<資料>愛知県の教頭・教務主任・校務主任の授業持ち時間数の実態統計一覧表ここからもクリックして一覧できます。
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この賃金格差は,根拠のある資料に基づいて算出したものです。想像ではじいた数字ではありません。詳しく知りたい方は,中島教労組の配布物・機関誌等をご覧下さい。
『1996年版 検証 愛知の学校』(編集 愛知県教職員労働組合協議会 調査部)より資料抜粋
<関連資料・月額賃金格差>
月額でこんなに差があるのだから,管理職は,せめて毎日,学校の開錠・施錠ぐらいやるのはあたりまえではないでしょうか?!
授業もやらず,補欠授業にも行かず,週番もやらず,部活動もやらず…,全校の児童・生徒の前で教養にあふれた心の琴線に触れる話をするのに何ら工夫した努力の跡もなく…。
管理職と一般教員との賃金格差(管理職が月々いくら多いか…差額!!)
給料(円) | 管理職手当(円) | 調整手当(円) | 特別手当(円) | 差額合計(円) | |
教頭48歳 | 4,568 | 60,866 | 6,543 | 600 | 72,577 |
教頭52歳 | 10,452 | 63,037 | 7,349 | 1,300 | 82,138 |
校長53歳 | 21,448 | 99,720 | 12,117 | 2,000 | 135,285 |
校長60歳 | 32,420 | 105,700 | 10,822 | 2,600 | 151,542 |
(注)
暴風雨・災害時には,校長と教頭だけで学校に寝泊まりし,卒業式前後の学校の「警備」も校長と教頭だけでやるのが,管理職の管理職たるゆえんではないでしょうか。
この賃金格差は,根拠のある資料に基づいて算出したものです。想像ではじいた数字ではありません。詳しく知りたい方は,中島教労組の配布物・機関誌等をご覧下さい。
『1996年版 検証 愛知の学校』(編集 愛知県教職員労働組合協議会 調査部)より資料抜粋
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<資料>教頭の授業持ち時間数;教務主任・校務主任の授業持ち時間数の統計一覧表とその「中間管理職」化の実態ここをクリック
『1996年版 検証 愛知の学校』(編集 愛知県教職員労働組合協議会 調査部)より資料抜粋
したがって,中島地方以外のほとんどの管区では,教頭は少ないところで一週間に2時間。だいたい6時間前後で,多いところでは9時間の授業を受け持っています。これが愛知県の実態です。中島地方の教頭がゼロ時間というのは県下でも突出していてあまりにもひどすぎます。
部活動もやりませんし,週番活動もやりません。任意団体にすぎない「教頭会」やその役員会を授業時間中にもっています。そうやって,学校をあけることも多いのです。児童・生徒との接点を極端に少なくしておいて,ほんとうに学校教育に責任を負っていけるでしょうか。
ところが,中島地方では,学校の規模によってもちがいますが,教務主任・校務主任の一週間の授業持ち時間数は,大半は6〜8時間程度でしかありません。他の管区では,だいたい12時間から20時間で,多いところでは,24時間というところもあり,学級担任を持っている教務主任・校務主任もいます。ここでも,中島の実態は際立っています。
この教務主任・校務主任の持ち時間数の極端な少なさは,教頭のそれと同じく,必然的に他の一般教員の持ち時間数の負担の増加という方向へしわ寄せとなって表れます。管理職は,教務主任・校務主任の授業持ち時間を少なくして,いわゆる『四役』の中へ抱え込み,職場によっては職員に対して暗に「教務先生」・「校務先生」と呼ばせるようにしているところがあることから見られるように,事実上「中間管理職」と位置づけており,一般の教員の多忙化は,こういうところからも拍車がかけられています。
教頭はさておいて,そもそも教務主任・校務主任についてはどういう人が教委から任命されるのか,任用の基準がまったく明らかではありません。情実で任用されていると憶測されても仕方がありません。わたしたちは,その基準を天下に明らかにするように,教育委員会・教育長,校長会長に申し入れを行い,その回答を求めています。
『1996年版 検証 愛知の学校』(編集 愛知県教職員労働組合協議会 調査部)より資料抜粋
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