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虚偽 「確実にはげると虚偽説明」=男性、アデランスと和解−大阪地裁  かつら業界最大手「アデランス」(東京都新宿区)で虚偽の説明を受け、不必要なかつらを買わされた などとして、大阪府の30代の男性が同社を相手取り、慰謝料など計300万円の損害賠償を求めた訴訟 は20日までに、同社が80万円を支払うことなどを条件に大阪地裁(田中俊次裁判長)で和解した。   訴えなどによると、男性は1999年2月、同社大阪本店で無料カウンセリングを受けた。 その際、担当者に「このまま何もしなければ数年後、確実にはげる」 と言われ、育毛ケアなどの契約を結んだ。さらに、かつらの購入を勧められるなどし、計約265万円を 支払ったという。  (時事通信 2002/11/20) 当ホームページからのコメント きょぎ【虚偽】「うそいつわり」「うそ」の意の字音語的表現。 このような話はごく日常的に起きていることで、当ホームページにはこの手の相談が一杯来ます。 この手の無料診断などに行った人から 「カウンセラーからこのまま行くと2年後には70%の確率でハゲますと言われました」 なんていう相談が来ますが、ハゲる、ハゲないというのを確率で表すことが出来るものでしょうか? 「今のうちに対策をしないとまずいと言われ契約してしまいました」 今回の判例だと「虚偽の説明」というのが問題とされていますが、それだけではなく”脅迫”的な 部分も問題視されて良いと思います。契約をしてしまう人は多くの場合、虚偽の説明に脅されて、 不安のあまりに契約してしまうものですから。 しかしこのようにこの業界で日常茶飯事のごとく行なわれていることが、法のもとに照らされて その行為の問題性を検証されるというのは、私たちにとってその結果が非常に興味深いところです。 しかし、争うことをせずに和解金を払って、事を処理した業界側も、あまりこのことが公になって 欲しくなかったのでしょう。一件の裁判の勝ち負けの話が、同じ経験をしている多数の人たちに事実 として伝わって欲しくなかったという意図のようなものを感じます。 同じアクションを多くの人が選択することを恐れているようにも思えます。彼らが恐れているのは 個人の裁判ではなくて、”扱っているものが効果のないもの”という事実が伝播し、市場ターゲット の人間に共通の認識になってしまうことなのでしょう。 もちろん、契約した人間にもその責任は問われると思いますが、溺れる者はわらをも掴むというたとえ もあります。悩んでいる人間というものは弱いものなのです、しかし、このようなことになる前に、まずは 相手が言っている事が嘘か本当か見分けることが出来るだけの見識を身につけることが大事ですね。 ちょっと冷静になれば誰でも彼らのロジックがおかしいことに気が付くと思います、騙しても良いから 契約させるということが正義という世界なんですから。