昭和3年2月、旭日写真工業(株)製造の国産初の写真フイルム「菊フィルム」が生まれた。


 大正五、六年ごろ、小島正治という人が東京府下渋谷に小工場を建てて写真乳剤を研究していた。小島はふとした機会に六櫻社の江頭春樹を知り、協力してセルロイドに写真乳剤を塗布し、写真フイルムの製造を試みた。大正七年のことである。この実験は失敗に終わったようであるが、これがわが国における写真フイルムの研究のはじめであろう。 その後小島は、大正10年ごろ、坂口某とSK社を設立。 昭和8年に小島正治氏亡くなる。     「写真とともに百年」 小西六刊より 


FOTO STUDIO MARIE の歴史   http://www.nakamachi.gr.jp/marie/rekishi.html



SKと刻印されている六桜社のバレルHEXAR用黄色フィルター