(昭和34年頃)
大夕張では,いたるところに湧き水がありました。湧き水が道路を流れ,でこぼこになっているような道や,いつも湿っていて水がたまっているような場所がたくさんありました。後年,大夕張を訪れた時,かつての大夕張神社の参道の鳥居があったところに行くと,そこは,崖の上から流れてきた湧き水が大きな湿地をつくっていて,それを見て大勢の人が住んでいた時はもっと小さかったのになあ,としばらく感慨にふけっていたことを思い出します。子供の時分,身の回りのあちこちに,水が湧いていて,自然にそれを利用していました。遊びに,手洗いに,のどが乾けば,よく手ですくって飲んでいたものでした。
そんなところは,春が近づき暖かくなると雪の下の方から雪がどんどん溶けていきます。雪を掘っていくと,シャーベット状の雪があらわれ,それを使って水遊びとも,雪遊びともつかぬ,冬も最後の遊びに没頭するのでした。
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