ディテクティブ(探偵)カメラ


小西本店が輸入販売したウンゲル・ホフマン製ディテクチブ暗箱
明治30年「小西本店写真用品目録」より



     

明治39年4月 上田写真機店 「最新写真機」より




小西本店製のディテクチブ暗箱
「写真とともに百年」 小西六写真工業 p120より



小西本店製のディテクチブ暗箱の手本であるニス塗りコダック  
石黒コレクション蔵 撮影山岡功
「日本歴史シリーズ 第18巻 明治維新」 世界文化社  p21より




「写真とともに百年」の119ページのウンゲル・ホフマン製デテクチブ暗箱と書かれた図はツアイスのマノスで「日本写真史への証言(下巻)」の164ページに山崎四郎造氏の談として小西本店としてマノスは六号が月に3個、四号と二号のキャビネが合わせて6個作られたとの記述があるがこれはプラノカメラのこととおもえるその右の図がウンゲル・ホフマン製デテクチブ暗箱。(右の図に小西本店製デテクチブ暗箱と書いてあるのは誤)

「写真とともに百年」の122ページに小西本店輸入品(明治26〜35年)としてデテクチブ手提暗箱が載っていて、(独)ウンケル・ホフマン製が手札、カビネ判で小西製として手札、二枚掛、カビネが記されている。輸入品の一覧に小西製とあえて記載されているとおもうが、ミズカメラの場合と同様に詳細不明。





以下 明治28年 バルトン著 石川厳訳 「写真新書」より