革嶋城
 
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TOPページ >第二回:革嶋館跡、発掘出土品
説明会09
 
説明会10
説明を聞いていらした見学者の方に、
直接手に取っていただき写真を撮りました。
大きさが分かるとおもいます。
●今回発掘品石包丁
出土品で一番古い時代弥生時代に使用された手道具。名前は「石包丁」ですが、使い道は料理ではなく、実った稲穂を部分的に刈り取る為に使用したと所員が説明してくれました。


説明会11  
説明会12
●古墳時代の土師器
今回の公開説明会ではじめて土師器と須恵器の違いがわかりました。技法としては縄文・弥生時代と同じ伝統の素焼き。粘土を細い帯状にして形をつくっていく。色は茶褐色。素焼きなので酸素が多く、温度も700〜900℃で焼成。
  ●平安時代の須恵器
今回の公開説明会ではじめて土師器と須恵器の
違いがわかりました。須恵器は土師器と同じ古墳時代からありますが、日本独自の技法ではなく、百済から伝えられた工法で、色は灰青色、野焼きではなく、窯で焼くので土師器よりも堅く高級感があります。ろくろを回して壺や皿、食器、茶碗等を作ります。百済からの工法です。所員もこの当時は韓国・中国は文化的にははるか日本を凌駕していましたと、力強く言ってました。