1840年 フォクトレンダー社ペッツバール人像鏡玉
1841年 ロス社人像鏡玉
1866年 ダルメイヤー社人像鏡玉
1872年 モリソン(R.Morrison)人像鏡玉
モリソン氏はペッツバールの学説により、前玉が2枚密着、後玉メニスカス1枚の人像鏡玉を設計する。また前玉が2枚後玉が2枚それぞれ離して配置した、のちのゲルツ
セロール鏡玉に似ているが均斎式ではないものを設計し良質であった。
1875年 シュタインハイル社人像鏡玉
1875年シュタインハイル氏はペッツバール式であるが前玉後玉ともに2枚密着でありアプラナート(速直鏡玉)と同じようなの2つの人像鏡玉を設計した(速直鏡玉より明るく画角狭い)。ひとつはF3.5でもうひとつはF3.2である。F3.2の鏡玉はF3.5の鏡玉より球面収差をよく修正してあり像面彎曲も少ないが、非点収差は大きい。
1878年 フォクトレンダー人像鏡玉
フォクトレンダー製ペッツバール式人像鏡玉が設計変更され後玉の2枚も密着鏡玉となった。(設計者の揚言する所によれば、此の鏡玉はペッツバール人像鏡玉よりは明るく、歪曲少なく、かつ映像は広く鮮明なるものなりと。然れどもそれにもかかわらずその製造は継続せずして止みぬ。 明治41年「写真鏡玉」より)
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ロス製人像鏡玉
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ブッシュ製ペッツバール式人像鏡玉 |
フォクトレンダー製改良人像鏡玉 |
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