奉納相撲は正式には巡業とはみなされていません.というのも,「5,000人以上収容の体育館」だか何だか良くわかりませんが,面倒くさい規定があるために,神社の土俵はこの条件を満たしません.そのおかげかどうかは分かりませんが,靖国の奉納相撲は無料です.
だいたい,朝9時から幕下以下の力士の稽古が始まり,夕方3時には打ち出しです. これは,明け荷が日本通運の車から降ろされているところを写したものです.
巡業と同様,甚句や初っ切りもあるのですが,ここでは省略します.
顔見せ興業の要素が多分にありますから,関取の土俵入りがもちろんあります.このころは小錦もまだまだ元気な頃でした.
せっかくなので,小錦の取り組みを公開しましょう.朝乃若との一戦です.同じ高砂一門なので,取り組み内容よりもお客さんへのアピールを考えてのものだと思います.
政治家になった旭道山が元気に飛び跳ねている様子もあります.どうやら相手は土佐ノ海のようです.