About : HTML Application


HTML Applicationとは、JScriptやVBScriptなどの言語や、 各種ActiveXコントロールを用いて、 HTML(Dynamic HTML)を作成する感覚で、Windowsのアプリケーションを製作する事が出来る技術の事です。

HTAは基本的にブラウザ上で実行するHTMLファイルと同じなのですが、 拡張子を.htaとする事により、実行時にmshta.exeをホストプログラムとして起動します。 HTAでは通常のHTMLファイルなどと比べてセキュリティの制約が無い為 ActiveXコントロールなどが制約を受けずに自由に扱え、結果、 通常のWeb上ではセキュリティの問題で出来なかった ローカルファイルへのアクセスなど、クライアントマシンのシステムへのアクセスが可能となります。 (*裏を返せばオンライン上でActiveXの機能を無制限に許容した場合は危険だと言う事ですね...)

>>関連ドキュメント (Microsoftのサイトへ飛びます)
HTA概要
JScript Reference

■HTAの利点

HTAの利点はやはりなんと言っても、その開発のし易さでしょう。 スクリプト言語であるために、 開発には他のWindowsアプリケーション作成に必要な 高価な開発環境などを必要としません (有償の開発環境は今後登場する可能性はありますが、 それでもテキストエディタ一つで開発出来る点は変わらないと思います)。 また、プログラミング的にはHTMLと同感覚で開発出来るので、 Webページ製作経験者にとっては非常に入りやすいとも言えます。 (DHTMLやJavaScriptなどの知識は必要ですが)。 そしてデザイン面ではHTMLやStyleSheetを採用出来る為、 旧来のアプリケーションに比べ格段に柔軟性に飛んだデザインを簡単に実現できます。

■利用可能な環境

HTAは、Internet Explorer5.0以上がインストール済みの32ビットWindowsシステムで動作します。