ユーバリセラス

(2003.11.3 磯次郎の沢産 )

標本ならびに以下の解説は職場の同僚,大和氏からいただきました。

Yubariceras(ユーバリセラス)−北海道夕張市(ゆうばりし)鹿島(かしま)(いそ)次郎(じろう)の沢本流、砂防ダムを越えてしばらく行ったあたりの転石(石灰質ノジュール)から産出。上部白亜系チューロニアン階中部(約9千万年前)。大夕張地区には、南北にチューロニアン階の地層が走っていて、たくさんの種類のアンモナイトが見られる。

Yubariceras(ユーバリセラス)は、殻の断面が四角形に近い。へそから外面に向かって放射状の肋が並び、肋上には11列の突起が等間隔で配列する。ひとつ前の時代の、セノマニアン中部から産出する7列の突起があるのはAcanthoceras(アカントセラス)Yubariceras(ユーバリセラス)は夕張地域が本場であり、似ていて多少違うもので、Romaniceras(ローマニセラス) 、Shuparoceras(シューパロセラス) 、Obiraceras(オビラセラス) 、Neom(ネオン)phaloceras(ファロセラス) なども産出している。


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