明治45年 上田写真機店 「実地写真術」(国立国会図書館蔵) より複玉について |
|
|
|
|
複玉を大別し次の3種とする。 |
|
|
ペリスコープ |
画に歪みを生じない。充分に絞れば鮮明な写真を作ることができる。 |
|
|
アプラナート |
絞りを用いないでも中央部は鮮明で、周縁部もかなり鮮明な写真を作ることができる。 |
|
|
アナスチグマット |
中心部から周縁部まで広範囲に鮮明な写真を作ることができる。 |
|
|
|
接着アナスチグマット 3枚、4枚のレンズをカナダバルサムで接着している。 |
|
|
絞り開放で広面積鮮明な画となり、絞れば2倍ほどの広さの視角となる。 |
|
|
|
ダゴール、プロター、コリニア、オルソスチグマートなど |
|
|
|
|
|
不接着アナスチグマット 接着より安価。バルサムを使っていないので熱の出る幻燈にも利用できた。 |
|
|
セロール、シントー、ウノフォーカル、トリナー、ユリナーなど |
|
|
|
|
|
半接着アナスチグマット 前玉は不接着で後玉は接着である。 |
|
|
|
テッサー、ダイナー、ヘリアー、ダルメイヤー2類、カーファックなど |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|