ただいま大相撲は巡業中です.相撲協会による案内: 巡業だより(秋巡業) | 秋巡業の予定 ←PHPじゃないんで重くないです
伊勢ノ海部屋の夏合宿先として有名な長野県丸子町.そのすぐ近くの別所温泉では, 今が松茸の旬. こんな5品コースが 4500円とはなかなかお安い.
●【訃報】
大相撲元幕内力士の桂川が脳梗塞のため10月26日に死去した.
木瀬部屋を興した力士である.婿養子の清勢川(清ノ森)が部屋を継いでいたが,
2000年の初場所後に部屋が閉じられ,力士達は桐山部屋に引き継がれた.
亡くなった桂川は,
居合道範士九段,剣道教士七段,杖術範士七段を持つ武道家としても有名であり,
また,昭和17年 1月場所,東前17にて史上初の15戦全敗(15日制になってから)を喫したことでも有名である.
木瀬部屋を継いだ清勢川もまた15戦全敗をしている(昭和38年11月場所).最近の全敗は平成3年の板井が有名.
年寄り木瀬の名称は,先日引退相撲を行なった肥後ノ海が継いでおり,将来的には,
独立して木瀬部屋を開く予定もある.直接的な師弟関係はないはずではあるが,
断髪式には先代の木瀬親方もハサミを入れていた.
以前,木瀬部屋で使われていたテッポウ柱は,現在,東大相撲部で使われている.
桂川の生涯は幕を閉じたが,このようにして木瀬の名称とテッポウ柱が,
それぞれ立派に後世に引き継がれている.
● 高見盛ネタ(読売新聞 10月24日)
本場所では独特の力を発揮する高見盛.
しかし稽古場では「弱い」ともっぱらの評判.それを読売新聞の上村邦之
が
分析
している.
まぁ,その理由は,だいたい想像がつく通のですが,
例の独特のポーズを取り,アドレナリンを分泌して
変身しているヒマがないからということらしいです.
そんなことよか,記者の質問に正直に答えたり,稽古場では手を抜くという
不名誉な評判を返上するために,
一生懸命稽古に励む高見盛そのものに,みんな興味を持つんでしょう.きっと.
● 高知場所
高知県は相撲王国ということもあって報道も多い.まずは,巡業を前に見所などを峰崎親方が語っている(10月15日 高知新聞).花道を通る力士とのスキンシップ(背中をパシっと叩く)を勧める割には,「すごく痛いんです。力士にとっていい迷惑ですけど」と答える当たりがなんとも面白い.
場所直前には,会場となる県民体育館での準備の様子を紹介している(10月22日).体育館の真ん中に木製土台を配置し,その上に土を盛り上げて土俵を作成する様子が写真付きで紹介されているが,こんな場面を目にする機会はめったにない.必見の一枚.
場所当日(10月24日)は,地元明徳義塾高校を卒業した朝青龍の土俵入りが主役.地元での披露はこれが初めてだ.
そんな地元高知では,高知県相撲連盟設立50周年を記念した祝賀会が,10月22日に開催され,
巡業中の朝青龍,土佐ノ海,朝赤龍,増健らの関取も参加した.
高知出身の名力士は,クジラ博士の解説が詳しい.子供向けですが...
● ラグビーW杯 [10月23日]
チーム最重量の山本正人(プロップ)も相撲経験者だった.しかも,お父さんは「神海」というシコ名で活躍した元力士.山村(プロップ)も相撲経験者であることは,以前にも紹介したが,控えを含めて4人いるプロップの2人が相撲経験者ということだ.
相撲の競技人口って,低年齢層では多いものの(特にワンパク相撲),中学・高校・大学となるにつれて減少していく,というパターン(詳しくは「相撲の歴史」参考)を表わしてるんだよな...
ラグビーW杯ですが,残念ながら予選敗退が決まりました.
● 10月21日に開催された大相撲秋巡業「福祉大相撲高松場所」.4年振りの開催ということもあり,大いに賑わった.10月20日の四国新聞は,開催に向けてムードが高まっている様子を,10月22日の記事は,朝稽古に始まり,初っ切り,小学生力士と関取との取り組み,そして人気力士が登場し大きく盛り上がった幕内力士同士の取り組みの様子を伝えている.
● 国技館に高圧酸素治療器(ニッカン) |
(スポニチ) [10月18日]
設置が検討されている.体内に新鮮な酸素を大量に取り込むことで,人間の持つ自然治癒力を増加させるという噂のあるカプセルのこと.
● 朝青龍が巡業の稽古中に左わき腹を負傷. [10月20日]
10月19日の岡山県鴨方町巡業の朝稽古でのできごと.
このニュースを20日朝の時点で取り上げていたのは,スポニチ,ニッカンスポーツ,スポーツ報知の3紙.読売新聞は,20日取り組みを休場したことを20日夜の時点で,またサンスポは 21日朝の時点で伝えている.
スポニチ・ニッカン・報知の記事が微妙に違っているのだが,総合すると,ここ数日調子の悪かった所を旭鷲山との稽古で少しおかしくし,その後の垣添との稽古で本格的に痛めたようである.ただし,骨折はしていないようだ.スポーツ報知が,トレーナーの中元さんの言葉を引用していたり,旭鷲山と稽古している写真を記載していたり,一番詳く報道している.
なお,21日のスポーツ報知によると,肋骨には異常がなく,巡業には同行して土俵入りを行なうようである.
● 朝青龍の農業ビジネス[10月17日]
朝青龍が父親と一緒に母国モンゴルで農業経営を始める.
厳しい気候条件のために農業には適していない土地が多いモンゴル.
さて,成功への秘策は何かあるのだろうか??
国民的英雄の横綱・朝青龍の農業ビジネスのこれからに注目したい.
で,どれだけ気象条件が厳しいかと言うと,ゾドと呼ばれる大寒波が起きた時には,100万頭以上の家畜が死亡し,人口の20%にあたる50万人が被害を受けている.このような災害に対しては,日本からも経済援助が行われている:
ゾド被害に対する日本の支援1 |
ゾド被害に対する日本の支援2
この記事の中にも書かれているが,旭鷲山が個人的な基金を創設し,
祖国モンゴルの復興のために力を尽くしている.
旭鷲山のインタビュー[国際協力事業団]
で,残念ながら外務省によるモンゴル向けのODAプロジェクトの説明は未だ準備中だったりする.
● 鳥取巡業[10月16日](日本海新聞)
前日: 触れ太鼓が鳥取市内を練り歩き福祉大相撲鳥取場所の到来を告げた.
当日:鳥取市で巡業開催は5年振り.会場は6500人のファンで満員.この巡業には,地元の鳥取城北高を卒業した幕内の琴光喜(佐渡ヶ嶽),三段目の星風(尾車),序二段の城錦(境川)が参加した.なお,星風と城錦はモンゴル出身.朝稽古の前には,琴光喜と琴ノ若とで,また旭鷲山と潮丸とで,それぞれ施設を訪問した.
● 京都巡業[10月15日](京都新聞)
地元出身で同志社卒の大碇,高知出身で同じく同志社卒の土佐ノ海の取り扱いが大きいようで.
高見盛がチビッコ相撲で活躍したり,
稽古場でも燃えたりしていたのは,この京都巡業でのこと.
●
旭天鵬の日本国籍取得申請に関してもう一度.
サンスポコラム
を読むと,今いる4人のモンゴル出身関取の中で,旭天鵬が
最も日本の相撲に馴染んでいるようだ.
おまけに,その日本語能力にも目を見張るものがある.意図して関西弁を
使うこともあるらしい.
こんな本がある:「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか」.外国人力士はどうしてこれほどまでに日本語がうまいのかを,
早稲田大学の宮崎 里司助教授が分析した.相撲部屋での生活というものは,外国人にとって最高の学習環境を提供している.宮崎先生のサイトには更に詳しい解説もある.
● ラグビーW杯: プロップの山村は中学相撲の経験者. W杯2003特集.
● 清水の舞台で横綱土俵入り(ニッカン,写真付き) |
読売(写真付き) |
スポーツ報知(写真付き) |
サンスポ(写真付き) |
毎日新聞 |
スポニチ(10月14日).清水寺で横綱土俵入りが行われたのは初めて.
清水寺には青龍会(せいりゅうかい)というのがあるらしい.京都の東側に位置しているからでしょうか.土俵の釣り屋根の四隅に下がっている青・赤・白・黒房は,それぞれ,東の青龍(せいりゅう),南の朱雀(すざく),西の白虎(びゃっこ),北の玄武(げんぶ)に対応しています.
参考:Yahoo!辞書での「四神(しじん)」の検索結果
● これからのいい男 安美錦(Yahoo!)
今さら気がついたのですが,「子どものころからの夢をかなえたビジュアル系力士」という触れ込みで安美錦が紹介されている.しかし,食べることと寝ることが趣味だってのはなんとも言えずノホホンとしている.あと,安美錦の顔ってのは,今ひとつ勝負師という感じがしないのが,選ばれた理由なのだろうか?
● 錣山親方(元寺尾)が現役親方初ディナーショー(2003/10/10)
舞の海に大至,そしてスペシャルゲストの寺尾というメンツです.
先日もディナーショーを開いていた大至にとっては,商売繁盛でめでたいことです.
JCB大相撲倶楽部ファンの集いによると,寺尾は「ボソッとした口調の割にはやたらと面白いトークをする」とのことですが,このディナーショーではどのような活躍をするのでしょうか?
11月25日に開催されるディナーショーの案内は,
三井アーバンホテル大阪ベイタワーのホームページにあります.
JCB大相撲倶楽部には幾つか特典があるようですが...ホムペジに書かれている内容だけだとすると,今ひとつという感じがします.
● 旭天鵬が日本人になろうとしている(2003/10/10)
モンゴル・ナラハイ市出身で本名ニャムジャブ・ツェベクニャムの旭天鵬(28)が,日本国籍取得の申請をした.モンゴル出身の関取は現在4人(朝青龍,旭天鵬,朝赤龍,旭鷲山),幕下以下も含めると30名以上の勢力である.旭天鵬は,将来的には大島部屋を継ぐことを希望しているらしい.相撲協会の規則では,親方になるためには日本国籍が必要なため,引退後も相撲界に残る場合には日本国籍申請は必須.なお,武蔵丸は既に日本国籍を取得しており,本名は武蔵丸光洋(むさしまるこうよう).本名力士である.
ただ,角界の外国人勢力が強くなると,日本国籍が必須であるという条件もいつかは見直されるのではないだろうか?数十年はかかるでしょうが.
外国出身力士に関する書籍:
・ 海を越えてきた力人―小錦・曙・武蔵丸
・
5BOY’s messages 発気よい!―外国出身力士物語.
高見山, 曙, 小錦,武蔵丸,旭鷲山の5人.
● 公傷制度に関するコラム2点 (2003/10/8)
公傷制度は悪法か(ニッカンスポーツのコラム)
大弦小弦(沖縄タイムスのコラム)
公傷制度に関する問題は色々な側面を含んでいる.「怪我をするな」というのは確かに正論である.しかし,どのようにすれば怪我をしないのか,という問題は十分に議論されていないような気がする.上記二つのコラムも同様の主旨にで書かれている.ニッカンでは,無意味な筋トレにはまる危険性を分析しつつ,怪我そのものを防止する「取り組み」が必要性であることを述べている.また沖縄タイムスでは,怪我や健康に対する協会としての対応が後手に回っているのではないかと指摘している.
しかし,いくら努力して強靭な肉体を作り上げようとも,万が一の事故というのは起こり得る.その万が一が起きた時の保障という意味では,公傷制度はなくてはならないものであろう.今までの(というよりは,最近の)公傷制度においては,どうやら細かな部分での運用に問題があったのだと僕は思っている.一つは,診断書をもらって安易に休んでしまうということ.もう一つは,二場所続けて休んでしまうと,番付が急激に下がってしまうので,無理をしてでも出場してしまうということである.前者は今回の制度改正で問題そのものが無くなってしまった.一方で後者は,相変わらず残されたままである.
時々,留め置き制度があればなぁと思うことがある.この制度は,元幕内力士であれば,1年や2年休んでも幕下以下には下がらないというもののこと(僕が勝手に考えたものですが).実際,怪我が直りさえすれば,元幕内力士であればその程度の実力は楽にあるはず.不幸にして大怪我をした時に,ある程度安心して治療に専念できる制度があっても良いのでは?と思っている.ただし,留め置きの基準を作るのが面倒くさそうなのが欠点かもしれない.
● 親方衆の消火訓練(写真付き)【ニッカン】
【スポニチ】 (2003/10/7)
本所消防署の自衛消防訓練審査会に,相撲協会の親方衆のチームが出場.参加したのは,錣山親方(元関脇寺尾),浅香山親方(元小結智ノ花),若松親方(元前頭朝乃翔).敢闘賞を受賞した.
そういえば,2年ぐらい前に国技館のマス席でボヤ騒ぎがありましたが,こういう訓練を日頃から行なっていれば,迅速な対応ができそうです.
● 力士の17%が無呼吸症候群【ニッカン】 (2003/10/5)
秋場所後に24人を検査したところ,4人がSAS(睡眠時無呼吸症候群)と判明した.
相撲協会は最近,無呼吸症候群に関する調査を継続して行なっています.本サイトでも取り上げた9月の読売新分の記事では「アンケートで、回答者の約6割が、2次検査にあたる簡易測定の対象となった」とあります.更に約半年前には「
力士の半数は就寝中の呼吸に異常がみられる「睡眠時呼吸障害」(SDB)で、健康な力士に比べて取り組みの成績も悪い」という報告が,同愛記念病院(東京都墨田区)の鈴木医長よりなされています.これらの調査結をふまえて,相撲協会では
8月にパルスオキシメータを導入し,今回その調査結果が出てきたのでしょう.
しかし,今回の調査対象はわずか24人であり,全体の調査結果が出てくるまでにはもう少し時間がかかりそうです.
相撲界においては,過去に,横綱・大乃国(現芝田山親方)が無呼吸障害に悩まされ,苦しい現役生活を送っていた例があります.また最近では栃栄がCPAP(シーパップ)による治療で効果を上げた例もあります.
相撲界以外においても,JR西日本の山陽新幹線にて 2月に起きた,居眠り運転・緊急停車事故の原因が,運転士の「睡眠時無呼吸症候群」であった可能性も指摘されています.
用語解説:
睡眠時無呼吸症候群(SAS)【毎日新聞】
調べる時にはこのへんから:
いびきと睡眠時無呼吸症候群(ibiki.net) |
グッドスリープ・クリニックによるSASの解説(イラストたくさんで親切説明) |
日本睡眠学会
体験記・その他:
いびきの原因は?記者の検査体験記【読売新聞】|
読者からの相談【読売新聞 発言小町】
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稲刈りを体験する芝田山部屋の力士 (2003/10/4)
今年から新潟で,もみまきから始めて一通りの稲作を体験したようです.どのぐらいの頻度で現地へでかけていたんでしょうね?
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赤い羽根共同募金に力士が参加【サンスポ】 【スポニチ】
銀座ソニービルでの赤い羽根共同募金活動に参加したのは,先場所三賞を授賞した若の里,旭天鵬,岩木山,高見盛なのですが,目立っていたのはやはり高見盛のようです.
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元横綱・双羽黒の化粧まわしがようやく相撲博物館へ【スポニチ】
前代未聞の破門の影響で,相撲博物館に欠落していた双羽黒の化粧まわしですが,北尾が立浪部屋顧問に就任したことで,少しずつ関係が修復してきたようです.
「相撲社会の研究」(生沼芳弘 著)の37ページによると,「師匠による力士の「破門」は、その部屋からの破門を意味するばかりではなく、相撲社会からの「破門」(村八分)を意味する。」とありますが,少なくとも村八分状態は解消されたと考えても良さそうです.
スポーツ報知は,若松親方から感謝状を手渡される北尾の写真付きで記事にしています.
サンスポは,化粧まわしを手にする北尾の写真付き.
● 大至のディナーショー(写真つき)
相撲甚句,ポップス,シャンソン,ラップとなんでもありありのディナーショーってどんな感じなんでしょう?
● 高校を卒業していた朝青龍
てっきり高校中退かと思っていた朝青龍ですが,最近無事に高校の卒業証書を
手にしました.からくり?はモンゴル時代の高校生活分を算入できたことの
ようです.
こういう話題は高知新聞のサイトが詳しいですね.
● 湊富士の立田川襲名披露大相撲(9/28 日)【ニッカン】
【スポーツ報知】
元幕内・湊富士の立川親方の断髪式がありました.
湊富士と言えば,もちゃもちゃ感が忘れられません.
● 肥後ノ海の木瀬襲名披露大相撲(9/27 土)【スポニチ】 【ニッカン】
元幕内・肥後ノ海の木瀬親方の断髪式がありました.たまたまチケットが回ってきた(押し売られたとも言う)ので私も見に行きましたが,入りはまずまずで,二階席も合わせて 6-7割は入っていたでしょうか.断髪式の司会は元NHKアナウンサーの杉山さん.お得意の調子で現役時代の活躍を紹介すると,やはり感極まったのか泣いちゃってました.「やってみてじ〜んときました」(ニッカン)とのこと.実は平幕在位連続53場所という記録を持っていたのですね.前頭筆頭時のケガがなければ,三役で活躍していたのかもしれません.ゆくゆくは独立も視野に入れているらしいので(スポニチ)師匠としての活躍も期待しましょう.
事前に幼稚園へチケットを寄贈し,相撲人気の回復をねらいます.
● 力士の肖像権使用を自由化
今まで力士本人といえども,自分の四股名や写真を用いた賞品の製造・販売は認められていませんでした.国技館サービス(いわゆるお茶屋さんの組織)だけが例外で,本場所中の売店販売で力士名・写真の入ったグッズを買った方も多かったかと思います.これからは,協会・師匠・本人の許可があれば,誰でも?可能になります.これからは,後援会やファンクラブが積極的にグッズの販売を行なうようになるかもしれません.
● 公傷制度を来年(2004年)初場所から廃止
とうとう公傷制度が廃止になります.大関の陥落制度は現状通り.ただし公傷休場がないということは,大ケガして途中休場で負け越し.そして,次の場所を休場しただけで関脇陥落です.なお,幕内と十両の定員がそれぞれ2人ずつ増えます.
● 相撲教習所で高卒資格を
なかなか面白い試みです.あまり知られていないことかもしれませんが,通信教育を利用して高卒の資格をとっている力士は時々います.それを相撲協会が全面的に支援するということのようです.新弟子希望者が増えるといいですね.
● カザフスタン出身力士が誕生する見込み
カザフスタンってどこだろう?と思ったら,どうやらアジアの一部らしい.サッカーのW杯予選が開催されたところだったかも.
● 新十両を決めた武州山はスロー出世ということです.
学生出身の付出しデビューで29場所かけての十両昇進は史上5位ということですが,同じ武蔵川部屋の武雄山(ぶゆうざん)も確か 29場所かかっていたハズ.
● 十両昇進発表
新十両は,武州山(ぶしゅうやま)(27)(武蔵川部屋).再十両は,隆の鶴(27)(鳴戸部屋)、中尾(30)(松ヶ根部屋)、鳥羽の山(26)(出羽海部屋).
なお,番付編成会議は,基本的に場所後の水曜日に開かれます.
● まずは横審の動きをチェック!!
横綱の責任を果たした朝青龍.武蔵丸の進退は九州場所の結果を見てから.
【毎日新聞】 |
【読売新聞】
ニッカンスポーツの記事では,武蔵丸に関する記述はもう少し穏やか(というのかな?).巡業にも参加するし九州場所にも出場するので,現段階では特に問題はない.ってことでしょうか?
高見盛の気合い入れポーズにも,横審(の一部?)が理解を示したようです.【ニッカンスポーツ】
久島海や朝乃若の動作には注文が付きましたが,同じようなことをしていても受け入れられたのは,親しみの持てる高見盛の人柄ってことなのかと思います.
と思ったら...場所中に理事長が苦言を呈していた【スポニチ】のですね.確かに段々派手になってきた印象はありますが,メディアでの取り上げ方も段々派手になってきているのが原因かな?とか思ってました.でも「へんしーん」と叫んでいるという部分はウソっぽい.
● 【読売新聞】若の里,来場所は大関取り か?
この一年間ず〜っと三役にいるし,今の大関陣と同じぐらいの強さなことは明らかでしょう.「この人は,大関になった方が,もっと力を発揮するんじゃないでしょうかねぇ」なんてことを北の富士さんがおっしゃっておりました(千秋楽 NHK中継の解説にて).
● 【読売新聞】力士の無呼吸症候群
伊勢ノ海部屋で2次検査を試験実施と書いてある...そういえば,そんな機械を見たような気がする.
● 【毎日新聞】大相撲秋場所 千秋楽
14日目に優勝を決めた朝青龍。千秋楽に魁皇を下して13勝2敗。一方、先場所優勝の魁皇は7勝8敗でナント!負け越し。来場所は一転角番となりました。ヒソカに大相撲ダイジェストも終了...
● 【読売新聞】鳴戸部屋の隆の鶴
闘牙のような風貌でおなじみの隆の鶴.幕下転落も一場所で十両復帰が確実.
ちゃんこ料理の腕前はなかなかのようだ.
● 【読売新聞】大相撲秋場所 9日目
幕下の鳥羽の山―中尾の取り組みが取り消しに!幕下以下は,同じ番数を取り終えたもの同士,更には同じ勝ち星(負け星)
同士の対戦が組まれるのが基本.今回は単純に間違っちゃったようです.
● 【毎日新聞】大相撲秋場所 7日目
闘牙に叩かれ記憶が飛んだ高見盛
朝青龍完敗の琴龍が「調子のいい時の貴乃花関みたい」
● 【読売新聞】大相撲秋場所 6日目
北勝力相手に「つり落とし」を決めた朝青龍.横綱がこの技を決めたのは,1989年九州場所のた。千代の富士−寺尾の一
番以来とのこと.
● 【毎日新聞】大相撲秋場所 5日目
高見盛を相手に平常心を失った魁皇
そういや、今場所から国技館でチャンコが食べられるらしい。200円とか 300円とか、そのぐらいの値段というウワサだ。販売は、午後1時からと、3時からの2回で、それぞれ 150食程度が提供されるらしい。
● ジーコ監督が黒部テーピングに説教・・・「相撲取りじゃないんだから」
ジーコに言わせると「そんなにテーピングして、相撲取りじゃないんだから」だそうです。ちょっとキツイ一言ですね。ただし、「キッチリ治せよ」というのは同感です。
● 寺尾が独立!来年早々錣山部屋創設へ
へぇ〜 やっぱり独立したいんですね。人気という点では、元逆鉾の井筒親方のよりも、元寺尾の錣山親方の方が上かもしれません。良い弟子が育つといいですね。
● 横綱武蔵丸秋場所も休場、6場所連続
あれあれ?そんなに休んでいたんでしたっけ? と一瞬思ってしまいましたが、先場所のように強行出場後に休場したってのもあったか。曙にせよ貴乃花にせよ、晩年は休場続きでしたからねぇ...武蔵丸もそろそろ危ないかも。
● 大相撲「公傷」制度撤廃へ、大関陥落は3場所負け越し
確かに休場力士が一場所に7人も8人もいるのは見苦しい。しかし、その対策が公傷制度の廃止というのは、ちょっと違うと思う。どちらかと言えば、半年〜1年ぐらい休んで、しっかりと怪我を直す余裕を保証するような制度が必要なのではないだろうか?現状では、中途半端なまま再出場を強行し、結局は怪我を悪化させてしまうような悪循環に陥っていると思う。
更には、怪我に強い身体をいかにして作り上げるかを、本当だったら追求すべきなんでしょうが。
● 31年ぶりの中国公演が決定 04年6月開催へ
来年は韓国公演と中国公演の二本立て。忙しいですね。
● 高見盛のクリアファイル 秋場所の来場者プレゼント
人気者、高見盛グッズをプレゼントしてくれるらしい。でも、月曜と火曜に限定。やっぱりお客さんが少ない時に配るんですね。