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4. プレイリストの編集

この章ではプレイリストの編集の仕方を説明しています。
 

ソングオブジェクト

プレイリストは一つ以上のの ソングオブジェクトから成り立っています。それぞれのソングオブジェクトは’;’で区切られています。プレイリストには’//’を使ってコメントを書くことが出来ます。’//’から改行までがコメントになります。

// play list is like this

song1 = ( some pattern);

song2 = ( some pattern);

上記の例では括弧の中にパターンオブジェクトを指定します。これらのパターンオブジェクトも’;’で区切られています。例:song1 = ( pat1; pat2;);

4.2 パターンオブジェクト

それぞれのソングオブジェクトはパターンオブジェクトの木を生成します。パターンオブジェクトには以下のように幾つかの種類があります。
  • Pattern
  • Note
  • Rest
  • RandomRest
  • MultiPattern
  • ProbabilityPattern

    Pattern は全てのパターンオブジェクトを指します。

    Note オブジェクトにはサウンドら居るの吊前をダブルクォーテーションで囲んで指定してください。フォーマットは22KHzのWAVファイルにしてください。以下に例を示します。

    
    mysound = ( "hoge.wav");

    Rest は何も演奏せず静止する時間をミリ秒単位で指定してください。以下に例を示します。
    
    myrest=(1000);
    
    
    この例ではRestオブジェクトmyrestは1000ミリ秒静止します。 RandomRest オブジェクトは二つの数字と"to"からなります。ランダムに静止したい時間をミリ秒単位で指定してください。例:
    
    myrandrest= ( 1000to2000);
    
    
    この例では RandomRest オブジェクト myrandrest は1000から2000ミリ秒の間の数字をランダムに決定しその時間だけ何も演奏せずに静止します。 MultiPattern オブジェクトは二つ以上のパターンオブジェクトから成り立っています。それぞれのパターンオブジェクトを’,’で区切って下さい。例:
    
    mymulti = ( pat1, pat2, pat3);
    
    
    ProbabilityPattern はマルチパターンに似ていますが複数指定したパターンオブジェクトのうちの一つだけを演奏します。それぞれのパターンが演奏される確率をしていすることが出来ます。例
    
    myprobpat = ( pat1 : pat2 : pat3 = 1 : 2 : 3);
    
    
    この例では pat1 は 1/6 の確率で, pat2 は 2/6=1/3 の確率でy そして pat3 は 3/6=1/2 の確率で演奏されます。

    4.3 _main

    ここでは _main を説明します。 _main= に続く括弧の中に演奏したいパターンを記述してください。一つのソングオブジェクトは一つの_mainを持つことになります。 例として mylist.txt の内容が以下のようであるとします。
    
    // mylist.txt
    
    song1 = (
    
    	begin	= "begin.wav";
    
    	rest	= 100;
    
    	last	= "last.wav";
    
    	_main	= ( begin, rest, last, rest
    
    );
    
    song2 = ( _main = ( rest, last, rest, begin););
    
    
    この例ではスズムシを suzumusi mylist.txt と実行すると、song1は "begin.wav", 静止 100 ms, "last.wav" そして静止 100 msと演奏します。song2は100 ms 静止, "last.wav", 100 ms 静止 そして "begin.wav"と演奏します。

    4.4 _param

    一つのソングオブジェクトに3つのパラメータを指定することが出来ます。パラメータは_param=に続く括弧の中に記述してください。最初のパラメータは_mainを演奏する回数です。_infinite とすれば無限ループになります。二つ目は音源の角度を度数法で整数で指定してください。0が前、90が右、180が後ろ270が左です三つ目は音源との距離を0から255の間で整数で指定してください。 パターンオブジェクトは_paramで指定できないので注意してください。たとえばこんな事はできません
    
    dist = ( 100 to 200);
    
    _param = ( 10to20, 70, dist);
    
    


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