2代目タイガーがデビュー第2戦の84年10月5日、横浜文化体育館でのJ・エストラーダ戦のフィニッシュとして初公開した。コーナーポスト上段からの回転式背面ボディアタックで、いわゆるプランチャ・コン・ヒーロだが、実は三沢は素顔の若手時代からこの技を得意にしていた。ウルトラ・タイガードロップなるネーミングは日本テレビの実況によるもので、原作版に同名の技が登場することにちなんだが、実態は全然違う技である。これを場外の相手にトップロープ上から見舞うのが、同じくこの試合で初公開されたタイガー・プランチャ'84である。
なお引退した新日の畑が、ロープに振った相手にカウンターで当てる形の技を得意にしており、こちらはローリング・バックアタックと呼ばれていた。