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2. インストール

Windowsの場合はアーカイブを解凍し適当なフォルダにコピーしてください。このときSDL.dllとSDL_mixer.dllがsuzumusi.exeと同じフォルダにあることを確認してください。もしソースコードを編集したりしないのであれば、コンパイルする必要はありません。 Linuxの場合はコンパイルの仕方の項をを参照してください。

2.1 アンインストール

Windowsの場合は解凍後コピーしたファイルを消去してください。このプログラムはあなたのシステムに変更を加えません。 Linuxの場合はバイナリディレクトリにある実行ファイルsuzumusiを削除してください。私のシステムでは /usr/local/bin/suzumusi です。

2.2 スズムシの取得の仕方

アーカイブが 私のホームページでダウンロード可能です。

Windowsバージョンでは SDL(SDL.dll) と SDL_mixer(SDL_mixer.dll) はアーカイブに付属しますが、最新版が必要な方は以下のサイトからダウンロードして下さい。

SDL_mixer

Simple DirectMedia Layer

2.3 動作環境

SDL 1.2.4 or later

SDL_mixer 1.2.4 or later

Windows98以降またはLinux

2.4 コンパイルとインストール

2.4.1.Linux g++

スズムシをインストールするにはスズムシディストリビューションの一番上のディレクトリで以下のようにコマンドをタイプしてください。


% ./configure

% make

% make install

スズムシは


autoconf

を使用しています。

2.4.2 Linux KDevelop

これは私の開発環境でコンパイルする方法です。ここでは詳細を端折りますので詳細はSDL FAQsSDL & KDevelop mini-HOWTOを参照してください。 sdl.m4をacinclude.m4.inのプリプロセッサの後にコピーしてください。そして下記のテキストをconfigure.in.inにコピーして下さい。SDL_VERSIONはシステムによって異なる場合がありますので、ターミナルで "sdl-config --version" を実行して確認してください。

dnl ---------------------------------------------------------------

dnl Check for SDL

SDL_VERSION=1.2.4

AM_PATH_SDL($SDL_VERSION,

            :,

            AC_MSG_ERROR([*** SDL version $SDL_VERSION not found!])

)

CFLAGS="$CFLAGS $SDL_CFLAGS"

LIBS="$LIBS $SDL_LIBS"

dnl ---------------------------------------------------------------

dnl ---------------------------------------------------------------

dnl Checks for libraries.

dnl Replace `main' with a function in -lSDL_mixer:

AC_CHECK_LIB(SDL_mixer,

       main,

       LIBS="$LIBS -lSDL_mixer",

       AC_MSG_ERROR([*** SDL_mixer library not found!])

)

dnl ---------------------------------------------------------------

コンパイルオプションをメニューから Project|Options|Compiler Options|Flags and Warnings Tab|C++ Compiler Flags (CXXFLAGS)| とたどって

`sdl-config --cflags`

と指定してください。さらにリンカーオプションを指定するためにProject|Options|Compiler Options|Linker Flags|Additional flags:| とたどって

`sdl-config --libs`

と指定してください。 そして |project|DistClean, |project|autoconf and |project|configureと実行してプロジェクトの設定を更新してください。

2.4.3 Windows Visual C++

ランタイム環境はスズムシに付属しますが最新版は先に説明したサイトで取得できます。ランタイムのインストールと開発環境のインストールは以下の方法に従ってください。また詳細はSDL-devel-x.x.x-VC6.zipに付属のVisualC.htmlを参照してください。 ランタイム環境を設定します。 SDLのアーカイブ ( SDL-devel-x-x-x-win32.zip ) と SDL mixer ( SDL_mixer-devel-x-x-x-VC6.zip )を解凍してください。. そしてSDL.dll と SDL_mixer.dllをWindowsのsystemフォルダなどにコピーしてください。

ライブラリを設定します 開発環境用のアーカイブを解凍してSDL.lib and SDLmain.lib and SDL_mixer.lib を適当なフォルダにコピーしてください。 C++プロジェクトを新規作成し、Cランタイムを"Multi-threaded DLL"にします。メニューを Project|Settings|C/C++ tab|Code Generation|Runtime Library とたどれば設定項目があります。

ライブラリを設定するためにプロジェクトの設定でライブラリの場所を指定して下さい。

次はヘッダファイルの場所を指定します。Project|Settings|C/C++ tab|Preprocessor|Additional include directories とメニューをたどってヘッダファイルのあるディレクトリを指定してください。

コンパイルは出来るように最前を尽くしていますが、もし問題がある方はご連絡下さい。 Nobuhiro Kuroiwa


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