TIGERTALK

(バックナンバー・99年1−6月)



UFO大阪大会に望む(6.25)

▽梅雨ですねぇ。神戸はおとといからずっと雨です。
・もはやタイガーマスクと無関係になってしまったんだけど、やはり最後の昭和プロレス・UFOは気になりますねぇ。29日の大阪大会に出場する「大巨人」のリングネームはビッグバン・ベイダーUFOとか。最高です。対戦相手が「そんなヤツとやれるか」と拒否してるそうで、これまた楽しい。格闘技路線を支持される方は「やっぱりUFOはプロレスじゃんか」と鬼の首を取ったように言いますが、コレでイイんです。前にも書いたけれども、UFOは何かやらかす団体だというイメージを打ち出していくことです。幸いにして昭和ファンを中心に「UFOは面白い」という評判が定着しつつあり、これを利用しないとテはありません。プロレスというものはすぐれてイメージビジネスなのです。
前田日明というレスラーがかつていました。私は彼のファンでしたが、これほどプロレスがヘタなクセに人気のあった人はいないでしょう。いわゆる名勝負というものとは無縁で、セメントやワーク破りをいくつかやっただけの、とんでもない選手だったんですね。それが業界から抹殺もされず、ファンの支持を受けたのは、ひとえに「前田はスゴイ試合をやる」というイメージが(マスコミの後押しもあって)一人歩きしたからでしょう。小川もこの路線を狙わねばなりません。1.4ドームの橋本戦で小川は凄い貯金をしました。これを食いつぶすことなく、着実に運用していくことです。大阪での対戦相手は無名の格闘技系レスラー。ならば秒殺でもなぶり殺しでも大流血戦でもノーコンテストでも暴動でもいい。ここで強烈なイメージを残しておけば、次の大会は黙っていても満員になります。
・ときに、リングスの山本と小川の対戦が話題に上っています。「プロレスラーごときと絡むな」とか「RINGS(notリングス)は真剣勝負の道に専念を」といった、FRINGSな発言がすっかり聞かれないのはサビしいですねぇ。

・さて、今回はなんと、佐山聡の同級生だったという、K・Kさん(北尾じゃないよ)からのメールです。ありがとうございます。

こんにちは、
初めてお便りします。実は私、下関市長府町生まれの長府町育ち、つまり、佐山くん
と同級生なのです。同じクラスになったことはありませんが、タイガーマスクとして
出る前から、あの柔道部の佐山君がプロレスラーになって今度体育館での試合に出る
よ!!なんていって、ポスターの一番下の小さな写真に佐山君の名前を見つけて、
「あった、あった、すごいね!」なんて言ってたのでした。

また、元気で頑張っていることを知りとてもうれしいです。私は、長府の町をいまだ
に離れずに暮らしておりますが、世界各地で活躍している同級生を見ると、とてもう
れしいです。(ちなみに下関市の市長も同級生です。この方は東京の人ですが)

もし、話をすることがありましたら、「フレーフレー」と言っていたとお伝えください。

「佐山くん」って、なんかイイですね(笑)。かつて、佐山氏の姉の同級生だったという人からメールをいただいたことはありますが、本人の関係者の方からは初めてです。自分の知人が世界のスーパースター(文字通りの意味です)になる、というのは、なんだか不思議なものでしょうね。彼の少年時代のことはいくつか活字になっていますが、家庭があまり幸福でなかったとか、一時グレてしまった時期もあったとか仄聞します。いったいどんな高校生だったのでしょうか?また、彼がタイガーマスクの正体だということは、郷里の皆さんは早くからご存知だったのでしょうか?ぜひまた、いろいろエピソードを教えてください。
・当サイトは一アマチュアのファンである私が運営しておりますので、K・Kさんのメッセージを佐山氏本人にお伝えする機会は、残念ながらいまのところありません。氏はこのページの存在を知ってるのかな?早くからワープロに凝っていたという人だから、インターネットぐらいやっていてもおかしくないんですけれど。
58,000円の「IIIマーク」(6.16)

▽先月の末になりますが、インプレスが出している月刊誌「インターネットマガジン」誌7月号が、当サイトを掲載してくださいました。ありがとうございます。
・「インターネット・ヒットパレード/クールサイトセレクション」というコーナーの中なのですが、プロレスのジャンルで一緒に載っているのが黙認とか全日オフィシャルとかTWCさんの猪木ページとか、大御所ばかりなのには参りました。場違いというか肩身が狭いというか恥ずかしいというか、どう考えてもうちよりプロカフェとかの方がハマるよなあ、と。

・さて、またもやマスクの話題です。今回は埼玉に住む26歳の会社員さんからのメールです。ありがとうございます。

HPとても感動しました。ちょうど僕が少年時代の
初代タイガーマスク。そのあと2代目タイガーは僕のアイドルでした。(3代目は絶望でした。)
そこで質問ですが先週プロレスマニア館で念願のマスク
を購入しました。(3本ライン復刻版マスク)
あれは、試合で使用しているマスクなのでしょうか?
58,000円出したのでちょっときがかりです。
ついでに12,000円レギュラータイプも注文しました。
まだ購入したマスクはきていません。二ヶ月後くらいにできるそうです。
にせものだったらちょっとがっかりです。きたらよくチェックします。
マニア館のマスクはタイガーも使用していると言ってるし
店員の人は試合用って言っていたので。。。
。。。石嶋さんはマスク持っていますか?
マスク持っているなら石嶋さんはどこで購入したのですか?教えてください。

・うぉ、58,000円!!
・マスクの相場は知りませんが、試合用じゃなかったら許せねえなあ、って値段ですね。3本ライン、ということは 「IIIマーク」でしょうか?Tiger's Eye(NAOKI氏)掲示板の常連でもあるサミー・リーさんに教えていただいたのですが、日本製の試合用の定義とは、

>>1)ラメが防縮加工されていること
>>2)十字テープ、喉テープ、その他の裏バリがきちんと当てられていること
>>3)基本的に、模様は本皮を使用していること

等々だそうです。レギュラータイプの方と比べると、仕上げの違いがよく分かるのではないでしょうか(アレって、あんまり評判よくないみたいっすね)。 ちなみに、リーさんは

>>58,000円だからと言った甘い気持が命取りになります。(苦笑)
>>慎重に確認してから購入されることをお勧めするくらいしか、言えません。(笑)

ともおっしゃってました。う〜ん、オソロシイ世界だ(笑)。

・ちなみに私のマスクですが、ここのバックナンバーに書いた通り、結婚式でかぶるために買ったものです。「プロレス・マニア館」ではなく、いまはもうつぶれてしまった大阪の某プロレスショップで入手しました。値段は12,000円ぐらいだったかな?デザインは初代タイガーの「伝説」のつもりなんでしょうが、当然海賊版ですから…デキはひでえもんです(笑)。でも、初めてのマスクで、嬉しかったなあ。そういえば高校のときコブラのマスクを買おうとして、8,800円がどうしても出せなかったっけなあ。オレもリッチになったなあ(阿呆)。
カルガリーの蒼い閃光を悼む(5.28)

オーエン・ハート選手のご冥福を、改めてお祈り申し上げます。
・オーエンといえば来日前から、カルガリー修行中の馳と名勝負の山を築いていたとして注目されていましたね。新日マットへの初来日、鮮烈でした。当時はキッド、スミスを全日に引き抜かれ、ジュニア外人といえば初代B・タイガーが細々とファイトしていた時代。IWGPジュニア王座も巻きました。WWF入りして来日が減り、更にW・ペガサスが台頭したことで日本ではやや印象も薄まりましたが…米国での活躍振りは周知の通りです。その他のタイガーマスク・米国で書いたように、「ビンス(ジュニア)は僕に、タイガーマスクになってもいいとまで言ってくれた」と、かつて語っていたオーエン。結局WWF版タイガーは実現せず、B・ブレーザーとして逆上陸を果たした訳です。その後素顔に戻り、最近になってまたマスクを被り…そして今回の悲劇が起こりました。WWFオフィシャルサイトでは近頃トップページに「Real American Hero!」なんて書かれてて、B・ブレーザーの売り出しを予感させていた矢先。ちょうど4代目タイガーのWWF初出場の直前となりましたが、何やら因縁めいたものも感じずにおれません。
・ただ、ある古株のプロレス評論家が「WWFの演出過剰のツケが来た。これを機に見直してもらいたいが、演出で売ってきた団体だから…」と訳知り顔で解説していたのはあまりに表面的な見方で、なんとも納得行きません。WWFの「演出過剰」はアングルの部分が中心であって、こうした事故を招きかねない危険性はむしろ、日本の団体にこそゴロゴロしているのではないのか。女子団体で複数の犠牲者を出した危険技の攻防はもとより、インディの残酷デスマッチ路線、時折伝えられる道場での事故などなど…同じワイヤーロープのギミックにしても、G・ムタが使ったときには日本のマスコミは絶賛したのではなかったか。ブリザードYUKIのデビュー戦で、スタントマンが事故を起こしたときにきちんと批判したのか。
なおWWFは既に、このギミックを2度と使わない旨、声明しています。
・それにしても、なんともレスラーの訃報が相次ぐ年であることか。芳の里・馬場、それにパンクラスの長谷川とアルシオンの門。海外ではR・ルードにJ・ルダック、K・V・ヘスにレネゲード…。

・さて話題をタイガーに戻して、今回はNEKさんという方からのメールをご紹介します。

先日、レンタルビデオ屋でプロレス関連のコーナーにいくと、『タイガーマスク烈伝』というビデオがあり、
ジャケットには初代から4代目まで同じリングに並んでいる写真があったので借りてみました。
そして、ビデオをみると初代から歴代のタイガーたちが試合とともに紹介されていました。すると、四代目の
紹介が終わったあと、タイガー4人が出てきてタッグマッチが始まったのです。(会場はたぶん後楽園だと思います)
しかし、2代目をみるとどう考えても三沢には見えないのです。体つきは細いし・・・。
(中略)
その後レスリングハイにいったら謎が解けました。いやー、金丸だったとは、思いませんでした。

・NEKさん、メールをありがとうございます。
・いや〜、このビデオ、私も書店で見かけて、どんな内容なのか気になってたんですよ。97年10月12日、両国国技館での「'97格闘技の祭典SPECIAL」のタッグマッチ「タイガーマスク・フェスティバル」だったわけですね。私、「'97格闘技の祭典」本体のほうのビデオを中古で入手したので、これなら買わなくてもいいなあ。それにしてもこのシリーズ、以前は過去の「格闘技の祭典」の総集編だか名勝負集だかも出してたし、ど〜も手持ちの映像を焼き直して再販するのが好きみたいですねぇ。気をつけねば(笑)。
・なお「タイガーマスク・フェスティバル」については、いずれメモリアル・ページを作りたいと思ってます。

16年後のエレファント(その1)(5.23)

▽5.2ドーム中継での4代目タイガーの勇姿、ご覧になりましたか?
・私は全日のテレビなど見ない主義(新日も見てないけど)なので確認できませんでしたが、なかなかの好ファイトだったとか。4代目が地上波に乗ったのは、これが初めてかな?TBSでのUFO中継にも登場したかも知れませんが、あれは関西ではオンエアされなかったからなあ。
・その5.2も含め、最近の4代目は初代のマスクを愛用しているようです。ちょうど埼玉県在住のエル・ティグレさんという方から、タイムリーなメールをいただきました。初代タイガーの現役当時からのファンで、マスクのコレクターでもあるそうです。

初代タイガー覆面の変遷の中で、「?」と思える点がありました。
特に、[エレファント]については、1983.8.4のラスト・マッチでしか試合では使用していません。 (私は、当時のマスク製作者と親交があり、色々な話を聞かせてもらっていますので。また、エレファントは、佐山さんに2枚作って納めたそうです。)
これからも、がんばって下さい。楽しみにしています。
なお、初代タイガー本人使用のマスクを探しています。
ご存知でしたら、情報をよろしくお願い致します。

・情報提供、ありがとうございます。さっそくページに反映させていただきました。
・「エレファント」は山崎一彦さんという方のデザインで、これまでの「IIIマーク」に比べて鼻が長いことから名前がついたと聞きます。試合での使用が寺西との蔵前でのラストマッチだけ、というのは知りませんでした。今度時間ができた時に、ビデオで確認しようと思います。
・ただ、「2枚作って納めた…」とのくだりが、ちょっとだけ気にかかります。というのは恒文社「PRO WRESTLING ALBUM38(ガッツ・シリーズNo.4) タイガーマスクよ永遠に」によると、豊島裕司氏が「2枚の赤ラメ地のマスクを、ラストマッチ当日に控室で納品した」とのことで…奇妙にカブる記述なのですが、偶然の一致でしょうか?
・ところでエル・ティグレさんだけでなく、初代タイガーマスク・覆面の変遷のページの記述に疑問を持たれた方が他にもおられたようです。私の文章が舌足らずだったためで、申し訳ありません。83年7月7日の大阪大会で着用した赤と金のハーフタイプは、デザインこそ「エレファント」ですが、あくまでも試合後に被っただけです。「エレファント」を試合で着けたのは、エル・ティグレさんの言われるように8月4日の蔵前大会だけ、ということと思います。この点、記述を修正しておきました。
・さてこの大阪大会でファンが投げ込んだハーフマスク、偶然にもテレビ東京系の番組「開運なんでも鑑定団」99年5月18日放送分に出品され、16年ぶりに脚光を浴びました(サミー・リーさんからの情報提供)。50万円という鑑定結果が高いかどうかは私には判断できませんが…鑑定士氏によれば「日本人のマスクマンとして、はじめて2色使いのツートンというマスクを使用した選手としても有名」だとか。これは試合後だからなあ。はじめて試合でツートンを使った日本人マスクマンは、やはりドリーム・マシンではないでしょうか?

韓国版タイガーマスクのナゾ(5.8)

▽GWはいかがお過ごしだったでしょうか。
・私は妻を連れ、沖縄でダイビングざんまいの日々でした。天気は悪かったけど、極楽気分でしたね〜。もう仕事なんかバカバカしくなっちゃいますね。この間メールのお返事や、ページの更新作業が遅れましたことをお詫びします。

・さて、今回はNIFTY-ServeFBATLをはじめ、ネット上の掲示板でご活躍のJOE HOOKER SR.さんからご教示いただきました。ありがとうございます。

初めてこのページに来ました。濃いですねー。

もうご存じのことかもしれませんが、
かつて大木金太郎が健在だったころ、韓国に何人かのタイガーマスクが登場しています。
そのうち私が知るのは2人です。
日本から遠征したレスラーのインスタント変身がその実態で、
正体は、
日本プロレス時代;轡田友継(後のサムソン・クツワダ)
全日本プロレス時代;サンダー・杉山高千穂明久(後のザ・グレート・カブキ)

尚、現在の韓国(新韓国プロレス)にも正体韓国人のちょっと太目のタイガーマスク
がいるといった記事をどこかで読んだような気がします(未確認)。

・韓国版タイガーマスクについてはその他のタイガーマスク・日本のページにも書きましたが、これほどたくさんいるとは知りませんでした。クツワダが「初代タイガー」だったというのは割とあちこちで活字になっていますが、杉山、高千穂となると初耳です。杉山が全日にいたのは73年までですし、高千穂は米国に定着する前でしょうから79年以前ということでしょうか。これに83年の菅原?を含めても、計4人ですね。ほかにももっといそうな気がします。また、この話題になるといつも「アニメのタイガーマスクが韓国で人気があったから〜」という説明がつきますが、疑問なのは韓国ではつい最近まで、日本の映画などは禁止されていたはずでは?ということなのですが…。
・それにしても韓国マットの事情というのは、本当に知られていないな〜と痛感します。団体の歴史、タイトルの変遷なども日本語文献では断片的なものを除いて皆無といっていい状態ですし、インターネット上にもほとんど資料が見当たりません。一時、完全にプロレスの灯が消えた時期もあったとかで、体系的な史料は韓国側にもないのでしょうか?使い古された言い回しですが、今更ながらに「近くて遠い国」を実感します。

3代目タイガーの新テーマ曲(その2)(4.29)

BIGLOBEの会員向け情報誌「サーイ・イサラ」5月号に、このサイトが掲載されました。ありがとうございます。
・その記事の中で、画像イメージに「ALT」文をつけていることについて、「読み込み中も退屈させない工夫」という風にお褒めの言葉を頂きました。でも、私も最近気がついたのですが、IE5だと表示されないんですね、コレ。マウスポインタをその画像枠にもっていけば従来通り、ポップアップの形で出ますが…。

・さて、今回は以前、話題に上った3代目タイガーのテーマ曲について、愛知県のNさんという方からメールをいただきました。ありがとうございます。

私は、プロレス素人&メタルファンなのですが、
4代目の入場テーマは、正確には

BERND STEIDL / PSYCHO ACOUSTIC OVERTURE
というアルバムに入っている"IN VENIS"という曲です。

などと申します事情は、
ある方のために、このアルバム人づてに入手していたのですが、
時間がかかっているうちに、
「もう余所から手に入れました、要りましぇーん。」
となってしまったのです。

不躾ではありますが、どなたか買い取ってくださる方、いらっしゃいませんでしょうか?
希望価格としては、送料込み¥4000なのですが…。
よろしくお願いいたします。

・Nさん、ご教示ありがとうございます。これでこの曲、「IN VENIS」ということで確定しましたね。寡聞にしてBERND STEIDLというミュージシャンは知らなかったのですが、ヘビメタ系の人でしょうか?。
・ということでNさんからこのアルバムを購入したいという方、おられませんでしょうか?最初にご質問をいただいたMさんにはメールをお送りしましたが、その後お返事をいただいていないので、ここで公開募集に切り替えます。もしご希望の方がおられましたら、私宛てにメールでご連絡ください。一応、先着順ということでNさんの方にご紹介させていただきます。よろしくお願いします。 ('00.1.15追記)売約済です。ありがとうございました。

CS戦記(1) タイガー、C−MAXと好勝負!(4.19)

タイガーマスクは、確実に良くなっている!
・前にも書きましたが、最近のタイガーマスクの成長ぶりは特筆モノです。ホント、このまま新日ジュニア戦線に放り込んでも十分イケるのでは、と思うほどです。しかし東北以外のファンは、CSやケーブルTVに加入していない限り週刊誌でしかタイガーのファイトに触れることができず、しかもその記事も決して大きく扱われているとは言いがたいのが現状。ローカル団体所属であるがゆえにタイガー人気がいまひとつ弾けないのは残念です。そこで、CSで見た試合の感想を、このスペースで随時伝えて行きたいと思います。

「ルチャバカ日誌'99」最終戦(3.28 宮城・ニューワールド仙台テニスクラブ)

   ○タイガーマスク            S・ノブナガ
           (19分46秒猛虎原爆固め)
    T・みちのく             S・フジ×

                    (GAORA「みちのくルチャTV」4.17放送)

・ハイスパートな手に汗握る好勝負でした。WWFから凱旋のT・みちのくと組み、売り出し中のC−MAXが相手ということで、タイガーが負け役か…との不安もあったのですが、しっかり勝ってくれました。
タイガーの見せ場はまず、「幻の技」ドローイング・フラッシュキック!。その場跳びで斜め後方にバック宙しながら、両足で相手の顔面を蹴り上げるという、ザ・タイガーがあの旧UWF「無限大記念日」で初公開した離れ業です。ご記憶の方もおられましょう。
ちなみにこの技、東スポが「ドローイング〜」(新電光蹴り)と命名したのですが、タイガーが「これが本当のローリングソバットだ」と発言したので、「週プロ」などでは元のローリングソバットを「バックキック」と呼ぶようになったんですね〜。また、この蹴りを「ムーンサルト・ローリングソバット」と呼んだこともあったなあ。
ほかにも喉輪落としを切り返しての飛びつき腕十字、情け容赦なく顔面に叩き込むキックなど、シューティング殺法の切れ味もなかなか。みちのくではタイガーの専売特許なだけに、どんどん使って欲しいところです。
・空中殺法が苦手と自認するタイガーですが、決して捨てたものではありません。確かにムーンサルト/ケブラーダ系のヒネリを加えた飛び技はあまり見せませんが、鉄柱超えのプランチャ・スイシーダ、ダイビング・ヘッドバット、ツープラトンのサンドイッチ・ミサイルキックなど、どれも飛距離が凄い。ウェイト増に伴う力強さとあいまって、有効な武器になっているようです。
・ついでにもうひとつホメておくと、タイガーは打たれ強くなりました。ツープラトン攻撃を浴び続けた中盤、動きの止まる局面もありましたが、何度もカウント2.9でハネ返して沸かす!あとは試合運びがどれぐらい向上したかですが、この日は周りがテンポのいい選手ばかりだったこともあり、正直測りかねました。やはりシングルでジックリ見てみたいもの。そうした意味も含めて、シングルでのチャンスを早急に与えるべきでしょう。
・ところで、タイガーは先のイギリス遠征で英連邦ミッド・ヘビー級選手権を獲得した模様。詳しい発表があり次第、TIGERNEWSのコーナーに書きます。

初代タイガーのエキジビション(4.16)

▽「紙のプロレスRADICAL」という雑誌があります。
・私も「RADICAL」がつく前から買っています。UFOがらみで両タイガーのインタビューが載ることも多く、参考になりますし、あの、斜に構えたような独特の雰囲気は確かに面白いです。「濃い」ファンの心に相通ずるものがあるのかも知れません。最近の若いファンの方もかなり読んでおられるようで、それはいいのですが、ネット上の掲示板でオレ的にはとかでしょ(怒)?とか〜というか!とかよろしくお願いしま〜すとか、紙プロ用語のマネの乱発はやめて欲しい!もう飽きました。自分の文体で書けばいいのに。

・さて、今回はMさんという方からのご質問です。

初代タイガーのビデオはレンタルで見たのがかなり前
なので、この質問が成り立つかどうかわかりませんが
ヒロ斎藤との公開スパーリングって収録されてましたっ
け?なかった気がするので、、、、、
アニメ「タイガーマスク2世」の中で数秒放送されたのを
憶えているのですが入手可能ですか?
出来ればビデオ紹介のページを作って、入手手段等も
公開していただければと思います。

・え〜と、これは81年5月7日、京王プラザホテルで開かれた「MSGシリーズ前夜祭」での、斉藤弘幸(現・ヒロ斉藤)とのエキジビションマッチですね?私、初代タイガーのビデオ「猛虎伝説」シリーズは7巻とももってますが、この試合は収録されていなかったと思います。通常の興行ではなかったため、恐らく「ワールドプロレスリング」枠でも放送されていないのではないでしょうか?ただ、アニメの中でオンエアされたということですので、カメラクルーが収録したことは間違いないでしょう。あるいは、どこかにテープが残っているのかも知れませんね。
もっとも、「猛虎伝説」シリーズ制作に当たって、テレビ朝日に残っている映像はほぼ調査され尽くしたと聞いていますので、残っている可能性は低いかも・・・。個人でこのアニメを録画・保存されている方はおられるかも知れませんが。
・ということでこのアニメの中で流されたという映像をお持ちの方、おられましたら、よろしくお願いしま〜す(自爆)。

・話は変わりますが、「タイガーマスクのパチンコ台」の件でご質問をいただいた、のんたこすさんからもメールをいただきました。

私の捜している台が、プロレス7ということがわかり、色々捜して、隣県にあるかもしれない?ということがわかり、先週行ってみました。
台はありました。
でも、稼動していなかったのです。
残念でした。
ぜひ、タイガーマスクのメロディーを聞いてみたかったのですけど・・・。
でも、ちゃんとこの目で、台の存在を確認して来ました。
本当にどうも有難うございました。

・というわけで、のんたこすさん、おめでとうございました!良かったですね〜。隣県まで足を伸ばされたというバイタリティにも驚きます。
情報を提供していただいたKさんにも、改めて御礼申し上げます。

タイガーマスクのパチンコ台(その2)(4.3)

初代タイガーがUFOを離脱しちゃいました・・・
・まぁ、ファンとしては多かれ少なかれ予想はしていたところでしょう。これで、過去の言動との整合性が取れた、ということかも知れません。あの佐山がUFO代表として、しかも新日と対抗戦…という路線自体に無理がありました。これでUFOも、実態的には紛れもないプロレス団体としての道を歩んでいくのでしょうね。というより、いつの日か新日に吸収されるのがオチのではないでしょうか。新日だって内部に異論はあるにせよ、小川の知名度は魅力でしょうからね。
そうそう、後ろ盾をなくした4代目タイガーのUFOでの立場も心配です。
・佐山に改めて「問題児」のレッテルが貼り直されることは想像に難くなく、稀代の天才レスラー、初代タイガーマスクのファイトは再び幻となってしまうのかも知れません。修斗協会とも完全に切れたようだし、彼はどこに行くのでしょう…。ただ、佐山のプロレス復帰はそもそも借財のためであり、またどこかのインディ団体に上がる可能性がないわけでもないという点にのみ、望みをつなぎます。

・さて、前回ご質問いただいたタイガーマスクのパチンコ台の件、Kさんという方から有力な情報をいただきました。ありがとうございます!

タイガーマスクのパチンコ台についてなんですが、
多分その台は「プロレス7(セブン)」という台だと思います。

「スタート」に玉が入ってデジタルが回転している最中は、
アニメの初代タイガーマスクの「草も、木もない〜」が流れます。
「大当たり」をしたときは、「長州力の入場曲」が流れます。
確かメーカーは三洋で、大当たり確率は205分の1でした。

今からだいたい3〜4年ぐらい前にあった台ですが、もう巷で見かける事はないと思います。
また、続編で確率変動機の「プロレスU」という台も音楽は同じだったと思います。

・助かりました!何しろ私はシロウトなので、途方に暮れておったのです。
さっそくP-WORLD 全国パチンコ店情報というサイトのデータベースで調べました。「プロレス7」は三洋のデジパチで、出玉数約2300、賞球数が7&15。「プロレスII」も三洋の台で、大当たり確率245分の1、出玉数約2400、賞球数は同じだったそうです。ただ、どちらの台ももう店頭には設置されていないそうです。
・というわけで、「のんたこす」さん、いかがだったでしょうか?Kさん、今後ともよろしくお願いします。また、みなさんもこのほかにも情報などありましたら、ぜひお寄せ下さい。

タイガーマスクのパチンコ台?(3.28)

▽新日のドームは大丈夫なんでしょうか?
・今回の目玉、と言えるのは蝶野−大仁田の電流爆破だけでしょう。マスコミ報道ではかなり煽っているようですが、果たしてこれだけで埋まるのか、疑問です。猪木が引退してからすっかり新日には興味をなくしてしまったのでどうでもいいのですが、どうもフロントの見通しが甘いような気がします。このラインナップだけでドームが満員になるならば、平成新日ファンというものは私の理解を超えているのか、あるいは新日の営業がよほど凄いのか、のどちらかなのでしょう。
さて、今回は「のんたこす」さんからご質問をいただきました。ありがとうございます。

突然ですが・・・
もし御存知なら、ぜひ教えて下さい。
雑誌で、タイガーマスクをモデルにした
パチンコ台があった
という話なのですが、
知っておられますか?
いつ頃のどんな台だったか、知りたいのです。

雑誌は、今月、書店で、多分、パチンコ関係だったと思うのですけど、
パラパラと立ち読みした時に見たのですよ。
ルパン三世のように、今、お店に設置してあるのでなくて、昔懐かしい台って、
感じで・・・。雑誌名は何だか忘れました。
大当たりしたら、あの、〜白いマットのジャングルに、今日も嵐が吹き荒れる・・・
のテーマ曲がかかる
とのことなのですが・・・。
(後略)

・私はパチンコをやらないので全然わからないのですが・・・そういう話を聞いたことも、残念ながらありません。
パチンコ関係のデータベースをいくつか当たってみたのですが、過去に「平和」というメーカーが「ゼロタイガー」「タイガーネオ」という機種を出していることはわかりました。どちらも「羽根モノ」で、前者が出たのは昭和58年だったそうです(初代タイガーの絶頂期ですね)。ただ、それがタイガーマスクに関係しているものかどうかはわかりません。このメーカーは「ルパン三世」のシリーズも出しているそうで、可能性はあるのかも知れませんが。
またこれとは別に、「三洋」というメーカーはそのものずばり「プロレス」というシリーズを手がけている、ということです。

・というわけで、お役に立てず申し訳ありません。このパチンコ台について何かご存知の方、おられましたら情報をお寄せ下さい。よろしくお願いします。

幻の初代タイガーvsM・斎藤戦(その2)(3.12)

▽さんざん迷った挙句、「スカイパーフェクTV!」に加入しました。
・目的はもちろんプロレス。とくに関西在住ということでなかなか見る機会のない4代目タイガーです。さっそく3試合ほど見ましたが、動きは決して悪くないし、技や蹴りもなかなか鋭い。よく言われることですが、歴代タイガーの中で初代に動きが一番似ているな、と改めて感じました。ま、4代目についてはいずれ、稿を改めて書きます
もうひとつ面白いのが、WWFの試合。「これは本当にプロレスなのか?」と思ってしまうことも度々ですが、サイドストーリーのつなぎ方や演出が見事で、ついつい興味をそそられてしまう。エンターテインメントとしての見せ方では、やはり一級品と言わざるを得ないでしょう。
さて、今回はそのWWFのリングで行われた、下記の「幻の初代タイガー対M・斎藤戦」についての続報です。西郷和寿さんのご厚意で、そのビデオを頂戴いたしました。

お答えいただき、ありがとう御座います。
ご指摘の通り『5分ちょっとでタイガーの回転エビ』の映像です。
(後略)
初代タイガーマスクvsマサ斎藤
WEB公開いたしました。
場所や日時の情報が得られると良いですね。
(後略)

・ということで、このビデオが遂に西郷さんのページで公開!されました。JAVA Script対応ブラウザをお持ちの方は、ぜひご覧ください。
なんといっても凄いのが観衆の沸き方です。ちょっとサマーソルト切っただけで大歓声、トペやったら総立ち!ですから。時代の違いもありますが、改めて当時の米国マットでのタイガー人気の凄まじさを痛感できます。最近のT・みちのくやU・ドラゴンのように、日本のジュニア戦士が米国メジャーでブレイクするのも珍しくはなくなりましたが、それもこの初代タイガーが先駆者であったことを再確認します。
当時の米国のプロレス雑誌には毎号、独自のレーティングスが掲載されていましたが、タイガーは帰国後も長く「Most Popular」部門の上位に名を連ねていたほどです。その後、セントラルステーツ地区が興行不振に陥ると「日本からタイガーマスクを呼ぼう」という話が持ち上がった(結局、カンサス版タイガーマスクとして実現)り、第1次UWF設立直前、ザ・タイガーがMSGで復帰するという噂で現地がもちきりになったり・・・と、本当に伝説的レスラーだったんですね。かつて猪木はタイガーを本格的に海外で売り出すつもりだったそうですが、さもありなん、という感じです。
余談ながら鳴り物入りでスタートしたWWFのライトヘビー級路線、T・みちのくの帰国で消滅しそうな気配もあるようですが、この際佐山を借りたら?なんて思ってしまいます。
・さて再度のお願いですが、この試合の正確な日時、場所などご存知の方、おられましたらぜひご教示ください。よろしくお願いします。

3代目タイガーの新テーマ曲(3.7)

3月3日、サイト開設2周年を迎えました。今後ともよろしくお願いいたします。
・今回は最近、インターネットを始められたと言うMさんという方からご質問をいただきました。

(前略)
実は長年気になっていることがあるのですが、3代目が何年か前の1.4ドームで使用していたテーマ曲が、どうしてもわかりません。
もしお分かりでしたら教えていただけませんでしょうか?
(たしか相手はライガーで、入場時に高いところからダミーのタイガーが、飛び降りたような?
曲調は、インストゥルメンタルでフラメンコギターがメインだった記憶が?)

・これは94年の大会ですね(メインは猪木−天龍でした)。私もこの試合、見に行きました。入場時にスタントマン扮するタイガーが高所作業車でドームの天井近くまで上がって、飛び降りてましたよね。
3代目はずっと初代の「おまえは虎になれ!」を使っていたのですが、このときは違う曲でした。マスクはヒール風になりコスチュームも一新、イメチェンを図ったわけですね。「あ、新テーマ曲だな」とすぐ思ったのですが、残念ながら2度と聴く機会がありませんでした。この試合でタイガーはライガーに敗れ、リング上で覆面を脱ぎ、再度のメキシコ修行に旅立ってしまいましたから・・・。
その後、3代目タイガーが国内で試合をしたのは同年7月の「'94格闘技の祭典」のみです。このときもこの曲が使われたのか、全然別の曲が使われたのかもわかりません。どちらの試合もビデオが出ていますが、版権の問題で確か別の曲がかぶせてあったと思います。
ただ、「フラメンコギターがメイン」というのはひょっとして、2代目のテーマ曲と混同されてませんか?普通のロック風だったような気がします。
・と、困っていたところ…プロレス・テーマ曲専門の「うひょー!!レコードコレクターズスピリッツ〜プロレステーマ曲編 〜」(NOZOMI氏)というページがあるのですが、こちらの「情報掲示板」の書きこみによれば、この曲は「バーンド・スティドルとか何とかっていうギターリストの、『IN VENIS』という曲」だそうです。う〜ん、さすがに詳しい!!
・というわけで、このページをご覧の皆さんの中で、この曲についてさらにいろいろご存知の方がおられましたら、ぜひ情報をお寄せ下さい。お願いいたします。

幻の初代タイガーvsM・斎藤戦(2.17)

▽マサ斎藤選手が14日の武道館大会で引退しました。長い間、お疲れ様でした。
・斎藤といえばプレ日本選手権や巌流島もさることながら、やはり83年初頭の革命軍団結成当時が一番印象深いです。維新軍団結成後は「'84IWGP」ぐらいしか来日しなくなってしまい、「4対4@綱引き」や「5対5@柔道形式」も不参加でしたからね。長州とのツープラトン・パイルが懐かしい! リングアナのコールに合わせて両手をグン、と突き上げると、古舘アナが「鍾馗様のようであります!」と叫ぶ訳です。
ここらへん、「獄門鬼」などとそのまんまなネーミングをしてた某・辻アナとでは役者が違いますな。
・当時、BIは衰え、藤波・長州は小柄ということで「J・鶴田最強論」が幅を利かせていたわけですが、私は「最強はマサ斎藤じゃないの?」なんてほざいてたもんです。筋肉がパンパンに張っていて、「ヒネリを加えた」必殺バックドロップの切れ味も凄かったですからね。長州譲りのサソリ固めも使っていましたが、ウェイトや体形からして斎藤のほうが強烈なのではないか、という気がしました。加えて長い海外経験が、ここぞという修羅場できっとモノを言うだろう、…と。
・だから、引退試合のカードがS・ノートンとのシングル、というのはちょっと残念でした。長州の復帰はムリとしても、もし私がマッチメークするなら「藤波・木村健・木戸VS斎藤・佐々木(または平田)・小林邦」とかですね。なんとなく当時の雰囲気が出そうでしょ?

・さて、今回はその斎藤に関するご質問です。あの、プロレス裏ビデオ集やメーリングリストなどで著名な、西郷和寿さんから頂きました。

(前略)
アメリカの友人とビデオを交換したら国外試合「初代タイガーマスクvsマサ・斎藤」
入っていました。1983年の何時?何処で?の試合か分かりましたら教えてください。
マクマホンJRが司会をしているので、ニューヨークのマジソンSQでしょうか?

WWF clip, 1983 - WWF World Junior-Heavyweight Champion Tiger Mask vs. Mister Saito (TV)
とありますが、試合は、1982年かもしれません。(Mister Saito はマサ斎藤です。)

・これは、「幻の初代タイガー対M・斎藤戦」ですね。時期は82年の11月、タイガーがWWF圏をサーキットしたときと思いますが、正確な日時・場所はわかりません。
・なぜ「幻」かといいますと、この試合については当時、国内でまったく報道されなかったんですね。たとえば同年暮れに出た「週刊ファイト・タイガーマスク特集号」バックナンバーにあるように、現在これをお持ちの方を探してます!!)にはこの遠征時の全試合記録が掲載されているのですが、この試合のみ掲載されていないんですね。
それから3年後の85年に出た「プロレスアルバム62(ガッツ・シリーズNo.28)タイガーマスク・新たなる虎伝説の誕生」の中ではじめて、この試合への言及があります。それによれば、「フィラデルフィアでのTVマッチ。5分ちょっとでタイガーの回転エビが決まったが、レフェリーのカウントは異常に早かった」ということです。
・タイガーと斎藤の試合について、わかっていることはこれだけです。82年暮れ時点といえば、翌年から斎藤は革命軍団の一員として新日マットで売り出される予定であり、あえて「ファイト」が報道を控えたとも考えられます。

・西郷さんのお持ちのビデオがこの試合そのものか、この時期の似たような試合かは分かりませんが、いずれにしても貴重なものと思います。ぜひ、ウェブで公開していただけると嬉しいですね。

タイガーのマスクはどこで買える?(2.12)

▽あぁ、やっとホームページが更新できる…。
・このサイトで使っているファイルはすべて、PDに保存しているのですが、ドライブがなぜか不調になり、更新作業が出来ずにおりました。BIOSレベルではきちんと認識しているので、機械的な故障に近いものと思うのですが…。しょうがないので自らサイトに接続して、ソース類をすべてHDに落として更新するという非常手段に訴えております。

・この間、小川と橋本のセメントだのみちのく分裂だの、タイガーに関係する話題もいくつかあったわけですが、やはり馬場の死を無視することは出来ないでしょうね。仕事柄、かなり危ない状態であるということはだいぶ前から分かっていました
(だから、『週プロ』がドキュメントしている同誌編集部のあわてぶりはちょっと信じられない。彼らはホントにジャーナリストか?予定稿ぐらいは用意してあったんだろうな?)
・ただ、私はあくまでも猪木派でしたし、馬場についてはさしたる関心もないというのが本心です。マスコミやネット上に氾濫する「馬場さんはいい人だった」論は留保させていただくとして、故人の冥福を祈ります。
・ひとつだけ興味があるのは、やはり今後の全日の行方でしょうか。偉大なパイオニアの死後には、分裂の危機がつきまとうのが歴史の常。馬場の死を契機に、全日の体質をちょっと変えてやろうという人間が必ず動き出す。一方で、「馬場さんの遺志を守れ」とこれに抗する動きが必ずある。あえて個人名は出しませんが、外野の気軽さで見守りたいと思っています。

・さて、例によっていただいたメールから。今回はSさんとおっしゃる方から頂戴しました。

(前略)
そこで、おたずねしたい事があります。
歴代のタイガーマスクの覆面なのですが、依然、プロレス雑誌等で見た事があったのですが
今頃の時期にタイガーマスクの覆面を販売している様なところがありますか?
ホームページを見ているとたくさんのバリエーションががあった事に対して驚いています。
きっと、手に入れる事なんか出来ないとは思いますが、もしご存じでしたら教えてください。

・タイガーのマスクの入手法ですね。もし本人が実際に使用したもの、ということでしたら、これは簡単ではないと思います。どこかのショップなりオークションなりに、マニアが手放したものが流れてくるのを待つしかないのではないでしょうか。
・本人使用のものではなく、単にタイガーのマスクが欲しいということであれば、プロレスショップで入手できます。といってもタイガーのマスクは現在、東京・水道橋の「プロレス・マニア館」(03-5276-0304)という店が独占契約を結んでいて、ここでしか買えない、ということになっています。確か、無断で販売していた他店に、専門紙上で謝罪広告を出させたこともあったような…。この店は「週プロ」などにも広告を出していますので、ぜひご覧ください。
・私も実は、マスクにはあまり詳しくありません。その点、リンクさせていただいているTigers Eye(NAOKI氏)は実に充実していますし、マスクマニアの集う掲示板もありますので、一度ご覧になるといいと思います。
・ちなみに私が結婚式で被ったマスクは、「プロレス・マニア館」以外で買ったものです(笑)。

初代タイガーとサスケがシングル対戦?(決着篇)(1.5)

▽あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
・実は大晦日から突然、物凄い風邪を引いてしまい、文字通りの寝正月と相成ってしまいました。いただいたメールなどお返事が遅れておりますが、申し訳ありません。だいぶましになってきたので、これからひとつひとつこなしてまいります。
・さて、昨年末にYossiさんからご質問いただいた、「初代タイガーとサスケがシングルで対戦しているビデオ」の謎についてです。BATTLE RINGSというページで数々のマスクコレクションを披露しておられる、Sasukeさんから情報をいただきました。

例の初代とサスケのシングル戦の事ですが、おそらく、みちプロの
両国大会「竹脇」の時に配られたビデオに収録された(今は会場で販売しています)物で
公開スパーリング的なものだったと思います。マスクは銀ラメの伝説タイプで上下ブルーの
コスチュームだったと思います。サスケがかける技を関節技でよく切り返していた記憶があります。
僕もビデオを所有していましたが、引越しの際どこかにいってしまいました。(^^;

・な〜るほど、そういうことでしたか。
「竹脇」とはいうまでもなく96年10月10日、みちのく初の両国国技館大会でした。初代タイガーはマスカラス、サスケとトリオを組み、D・カラス、キッド、小林組との夢の対決が実現したのでした。あの大会はみちのく側も力が入っていたでしょうから、公開スパーぐらいやっててもおかしくはないですな。
ま、そのビデオをいまだに会場販売しているという商魂には驚きますが(笑)。

・というわけで、問題は無事氷解しました。情報提供いただいたSasukeさん、ありがとうございました。


バックナンバー(1997年分)

バックナンバー(1998年分)



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