初代タイガーマスク、藤原に敗れる(3.19)
「週刊プロレス」誌3月26日増刊号(No.966)などによれば、11日、横浜アリーナで開かれた「第2回メモリアル力道山」で初代タイガーマスクは藤原喜明(藤原組)と対戦、10分56秒、ヒールホールドによるレフェリーストップで敗れた。初代タイガーは掣圏道のスーツを着用、マスクは入場時のみ着けたようだ。なお両者の第1次UWF設立以後のシングル通算対戦成績は、初代タイガーの3勝4敗1引き分けとなった。
タイガーマスク、NWA世界ミドル級王座奪取ならず(3.19)
「週刊プロレス」誌3月28日号(No.967)などによると、11日のみちのく岩手・矢巾町民体育館大会で、タイガーマスクはT・G・サスケの保持するNWA世界ミドル級王座に挑戦、14分48秒チキンウイング・フェイスロックで敗れタイトル奪取に失敗した。タイガーがサスケに敗れたのは97年12月26日、米ECWのニューヨーク大会以来約2年3ヶ月ぶり。両者の国内外シングル通算対戦成績は、これで3勝3敗2引き分けの五分に戻った。
タイガーマスク対ライガー戦決定!(3.6)
当サイトからもリンクしている「みちのく♀より愛をこめて」によれば、4月1日、仙台市体育館での「Super J-CUP 3rd. Stage」1回戦メインエベントで、タイガーマスク対獣神T・ライガー戦が発表されたという。言うまでもなく両者は初対決。タイガーにとっては出会い頭に優勝候補のライガーを迎えることになり、正に試練の1戦となった。しかしこれをクリアすれば、一気に優勝戦線に躍り出ることも間違いないだろう。1回戦の中では文句なしに最注目のカードであり、タイガーには勝敗を超えて、インパクトの強い試合を心がけてもらいたいものだ。
ちなみに歴代タイガーマスクの中では、3代目がライガーとシングルで1勝2敗の成績を残している。ライガーは初代タイガーマスク以後のジュニアの歴史を塗り替えた存在だけに、今後のジュニア戦線の中核を担うタイガーの挑戦は意義深い。
初代タイガーマスク、藤原と対戦へ(2.22)
「日刊スポーツ・BATTLE INFO」などによれば、力道山OB会&プロレスは21日記者会見し、3月11日、横浜アリーナで開く「第2回メモリアル力道山」の全カードを発表。その中で初代タイガーマスクは藤原喜明と対戦することを明らかにした。両者の対戦は97年10月12日、両国国技館での梶原一騎没後10周年追悼記念興行「'97格闘技の祭典SPECIAL」でのS・タイガー対藤原戦以来、約2年5ヶ月ぶりだ。このときは「UWF最強決定戦」と題され、ノーコンテストから2度の延長を経ても決着はつかなかった。第1次UWF設立以後、両者のシングル対戦成績は3勝3敗1引き分けとまったくの五分であり、「Uの原点」とも言うべき黄金カードに遂に決着がつくのか、注目される。
ちなみに96年の第1回大会では初代タイガーマスク対タイガーマスクの初対決がラインナップされ、初代タイガーが銀のマスク&コスチュームを初披露、以後の本格カムバックの端緒となったことは記憶に新しい。また97年末、同会が主催した上田馬之助激励興行でも、やはり師弟タイガーの対決が組まれている(但し、初代タイガーはタイガーキング名義)。今大会にもみちのく勢が参加するものの、タイガーマスクは残念ながら下記の岩手・矢巾町大会でのNWA世界ミドル級王座挑戦と日程が重なってしまい、出場は叶わなかった。
なお初代タイガーの試合出場は昨年12月5日、掣圏道の滝川大会以来3ヶ月ぶりとなる。
タイガーマスクのイベント情報(2.18)
「週刊プロレス」誌2月29日号(No.962)によると、「SUPER J-CUP 3rd. STAGE」の入場券特別先行販売イベントとして、タイガーマスクは25日午後6時半から東京・水道橋の「プロレス・マニア館」で、購入者を対象にサイン会を開くという。同イベントにはT・G・サスケ、G・浜田も参加。問い合わせはみちのくプロレス(019−626−1333)へ。
また3月12日、八戸市の「ローズガーデン」(0178−44−0041)と同17日、東根市の「パンプキンハウス」(0237−48−1929)で、タイガーマスクとの交流会がそれぞれ開かれる。いずれも試合終了後を予定し、前者にはJ・フラッシュ、後者には藤田穣を帯同するとのことだ。
タイガーマスク、PWIトップ500で135位に(2.18)
「The Wrestling News Page(TWNP)」によれば、米誌「Pro Wrestling Illustrated」が選ぶ1999年度のトップ500で、タイガーマスクが135位にランクインしたという。タイガーは95年の298位に始まり、96年293位、97年274位、98年140位と、デビュー以来5年連続でランクアップを果たしたことになる。
ちなみに1位は今回もS・オースチン、2位はR・V・ダムだった。タイガーの前後にランクインしている目ぼしい顔ぶれを挙げると、130位nWoスティング、131位中西、133位C・キャンディード、134位K・ハヤシ、138位S・ブラックマン、140位S・スタージャックといったところだ。
以下、他にランクインしている日本人レスラーを列挙する。3位三沢、7位武藤、11位川田、15位ライガー、24位小橋、28位金本、35位秋山、38位ハヤブサ、41位小川直、43位大仁田、48位サスケ、51位田尻、54位蝶野、55位カシン、59位田上、72位天山、77位永田、80位大谷、86位田中将、87位デルフィン、96位佐々木、101位天龍、103位CIMA、107位サムライ、111位TAKA、112位高岩、115位浜田、122位東郷、144位小島、151位新崎、163位船木勝、170位馳、180位テイオー、183位冬木、196位浪花、198位薬師寺、200位星川、204位藤波、239位越中。
タイガーマスク、「J−CUP」出場へ!(2.12)
「みちのくプロレスホームページ」によれば、4月1日・仙台市体育館と9日・両国国技館で行われる「Super J-CUP 3rd. Stage」に、タイガーマスクの出場が正式決定したという。同イベントは16人参加のトーナメント形式が予定されており、ほかにみちのく代表としてT・G・サスケ、G・浜田の参加も決まった。残る13人は他団体からの選考となり、後日発表されるとのことだ。
昨年の実績からすればタイガーの出場は当然であろう。かつて第2回大会では、開催団体のWARがタイガー出場を要請したものの、デビュー直後だったことからみちのく側が断ったという。この間、タイガーがジュニアのトップクラスに成長したことが改めて証明された形だ。タイガーにとってメジャー団体への参戦は今後の大きな課題であり、今回のイベントはその一里塚とも言えよう。是非優勝を期待したいところだが、新日本などからも有力選手のエントリーが予想され、なんとも大きな試練となりそうだ。
タイガーマスク、サスケのNWA世界ミドル級王座に挑戦決定!(2.3)
「週刊プロレス」誌2月15日号(No.960)によると、みちのく次々期シリーズ「ルチャバカ日誌2000」開幕戦の3月11日、岩手・矢巾町民体育館大会で、T・G・サスケの保持するNWA世界ミドル級王座にタイガーマスクが挑戦することが決定したという。同王座は1930年まで遡るメキシコでは由緒あるタイトルで、佐山聡も武者修行時代の79年9月、グァダラハラでR・メンドーサから奪取した経験がある。タイガーは同王座には初挑戦であり、獲得に成功すればM・駒、佐山、G・浜田、U・ドラゴン、サスケに続いて日本人では6人目となる。なおタイガーは昨年暮れ、鼻骨骨折により英連邦ミッドヘビー級王座を返上しているが、そのリターンマッチは先送りされた形だ。
タイガーとサスケの国内外シングル通算対戦成績はタイガーの2勝3敗2引き分けで、今回は昨年10月19日の東京・大田区体育館大会以来5ヶ月ぶり8回目となる。昨年1年間では2勝2引き分けとタイガーが大きく勝ち越しており、今回も勝機は十分あると見るべきだろう。みちのくが本格的にタイガー路線に乗り出すかどうかの分水嶺とも言え、試合結果が注目される。
タイガーマスク、豆まきイベントに出演(1.30)
「みちのくプロレスホームページ」によると、2月3日午後2時から、東京都文京区の護国寺で開かれる豆まきイベントに、タイガーマスクが浪花を伴って出演するという。このイベントでは例年、団体の壁を超えた選手間の交流が話題となるが、今回は他にLLPWの選手が出演するとのことだ。
タイガーマスク、「みちプロ大賞」MVP受賞(1.11)
「みちのくプロレスホームページ」によれば、「第1回みちプロ大賞」の最優秀選手賞が、タイガーマスクに決定したとのことだ。英連邦ミッドヘビー級王座奪取に始まり全日本やWWFマットへの初出場、覆面W・リーグ戦優勝、「エース」を賭けてのT・G・サスケ撃破、タッグリーグ戦準優勝などなど正に破竹の勢いの活躍を繰り広げた1年だっただけに、ある意味で当然の受賞とも言えよう。2000年も是非、更なる飛躍を期待したいところである。