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ADSL導入記
ADSLとは何がいいの?ADSL(Asynmetric Digital Subscriber Line)は一般家庭に引かれている電話線を使ってそれまでより高速な常時接続を実現する技術の一つです。なぜ、ADSLが注目されているのでしょうか? 常時接続 高速通信 低料金 ADSL以前僕が初めてパソコンをネットにつないだのは1995年頃、ニフティサーブでの電子メールでした。インターネットにメールを出すときには"INET: "と頭に付けていたころです。モデムは外付け28.8kbps。その後パソコンを買い替えたときに56kbpsになりましたが、電話代や通信費が多少安くなっても、家でWebを見るときは「早く読まなくちゃ」「とりあえずダウンロードしなくちゃ」「電話がかかってきそうだからネットできないな」と穏やかでない気持ちでいなくてはいけなかったのです。 ADSL以前の僕の通信環境は
でした。個人ユーザーとしては平均的では? 導入の決断そもそもISDNは、基本料金から付加サービスまで高いことや、速度のメリットもそれほどないことから、あまり興味がありませんでした。自分にとっては24時間常時接続可でないと、わざわざ乗り換える意味がないと思っていたのです。ADSLという技術に関しては2000年夏ごろに知りましたが、サービス提供地域が限定されているなど、試験段階という印象だったのです。秋ごろになってテレ朝のニュースステーションやテレ東WBS(ワールドビジネスサテライト)で紹介されるようになり、次第にNTTによるISDN推進策の矛盾が社会的にも浮き彫りになりました。 きっかけは2001年3月の引越でした。前の住居もサービス圏内には入っていたのですが、今のプロバイダがサポートしていなかったので様子見。ちょうど使っているプロバイダが3月から料金を月6500円→5800円に値下げしたので、新居でADSL導入を決めたのです。 このころはユーザにとっていろいろニュースがありましたね。 ・サービス地域大幅拡大、加入者急増 ・値下げ&高速化! ・ADSLモデムのユーザによる宅内工事可能に ・ADSLモデム買い取り可能に |
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