DFDの4つのモデル
- DFDの4つのモデルは、次の通りです
- @現行物理モデル・・・現状のままをDFDで表現します。
- A現行論理モデル・・・現行物理DFDから「物理的なこと」「恣意的もの」「不要な
もの」を除外して、現状の「真の姿」をDFDで表現します。データについては、デ−
タディクショナリの作成やIO関連図を作成して、必要なデータを抽出します。その上
で「正規化」を行います。
- B将来論理モデル・・・システム化したい要件を加味して「あるべき姿」を設計し、]
DFDで表現します。この場合コンピュータは前提ですが、どう業務をコンピュータに
実装するかは決定していません。業務をまず確定します。勿論データについては「正規
化」を行います。
- C将来物理モデル・・・将来のあるべき業務をコンピュータにどう実装するかをDFD
で表現します。

これらのモデルは、順番に作成します
現行論理モデルと将来論理モデルの間に「システム化要件」を検討し、
それを加味して将来論理モデルを作成します
現行論理モデルと将来論理モデルでは、データ構造の正規化を行います
- これら4つのモデルを必ずしもすべて作成する必要はありません
・現状がよく理解されている場合は、現行物理モデルか、現行論理モデルの作成を省略します
以上