2010/01/28
ジェイムズ・メレディス
|
この前、ビリージョエルの We didn't start the fire のことを書くとき歌詞を見ていて気になったことがありました。はじめにPigというのが目について、豚インフルエンザワクチンの事件のことかと思いましたが、"Bay of Pigs Invasion"とのことで、全く関係ないものでした。そもそも豚インフルの豚はswineだし、そんなの歴史的事件にならないか(^^;。
そのピッグス湾侵略の翌年の1962年に信じられないことが書いてありました。"Ole Miss"と呼ばれるミシシッピ大学でのこと。はじめて受け入れらる黒人の登校が大騒動になり、軍隊に守られながら教室へ向かったというのです。その黒人が表題のジェイムズ・メレディスでした。
彼のことがここに詳しく出ています。 http://www2.netdoor.com/~takano/civil_rights/civil_10.html アメリカの公民権運動については少しは知っているつもりでいたけど、ずいぶん前の事のつもりでいたなぁ。僕が物心ついた頃には既にアメリカは模範的な道徳を備えていると思っていたからねぇ、、、。(アメリカは自由の国や民主主義の国ではなく、ただのアメリカ主義の国であることに、そのうち気付くようになるんだけどね)
だけど、実際には1960年代にはまだアメリカ合州国は人種差別に患い、闘っていたんだな、、と。
でもね、これ読むとショッキングだよ。そうか、実はつい最近の出来事なんだ、、、って。Martin Luther King, Jr.の暗殺って英語の教科書に出ていたので随分前だと思っていたけど、これも1968年なんだよね。 (これを最近というと、歳と言われるのかな。僕はこの数年後産声をあげます(^^;))
ブッシュJr.が再選された時、アメリカ国民の民意にとても失望したけど、あの時ボストンにいる後輩からのメールにも非常に悔しいと書かれていました。彼女はそういうことを話題にするような子ではありませんでしたが、ブッシュの南部の保守派の悪い部分をイメージさせる愚かなふるまいや、ボストンという土地柄が彼女をそうさせたのだろうなぁと思いました。 僕自身も失望と共に、アメリカはまだアメリカなんだなぁ、、と納得した部分もありました。
そういえば、ずいぶん前のHPに出していた学生時代に感じたアメリカのことがリンク切れになっていたので、備忘録としてリンク張っておきます。今読むとわかりにくい、、、見づらい、、(^^;。 Episodes in America
PS.アメリカ合"州"国というのは本多勝一からね(^^;。
| |