1998年1/20 ラブリー発情始まる。3歳を過ぎたので今回が最後のチャンスと思い、ボンゴにも気合いを入れるように励ます。
1/30 昨日あたりからボンゴの興奮の度合いが大きく、本で得た知識でも出血後10日前後が交配にもっとも適した日でとのこと。
ボンゴとラブリーをいっしょのケージに入れてみたが、やる気満々のボンゴに対してラブリーは拒否の姿勢、それでもボンゴがしつこく迫るとラブリーが唸る。
ボンゴは何度もマウンティングを試みるが、怒ったラブリーがボンゴの頭にマウンティングをやり返す。
仕方がないので、助っ人として私がケージに入りラブリーを抱え込んでしっぽを掴んでボンゴのマウンティングをアシスト。
格闘すること約5分。ラブリーは座り込んだりしっぽを丸めたり、さすがの私もラブリーに同情。でも絶対交配するぞと決意は曲げない。
しかし、援助のおかげでボンゴ何とかマウンティングに成功。これってひょっとして援助交配。更にロッキングに約10分間。
意外にうまく行ったのでびっくり。僕ってブリーダーになる才能があるのかも。しかし、ラブリーに対してはちょっと罪の意識も、、、、
1/31 翌日も念のためもう一度前日と同じことを繰り返す。今度は短時間でうまく行った。
きっと交配できたはず。とらぬタヌキの皮算用ならぬ生まれぬラブの子犬のなんとやらをする。
チョコラブが生まれるといいなあ。(一応遺伝のお勉強を本でする。チョコラブの出る可能性も低いがあるようだ。)
早速フードをサイエンスダイエットグロースに換えることにした。
2/20 この3週間、フードを変えたせいかラブリーの食欲が進む。心持ちおなかがぼってっとしてきたような。
2/21 なぜかラブリー食欲進まず。朝食を半分以上残し、夕食はまったく食べなかった。
むむむ、ひょっとするとつわりかも。(それとも、うそいつわり。???)
2/23 相変わらず食欲不振。散歩中、頻繁におしっこ。草をしきりに食べたがる。
2/24 フードを少な目にして残りのおすましをたっぷりかけてやると全部食べた。
これは、ひょっとすると単なる贅沢病か。やっぱりうそいつわりだったのか。
夕食でもチーズをトッピングしてやるとがつがつ食べた。
2/25 食欲戻る。ヒップのあたりが太ってきた。
2/26 ジャンプするとき重たそうで、以前と違うと、遊びにきた子供たちが言う。
乳首が少し大きくなってきたように感じられる。
ほぼ妊娠を確信する。
3/1 相変わらず食欲旺盛。グロースにレバービーフ缶を足してあげる。
3/2 かかりつけの木下動物病院に連れて行く。超音波検査器で妊娠が確認された。
やったー。久しぶりに子供ができてうれしい。なんか本当に父親になったような感じ。
家内と犬の出産と子育てのビデオを動物病院にて見る。犬の妊娠期間は63日前後だから、出産予定日は4月の初めごろ。
カルシウムをたくさん取らせるようにとのこと。
病院から帰って、ボンゴにおまえもいよいよ父さんだよと伝える。ボンゴはちぎれんばかりにしっぽを振って喜びを表していた。(あ、いつもそうだったかもしれない。)
3/14 ラブリーのおなかが日々に大きくなってきたのがわかる。乳首も大きくなってきた。
特に後ろ足付近の一対のは全体的に盛り上がってきたようである。(本日恥ずかしがるラブリーにお願いしておなか
とお乳の写真を撮った。食欲も旺盛だが、レバービーフ缶とイワシをおまけにあげているのでちょっと贅沢病かも、、、
胎動がわかるのは1週間後ぐらいだろうか。
以下、ラブリーへのインタビュー。
Master:ラブリーちゃんご懐妊おめでとう.
Lovely:もー。今日はとっても恐かったわ。だって木下先生ったら、ねばねばしたものを私のおなかに塗って機械を押し付けるんだもん。
Master:いや、あれは超音波でおなかの中を見る特別な装置なんだよ。
Lovely:あ、そうだったの。でも、こわくてこわくて。またしっぽがお尻の中に丸まっちゃったわ。
Master:あ、ボンゴとの交配のときもそうだったね。あれにはまいったよ。結局僕が手伝ってあげてボンゴが何とか、、、、
まあ、サッカーで言えばアシストってとこだね。
Lovely:とにかくかわいい小犬がおなかにいっぱいいるって事が分かったんでうれしいわ。
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