応援団は執拗なデニウソンコール、遂に
出てきたデニウソンはやはりドリブル君だった。うーーーん。
使い方が難しいなあ。

67分、チリはサモラーノのシュートをタファレルが耐えたが、こぼれ球
をサラスが押し込んだ。チリの2トップは迫力があった。どこかの
アジアのFWとは偉い違う。

70分にはロナウドが決めた。ロナウドは二歩目が速い。ギアが変わる
ようにグンと速くなる。

絶好調って感じではないが4点取ってしまうブラジルは強かった。
チリの2トップはしかしおもしろかった。彼らにボールが行くとゴール
前で何か楽しい事が起こる。


試合が終わりそそくさと帰りを急いだ。地下鉄に乗ったら
大馬鹿チリ野郎の群れと一緒になった。うっとうしかった。
ナイナイの岡村よりつまんない。なんのこっちゃ。

この日は帰ってあっさりと寝た。

明日はいよいよ巨大スタジアム、サンドニだ。


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