エキゾチック・イスタンブール
1997年夏、5年前に一緒に英語を教えたカナダのステファンがトルコ人女性と結婚するということで、家内と一緒にイスタンブールに行くことになりました。
飛行機は、安い、早い、うまいの牛丼的三拍子揃った航空会社がよいと思っていましたところ、韓国のアシアナ航空が名古屋からソウル経由でイスタンブールに出ていることを知り予約しました。
この航空会社大変サービスが良くて次回も是非使いたいと思いました。帰りのソウルのトランジットホテルはラマダオリンピアという高級ホテルで、おまけにディナー朝食ともサービスで文句なし。
イスタンブールに行くなら時間的にも直行便をのぞけば最短でいけます。
さて、私たちは8月25日に名古屋を発ち9月3日に戻ってきましたが、
この約7日間にイスタンブールに滞在して体験したこと感じたことをつづります。
イスタンブールで味わった




(1)どこに行っても出てくるのがチャイ。紅茶を、ちっちゃなグラスに入れて出してくれるのが洒落ている。
とても気に入ったので、様々なティーの葉っぱと2段重ねのチャイ用のポットをエジブシャンバザールとその近くの金物屋で買いました。
(2)
トルコ料理はいろいろ食べましたが、ケバブが一番自分の口には合いました。一緒に飲んだのはヨーグルトジュースのようなアイランです。
塩がふってあるので少ししょっぱいのですが食事に合うように思いました。地下宮殿を出たところのメドゥーサというレストランにて。
(3)黒海へ行くボートの中で食べたカンリカヨーグルト。これは格別おいしかった。
(4)スルタンアフメット近くの路地を入ったレストランで食べたピザです。こいつも値段が安い上に結構いけました。200円ぐらいだった。
イスタンブールで眺めた




(1)アヤソフィアの壁にかかれたイエス。
ブルーモスク、トプカピ宮殿、スレイマンモスク、ドルマバフチェ宮殿等々イスタンブールには見るべき名所が数々あるが私はアヤソフィアが一番感動いたしました。
ビザンチン帝国時代は教会、オスマン帝国に占領された後は、壁画をすべて塗り消されてミナレットを加えられてモスクとして使われていたものです。
この建物を上回るモスクを造るのはスレイマン大帝時代の天才建築家シナンにとっても至難の業であったのは想像に難くありません。(洒落のつもり)
(2)ボスフォラスから臨むドルマバフチェ宮殿。内部の様式はバロック、パリのベルサイユ宮殿のような華やかさを持ち4トンもあるシャンデリアと宮殿からのボスフォラスの眺めに感動しました。
国民的英雄ケマル・アタテュルクは、ここで初代大統領として仕事をいたしました。
元々はトプカピ宮殿のあと19世紀に新市街にスルタンの宮殿としてたてられたものなのでハーレムも付属しています。
(3)(4)
私たちの泊まったホテル「ロイヤル」はラーレリ駅の近くにあるラーレリジャミイです。
ほかのモスクと違って観光化されていませんので、人気もなく日本のお寺のような静けさがありました。
この建物の地下には小さなバザールがあってここでトルコの帽子を1ダースもおみやげに買ってしまいました。
イスタンブールで買ったもの




(1)トルコといえばチャイ。チャイといえば2段重ねのポットです。入れ方は、下の方のポットで熱湯を沸かし上のポットにお茶を入れる。
下から上に熱湯を注いで作る。というものです。濃すぎた場合はしたから上へお湯を注いで調節します。
エジブシャンバザールの入り口付近の金物やで買いました。
周りのカップはグランドバザールで買ったトルココーヒー用のものです。トルコではトルココーヒー以外のコーヒーはネスカフェというらしい。
(レストランのコーヒーの表示はなぜかいつもネスカフェでしたから、、、)
(2)ラレリーモスクの下にあるバザールで買ったトルコ帽。値段交渉の末15個も買う羽目になってしまいました。
いろいろな方にお土産として差し上げることになりました。下のミニ絨毯はグランドバザールにて入手。
あと、1畳ぐらいの手作りのキリムを2枚かいました。
(3)グランドバザールからエジプシャンバザールに抜けるとおりの卸のお店で買ったチェス、バックギャモンボードです。
上にのっているのは小物入れ、模様がとてもきれいです。しかし作りは今一つ。
(4)ブルサで買ったタオルとハマム用の手袋。これで毎晩、次男の文俊に背中を流してもらおうと思いましたが素直にやってくれたのは、結局帰ってきた夜だけでした。
目玉のようなものは有名なトルコのお守りイーブルアイです。魔除けになるそうです。
イスタンブールで異文化体験




(1)チャンベリタシュ駅の近くの同名のハマムに行きました。何しろ初めての体験ですからおっかなびっくり、ステファンが一緒でしたので大変心強かった。
しかし彼は人がいいのでチップを2ドル要求され気前よく払ってしまい僕にも払ったらとすすめ、結局払ってしまった。
入り口には、チップ込みとあったんだがなー。
2回の小部屋で裸になって麻の腰巻きを巻いて階下に。最近腹がかなり出てきて悲しい気分でしたが、このときばかりは良かったよかった。
さて、記の扉を開けて中にはいると頭を洗ってもらっている人が数人降りました。さらに屋に行くと円形の大理石の台(直径6メートルぐらいかな)に数人が寝転がっている。
私もこわごわ腹這いになると大理石が程良い熱さで汗が出てくる。少しするとマッサージとかいって腹が目茶出たトルコ人のおっさんがやってきました。
入り口でもらったジェトンを渡すと、仰向けになれとかいっているらしい。ひっくり返るとなんとおじさんは私の手をクロスさせて上から思いっきりぎゅっと押したのであった。
ボキボキボキ、骨が折れる、いや体のきしむ音が聞こえた。さらに、チキンとなす料理で腹が一杯の私のおなかをぎゅうぎゅうと押したその手が今度は私の腿とふくらはぎをもんでいる。
なんやねんこれは、俺をどうしようというねん。と苦しいときはいつも関西弁で考えてしまう私の頭に突然冷たい水の怒濤の攻撃。
しかしその後のアワアワの体スリスリは気持ちのよいもので、やっぱりハマムを体験してよかったな思う私であった。
値段は12ドル。入り口に日本の番台のようなものがあり時計がかかっているところやジュースを売っているところも日本の銭湯そっくりだった。
風呂から出るとまた小部屋で一休み、その後私は生オレンジジュースを飲みながら一休み、ステファンはひげを剃ってもらっていました。
(2)トルコの貨幣単位はリラです。どのお札にもトルコの英雄ケマル・アタテュルクが乗っています。
1米ドルが16、5000リラですからお金を数えるときはほとんど天文学的数字です。
おまけに私は米ドルをかなり持っていって併用しましたのでとてもよい算数の勉強になりました。
一番大きなお札が500万リラで日本円にして3500円ぐらい。両替すると百万長者になったような気分です。
でもすべてが目茶安というわけではありません。グランドバザールなどは観光客と見るととんでもない値段をふっかけてきますから日本の常識で買い物をするとひどくぼられること間違いなしです。
(3)モスクの周りにあるこの一対の台はなんでしょう。
決して腰掛けてはいけません。これはベンチではありません。
お葬式の時に遺体を載せる台だそうです。でも、ここに横になって昼寝をしたら、、、、不謹慎なことを考えてしましました。
(4)黒海の見える古城の脇の草原でこんな蝶が吸蜜していました。
クモマベニヒカゲをちょっと大きくして派手にしたような蝶です。日本なら高山蝶といった感じですが海抜200メートル程度の山です。
ヒメアカタテハも飛んでいました。こんなところまで来てもナチュラリスト根性が出てしまいます。
イスタンブールで出会った人々




(1)イスタンブールから約4時間のところにある都市、ブルサのバザールのタオルやさん。とても感じのよい人でした。
私の持っているソニーのビデオの一世代前のものを持っているらしくインフォリチウムバッテリー、スタミナバッテリー
といろいろ質問してきました。元々英語教師をしていたということで大変英語も上手な人でした。
ハマム用の手袋をおみやげとして2ダース、それからブルサの名産タオルも2ダース買っていろいろおまけを付けてもらって30ドルでした。
(2)ホテルで頼んだツアーのガイドのカン君。朝ワゴン車で運転手が迎えに来る。なんとツアーは私たち夫婦だけ、こんなんで大丈夫かなーとちょっと不安に思いましたが、
人柄もよく英語もかなりのものでいろいろと親切にしてくれました。大学生で夏のアルバイトで2ヶ月で40回ぐらいこのようなツアーをしているらしい。
コンピュータに詳しいので結構そっちの方で花が咲いた。ブルサではグリーンモスクを見学。
お昼に食べたイスケンダル・ケバブはなかなかでした。
(3)市内を案内してくれたガイドのイッサン。彼の英語は聞き取りやすく、解説もわかりやすかった。トプカピ宮殿のガイドのおっさんは、スーパーマリオみたいで博学であったが、発音がもう一つで一緒に回ったステファンをはじめとするカナダ人たちも何度も聞き返してました。
(4)ステファンとチェリージュース売りのおじさんと家内です。
このおじさんとても人が良さそうな人だった。しかし、チェリージュースのコップは一つしかなく、飲んだあとは簡単に水ですすいでまた使い続けるのであった。
しかし、私のおなかはなんともなかった。