SAMBAのインストール記 Part.2

今回は、portsを利用して最新のSAMBAをインストールする事にしました。
最新のportsを

http://www.jp.freebsd.org/www.freebsd.org/ja/ports/index.html

からダウンロード(インストールの時点では,samba-1.9.18.1が最新)して展開しインスー
トルを行います。

このバージョンのSAMBAには、あらかじめDESライブラリ(NTの認証暗号化に使用され
ている)が含まれていてSAMBAインストール後にsmb.confを修正することによって簡単
にNTのSP-3以降でデフォルトになっているDESを使った認証を行うことができるように
なっています。

インストールは、展開したportsを使って、ただ単に

#make

#make install

を行うとDES認証に必要な物も含めて自動的にSAMBAをFreeBSDへインストールする
ことができます。
このときに、smb.confの雛形(/usr/local/etc/smb.conf.default)が作成されるのでそれを
copyしてsmb.confを作成すれば特になやむことなくSAMBAを利用することができるよう
になってます。
このへんはとても便利になってますネ。
/usr/local/etc/rc.dのしたにSAMBA起動用のスクリプト見本samba.sh.sampleが作成
されているのでこれをsamba.shに変更しシステムをrebootすればSAMBAが起動します。

WinNTとDESを使って認証を行うためには、smb.conf中のコメントアウトされている

[global]

# Security mode. Most people will want user level security. See
# security_level.txt for details.
security = user

# You may wish to use password encryption. Please read
# ENCRYPTION.txt, Win95.txt and WinNT.txt in the Samba documentation.
# Do not enable this option unless you have read those documents
encrypt passwords = yes

の2行のコメントを外してやるだけでOKです。
あとは、

#smbpasswd

を使って実際にNTから利用するUSERのlogin-ID,PASSWORDを設定すれば後はNT
側のネットワークコンピュータ、またはexplorerから[ネットワークドライブの割り当て(M)]
を行うとによって通常のドライブと同様に使用することができます。


次へ ホームページへ もどる