タイガー・スープレックス'84

猛虎原爆固め'84

初期の2代目タイガーがフィニッシュホールドとして多用した技で、84年8月26日、田園コロシアムでのL・フィエラとのデビュー戦で初公開した。ダブル・チキンウイングからのジャーマン・スープレックス・ホールドという意味で、実質的には初代のタイガー・スープレックスと同じ技と言っていい。一部では「初代は自分の両掌を相手の背中に当てて投げるが、2代目は握り合わせていた」などと厳密な違いを指摘する声もあるが、私見ではこの程度なら単なる「癖」に過ぎないのではないかと感じる。なおこの当時2代目は「毎年1つずつ新型スープレックスを公開していく」と公約しており、これがその第1弾だった。