かつらについて

かつらは髪の毛が薄いということで発生するストレスをいっきに解消するための格好のアイテムだといえるでしょう。しかしその選択をしたために多くの人がひどい目にあった事実を知っておくべきだと思います。現在、日本のかつら市場のシェアは大手2社によって90%を占められています。またかつら産業は今や800億円産業として隆盛を誇っています。このように急激に成長した理由はその営業方法にあると考えられます。自らかつらを使用している事を公言してはばからない国会議員の栗本慎一郎氏も文章の中でかつら業界の営業方法のあくどさについて言及しています。現在、テレビでかつらや増毛法について頻繁に宣伝しているがさわやかなイメージやファッション性を前面に打ち出しているばかりでその実像をあまり伝えてはいないのが現状なのです。

かつらは、コマーシャルのイメージほど完璧ではない むかつく度 5
たとえば、知人のAさんは50万以上払って某有名かつらメーカーの製品を購入したがはっきりいってすぐかつらとわかるものでした。その点を担当の営業マンに話すと「それでは、そのかつらを下取りに出してもっと上位グレードのものにすればわかりませんよ」といわれ、70万以上のものにしましたがそれにしてもスポーツができないなど様々な不満が出てきました。そこで担当の営業マンに話すとまた上位グレードに買い替える事を進められるという有り様でした。かつらメーカーはこのようにうまく人の悩みを利用しながら売り上げを伸ばしてきたのです。本当に悩んでいる人なんかかつらの買い替えで500万以上の借金を抱え自己破産したケースだってざらにあるのです。このようなケースはそんなに珍しい事ではありません。以前は人に相談もできず泣き寝入りになるケースでしたが最近は被害が頻発するため大手かつらメーカーを相手どった被害者の会が結成され数々の裁判で戦っています。

増毛法は自然に見えるが維持が大変 むかつく度 4
増毛法といって、残っている髪の毛の根元に5〜7本の人工毛を結着させる、あるいは5から7本くらいの人工毛の房を地肌に貼り付けていくものをテレビでよく宣伝しています。これは仕上がりが自然なのだが維持費がかかります。なにせ人間の髪は毎日伸びていきます。そうすると結着した部分が髪の毛の成長とともに浮き上がっていくのです。当然不自然になって来るので結着し直さなければならない、また地肌に貼り付けるタイプなどは汗を書いたりすると2週間ぐらいで取れてしまいます。発生する人工毛の再結着あるいは再接着作業の手数料が結構高い。(一本いくらで勘定される)月々何万円もの維持費用が発生します。それに結着する元の毛が抜けてしまえばそれでおしまいなのです。まあ、金が有り余っている人ならともかく普通の人にとって維持していくのはかなり金銭的な負担になることは間違いありません。実際、これは売り上げを狙って開発されたというより客寄せ的なものであり、あまりの維持費の高さに驚くとかつらの着用の方が安上がりですといって結局かつらの営業をされるのです。

もしどうしてもかつらにするのなら
私達は調査した結果(栗本慎一郎氏も使用している)スベンソンというメーカーのものをお勧めします。この会社のかつらが他社のかつらと違う点はまずかつらの土台になる部分(薄いフィルム状の部分)がない事です。ここのかつらは碁盤の目のように縦横に交差したネットの上に(かつらの)毛が結んである仕様になっています。つまりかつらを着用している時でも自分の地肌とかつらの間にはネットしかないので地肌が蒸れる事がなく自然な装着感が特徴です。ただし栗本氏はこのスベンソンでもやはり問題があると書いていますが現時点ではこれ以上のものはないと言い切っています。(栗本氏もかなりかつらメーカーにお金をつかわされた様です)価格も上限で60万円と安くはないですが(価格はかつらの大きさできまる)スベンソンのかつらは一種類しかないので上位グレードのものに買い替えを勧められるという事もありません。このかつらは上に書いたネットを頭のサイド部分の残っている髪の毛に編み込むため月に一度はスベンソンで調髪(編み込み直し)を行わないといけません。(一回12000円)また編み込むための毛が残っていなければ使用できません。しかし一回編み込んでしまうと髪の毛が伸びて編み込みがずれて来るまでは着脱をせず連続装着したままでOKです。

かつらをつける事によって発生するストレス
かつらをつければ問題は解決するかというとそうでもなさそうです。私達の中にはかつらを使っている人はいませんが使用者に聞くとつけた事で違う種類のストレスが溜まるようになったといいます。彼らはは他人から見られる事のストレスが無くなった代わりに隠している事を知られることへの不安のようなストレスが発生するようになったといいます。具体的に言うと

社員旅行などに行った時自分だけ髪が洗えない(かつらにもよるが)
他人が自分のかつらについて気付いているのではないかという不安
といったものです。人によってはかつらにしてよかったという人もいますが多くの人は新たな悩みを抱えるというケースが多いようです。私達はどうしてもかつらを付けたいという人に反対はしませんがそのような新しい悩みが発生する事だけは知っていた方がよいと思います。かつらは使用するときよりも止めるときの方が勇気が要る事をお忘れなく。