TIGERTALK
(バックナンバー 2000年分)
このページにはタイガーマスク及び、プロレスに関するよしなしごとをつづらせていただきます。
メールでのご質問や、歴代タイガーに関するご意見・当サイトのご感想などもご紹介させていただきます。
toshiro@mxt.mesh.ne.jpまで、どんどんお寄せください。
▽というわけで150,000アクセス突破&タイガーマスク組「みちのくふたり旅」初優勝を祝い、新コンテンツ「TIGERMOVE」スタートです。
- だいぶ前になりますが、チラッと「技のコンテンツ作りま〜す」と宣言したのを覚えていらっしゃいますか?マサカ、その後ず〜〜っと待ってたぞ!(怒)なんて方、いらっしゃいませんよね??(大汗)。これ、実は開設3周年か100,000アクセス突破記念にしようと思ってて、ことしの初めごろからボチボチ準備していたんです。でもちょうどそのころタイガーマスク選手の公認をいただけるという話になって、記念企画はそちらになったんですね。で、自分も仕事が忙しかったり子どもが生まれたりで、ほったらかしにしてました(笑)。せっかく作りかけてたんだから…と今回、日の目を見たわけですが、いっぺんに完成させるのはムリ。ぼちぼちアップしていくつもりです。
- しかし、私ってプロレス技にそれほど詳しくないんですよね〜。もちろん大抵のことは分かるつもりですが、最近の平成レスラーたちの技が全然ダメ。「アイコノクラズム」だの「クーロンズゲート」だのカタカナばかりで、どんな技だか想像もつかない。アメプロの影響が大きいのだと思いますが、特に女子プロとインディはヒドイですね…熱戦譜を見るたびに溜め息が出ます。そんなわけで、この企画にもいろいろおかしなことを書いてしまうかも知れません。どんどんご指摘ください。
- 実はほかにも、やりたい企画はあるんですよ。歴代タイガーの名勝負選なんか、この手のサイトなら不可欠ですよね?ほかにもタイガーのライバル列伝とか、覆面の変遷にB・タイガー編なんかも加えたいし、昔からタイトルが好きなもんでそのあたりの企画も…いつかはやります!何年後になるかわからないけど(苦笑)。
▽いや〜、このコーナーの存在をすっかり忘れてました(笑)。
- というのは冗談ですが、しかし全日も分裂ですか。私は昔から猪木派だったので、ざまぁみれって感じでしょうか(笑)。「馬場さんさえいてくれれば」だの「元子未亡人がしゃしゃり出るから…三沢に任せておけば」といった全日ファンの嘆き節を聞きますが、これはあくまでも構造的問題。全日が4半世紀以上に亙って内包してきた問題が、遂に臨界点に達しただけのことです。もっとも、全日らしさを壊したいと称する三沢派にコテコテの全日メンバーが集まり、元子未亡人の方が藤原はおろか天龍まで上げることになるとはねぇ。
- いずれにしてもいま、助っ人で全日に上がるのはチャンス。新崎に続いてタイガーマスクも…とも思いますが、相手がいない(笑)。渕とかモスマンってのはジュニアでもやれるんでしょうが、いまの陣容だとヘビーとかジュニアとか区別してマッチメークするほどの余裕はないでしょうからね。ドサクサ紛れに世界ジュニアのベルトでも巻かせてくれるんなら話は別ですが…あれって空位になってるんでしたっけ?
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さて話題はガラリと変わって、久々のマスクネタ。匿名希望の方から、興味深いメールをいただいたのでご紹介します。ありがとうございます。
名前は明かせませんが、わたしは現在シマスポーツのマスクスクールの生徒のものです。
先日、社長(豊島氏)と初代について話したのですが、社長が一番最初に製作したタイガーはキバ付きで、
それ以前に使っていたものを見ながら(ちなみにロペス製)作ったそうです。
また、初代にヤギリ、逆ヤギリがあるのは、社長が製作時の付け間違いが原因だそうです(笑)
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- ということで、逆ヤギリ誕生のきっかけはなんと豊島氏のミスだった!という衝撃的事実が発覚しました。コレって私は初耳だったんですけど、有名な話なんですかね?…それにしても、そいつをそのままタイガーに被らせ、かつ商品化してしまうあたりはさすがというべきでしょうか(笑)。
- ちなみに、豊島氏の第1作については「伝説」とする説と、それ以前の「牙付き」からとする説と両方がありました。しかしご本人がおっしゃっているのだから間違いないでしょう。これにて疑問氷解ということで、「初代タイガーマスク・覆面の変遷」の記述も改めておきます。いずれにしてもとても貴重な証言、本当にありがとうございました。また何か新事実がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
▽3月3日をもって、当サイトも無事開設3周年を迎えることができました。皆さま本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
- 1周年のときも書いたような気がしますが、当サイトは当初、歴代タイガーマスクの完璧なデータベースを目指すつもりで立ち上げました。逆にいえば、ある程度内容が固まれば更新のネタも少なくなり、最低限の修正や追記を加えつつ、のんびり存続させていけばいいや、と思っていたのです。
- それが変わってきたのは、やはりこのコーナーで皆さんからのお便りを紹介し始めた頃からだったでしょうか。数年前に「双方向性」「インタラクティブ」という言葉が流行りましたが、まさかこういう性格のサイトでそれが成立するとは思ってもみませんでした。タイガーマスクのファンなんか、そんなにたくさんいるはずがない…という思い込みを覆すほどに、多くの方からメールが寄せられ、その内容を反映することで当サイトの内容も充実していきました。「TIGERFACE」のコーナーなんか、マスクマニアの皆さんからのご教示がなければ、もっと貧弱な内容にとどまっていたでしょう。どうせすぐ閑古鳥が鳴くだろう、となかなか踏み切れなかった掲示板「TIGERROOM」にしても、バックナンバーははや4つめに達する勢いです。皆さんに深く感謝すると共に、これほどまでに多くの方々の関心をいまなお集めるタイガーマスクというキャラクターの凄さ、なかんずく初代タイガーの影響力の大きさを再認識しております。
- そうした皆さんのお力があって、タイガーマスク選手のご公認もいただき、遠からず100,000アクセスも達成しそうな見込みとなりました。本当に有難うございます。これからも、ご覧頂いている皆さんの声をお聞かせいただきながら、当サイトを続けて行きたいと思っております。現在、技のコーナーを制作中ですが、他にも「こんなコーナー、企画を」といったご希望があれば、ぜひお寄せいただきたいと思います。そしていつかは、タイガー選手をお招きしてオフ会が持てたらなあ…などと夢想することしきりです。
- 最後に訂正をひとつ。前回、「タイガーマスクの試合が1日で3試合オン・エアされた」などと書きましたが、「みちのくルチャTV」の年末の後楽園大会では、タイガーの試合は放送されませんでした。ごめんなさい。
ナゾの「イーグル・タイガー」(その2)(2.23)
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▽きょうの「GAORA」はタイガーマスクづくしだったぞい。
- まず午後6時から、「みちのくルチャTV」で年末の後楽園大会と、正月の仙台大会(これはこないだ「FIGHTING TV SAMURAI!」で見たけど)。続いて8時からの闘龍門の中継では、先日の四日市大会でのタイガーが出た6人タッグ。計3試合がオン・エアされました(録画しただけだからわからんけど^^;)。そのうち感想を書くつもりです。
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さて昨日書いたばかりの「イーグル・タイガー」の件、さっそく掲示板「TIGERROOM」で、サミー・リーさんと紫竜さんからご教示をいただきました。メールも2人の方からいただいてますのでご紹介します。まずはSAKAさん。
「イーグルタイガー」なんですが、「マニア館」のカタログに写真が載っていましたよ。
カタログによると
「4代目銀ラメ・チャック・ティグレ・エン・マスカラドタイプ、長期に渡り会場入りの時に使用 サイン入応談」(原文のまま)
とのことです。
全然タイガーじゃないですね。(確かに耳とひげはついていますが...)
漫画の「プロレススーパースター列伝」で、メキシコ遠征中に「ティグレ・エン・マスカラド」というリングネームでこんな感じのマスクで戦っていたのが元じゃないんでしょうか?
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- 続いて、ブリザド・ライガーさんから。
SASUKEさんから、投稿のあったマスクですがあのマニア館が制作した
ものだとおもいます。(以前送ってきたカタログに載っていました)
そこには、
「4代目 銀ラメ・チャック ティグレ・エン・マスカラド、タイプ
長期に渡り会場入りの時に使用(金額は応談)」
と、なっています。
ティグレ・エン・マスカラド、タイプって、プロレススーパースター烈伝から
デザインを取ったものじゃないんでしょうか?
マニア館には他にも、初代タイガー鉄仮面オーバーとか、2000バージョンとか、
変なマスクが多々あるようです。
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- ということで、さすが商魂たくましい?プロレス・マニア館ですね。そのカタログ、私が店に行った時は「通販セールの時のみで、今はない。今度いつ作るかも未定」と、あっさり断られてしまいましたっけ。一応住所と名前を書かされてきたけど、3月で版権が移動するなら多分ムダに終わるんでしょう。それにしても、前からの写真だけで「ファスナー式」と見破ってしまったSasukeさんは凄い!なんでわかるんですか??
- 確かに「スーパースター列伝」で、メキシコ時代のタイガーは白い、アギラ・タイプのマスク(ただし耳と白毛はなし)を被った姿に描かれてました。なぜか、練習中もマスクを被ってる(笑)。もちろんこれはフィクションでして、実際は素顔で本名のままでした。いうまでもなく、「ティグレ・エンマスカラド」とはスペイン語でタイガーマスクの意でして、タイガーに変身後のメキシコ遠征では、そう呼ばれていました。
- ちなみに「初代タイガー2000年バージョン」とかいうマスクは、店で見てきました。そもそも2000年に入ってから、初代タイガーはまだ試合をしていないぞ(笑)。それから「鉄仮面オーバー」ってのはなんなんだ?ひょっとして、タイガーキングがデビュー戦で使ったごっついオーバーマスクのことか??
▽最近、「FIGHTING TV SAMURAI!」で、たまに3代目タイガーの試合をやってます。
- で、改めて思うのが3代目って、しょっぱかったなあと(笑)。体は細いし、技は危なっかしいし、ホント、見ていてハラハラします(笑)。当時はタイガーマスクの名を継ぐ者として、応援していたんだけどなあ…一番最初、エキジビションで登場したときは良かったんですよ。初代タイガーそっくりの動きで。でも、その後が続かなかったですね。新日も、グリーンボーイ同然の金本によくマスクを被せる度胸があったもんだ。ついでに言うと、金本とか大谷とかって、この頃からプロレスが全然変わってませんね。はっきり言って、この2人、好きになれません。って、どだい今の新日に好きなレスラーがいるのかと聞かれると絶句してしまう(笑)んですが。
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さて今回は、当サイトと姉妹関係にある?MASCARADAのオーナー、Sasukeさんから画像をお送りいただきました。いつもありがとうございます!
こんばんは、石嶋さん
タイガー公認のHPを記念して?投稿させてもらいます。(笑)
みちのくルチャTVで98年幕張大会の放送でパンクラスの
山田学選手がタイガーを激励に会場を訪れたような感じに
うけとれたのですが、そのときにタイガーが被っていたマスクが
これなんですねぇ。銀ラメのタイガーなのですが、模様は赤い鳥を
イメージしたような感じです。後ろ部分はおそらくファスナーじゃないか
と思うのですが(これは確かではないです)プライベートマスクっぽいです。
ネタになりますかねぇ?
ではまた
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- おお、なんなんでしょうこのマスク(笑)。プライベートマスクというのは初代タイガーの頃から色んなデザインを見てきましたが、これははじめて見ました。こういう鷲をあしらったマスクってメキシコでは「アギラ(イーグル)・タイプ」とか呼ぶそうで、結構ポピュラーらしいです。アギラ・ソリタリアなんか典型的ですし、マスカラスも初来日当時、こういうのを被ってました。アメリカにも多いです。そもそも鷲はアメリカの象徴でもあるそうで(日本のトキみたいなもんですかね)、パトリオット(T・トルーパー)とかそのものズバリ、ジ・イーグル(G・ハインズ)なんてのもいましたね。そうそう、コブラのデビュー戦でいきなりマスクを脱いだザ・バンピート(D・スミス)もこんな感じだったぞ。
いずれにしても、タイガーのマスクと組み合わせたデザインは珍しいのではないでしょうか。
- てなわけで、もしここを読んでたら是非このマスクの出どころを教えてください>タイガーマスク選手(笑)。
▽「TIGERROOM」にも書きましたが、(株)みちのくプロレス様のご厚意により、「TIGERMANIA」はタイガーマスク選手公認サイトとなりました。間もなく開設3周年を迎えることともあり、トップ・ページを記念バージョンに衣替えしました。公認記念ページも考えています。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いします。
- さて、みちのく1・9仙台大会でのタイガー、望月組対T・G・サスケ、G・浜田組の試合を、「FIGHTING TV SAMURAI!」で見ました。今回はその感想から入りたいと思います。
- 暮れのタッグリーグで組んでいたサスケと望月がいきなり闘っているというマッチメークもあまり好きじゃないんですが、それ以前にこの試合が「サスケの試合」だったことが残念でした。タイガーは負傷明けとは思えぬ動きの良さだったし、最後は望月が敗れたとはいえ勝ってもおかしくない内容だったんですが、それでも試合自体がサスケの色に染まっていたような気がします。そして、これはタイガーの責任ではない、と思います。
- 現在のタイガーはサスケとの世代抗争路線を歩んでいます。昨年はシングルで2連勝を挙げ、エース交代との声も聞かれました。しかし、7年間にも渡って築かれた「みちのく=サスケ」とのイメージを崩すのは並大抵ではありません。ファンにとって「東北のヒーロー」はやはりサスケ。今回のような好試合であっても、サスケが勝って大団円という印象を残してしまいます。猪木−長州・藤波、あるいは長州・藤波−闘魂3銃士など新日の世代抗争でもそういう試合はありましたが、あの当時はファンも新エースの登場を望み、後押ししていた部分があった点が異なります。タイガーはまだエースに手をかける必要はないし、それは却ってマイナスではないかという気がするのです。
3月にはサスケのタイトルに挑戦が決まっています。大変楽しみなのですが、結果を危惧せずにはいられません。もしタイガーが負けたらどんなイメージがついてしまうのか…このカードはもう少し寝かせてもいいのではないでしょうか。
- タイガーはエースの重圧を受けない部分で、もう少し売り出してあげて欲しい。出来ればシリーズごとに、タイトルマッチや大きなシングルを2〜3試合は組み、スポットライトを浴びせ続けて欲しい。タイガー自身の更なる成長に加え、マスコミに連続的に露出することで人気アップを図って欲しいのです。東北の、しかもインディ団体ということで、雑誌での扱いも決して大きくはありません。そのハンディを跳ね返すため、注目のカードを連発してみてはどうでしょうか。昨年あれだけ活躍しながら、各マスコミの年間表彰に名前が挙がらなかったのは、団体側のパブリシティが原因と言わざるを得ません。
初代タイガーの時代は、タイトルマッチ2連戦などザラでした。あれほどのブームになったのは本人の実力もさることながら、ゴールデンタイムのテレビ放送で徹底的にプッシュし続けたことが大きかったのは間違いありません。
いつも書いているように、いまのタイガーはジュニアではメジャーと比べてもトップレベルだと思います。テレビでは本当に、初代タイガーと見まがうこともあります。あとは人気だけだ、と思うのです。
- タイガーが闘うべき相手はいくらでもいます。手始めにC・マンから英連邦のベルトを奪還。防衛戦はまず、因縁がありながらいまだにシングルが組まれていないM・タイガーII世ですね。遺恨を盛り上げて、最後はもちろんマスカラ・コントラ・マスカラで快勝!同じくタッグで抗争中のC−MAXの面々も、誰か1人をシングルでのライバルにピックアップしてみたい。
また、難しい事情はあるかも知れませんが、田中稔には以前の借りを是非返して欲しいところです。闘いの方向性も近いのでいい試合になるでしょう。佐野あたりも面白いかも知れません。抗争開始直前に消えたDir・キッドは、もう呼ばないんでしょうか。
かつてのライバル、T・みちのくともいずれ再び交わるべきでしょう。彼の外部からの好き勝手な発言で、タイガーが損をしている部分はかなりあると思うのです。やはり以前、凄惨な闘いを繰り広げたM・テイオーにも、負けたまま。浪花にも1度も勝っていません。彼が復帰を果たせば、みちのく版藤波−長州戦として、ポスト・サスケを巡る名勝負数え歌を始めて欲しいところです。
- 以上、勝手なことばかり書きましたが、本当にタイガーには目立って欲しい!それだけなんです。皆さんもタイガーと闘わせてみたい相手、タイガーが歩むべき路線など、ご意見があればぜひお寄せください。
▽また負けちゃいましたねぇ…高田。
- これまでこのページではいつも高田を庇ってきたんですが、さすがにそれも許されないかなと。ピークを過ぎたというか、高田の時代も終わったんだなあという感じもあります。でも高田を罵るプロレスファンに問いたいのは、じゃあ誰ならいいんだと。高田のようにプロレス的名勝負を演じることも、総合格闘技に挑むことも出来、センスやスター性に恵まれた素材がほかにいるのかと。プロレス界はそうした「猪木2世」を産み出せていないではないか、と。まさか、三沢とか蝶野とか佐々木とか小橋とか言わないでくれよな(笑)。
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で、今回は「タイガーマスクにまつわる思い出」をメールでお寄せいただきましたので、ご紹介します。筆者はSEAZERさんという方で、「初代タイガーがブームになった時期には20歳くらい。子供の頃アニメで親しんだ姿が実在のものとなってマットで大活躍していた姿には熱狂していた」そうです。
その頃音響関係の専門学校に通っていた私は、たまたま応募した催し物(デパー
トやスーパーでの縫いぐるみショー)の会社でアルバイトすることになり最初の
仕事が千葉県旭市のジャスコでのタイガーマスクのサイン会の音響でした。
最初はプロレスラーのタイガーではなくアニメのタイガーマスクのサイン会だと
思っていたところプロレスラーのタイガーマスクだと知り驚きました。当時人気
絶頂でまさかそんな大変な人と仕事をすることが出来るなんて思っても見なかっ
た事なので舞い上がってしまいました。
当然楽屋には立入禁止。しかも新日の若手レスラー達が取り巻き素顔を拝めるど
ころか顔を合わせることすらはばかられるであろうと思っていたところアルバイ
ト先の社長氏と司会の方とで楽屋にいると素顔のままで私より若いであろう少年
一人を連れてにこやかに入って来られるではありませんか。
これには大変驚きました。すごく気さくな方で、長髪の私を見て「おう、おまえ
長州に似てるな。ステージでおれとやろうか?」等と冗談も言われ、(もちろん
丁重にお断りいたしましたが。)出番前ステージの袖で音響操作しているところ
に来て、B.G.Mのヴォリュームをいたずらしたりと茶目っ気のあるところも見せ
てくれました。(そのおかげで社長には睨まれましたが・・・)
最後には着ていたTシャツにサインをしていただき今でもそのTシャツは実家のタ
ンスに眠っています。
横に並ぶと私の目線より頭の先が下にあるのに身体の横幅と厚みがあるためちょ
っと離れると私より一回り大きく見えました。
そしてそのサイン会の4日後引退宣言されたことには更に驚きました。
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- 興味深い証言をありがとうございます>SEAZERさん。引退宣言4日前の出会いですか…結婚問題を始め、当時の佐山は引退につながるいろいろな不満・悩みを抱えていたでしょうし、新日クーデター事件も進行中だったわけですが、そういうものを表面に出すことなく黙々と仕事をこなしていたのでしょうね。引退理由の1つとしてちょうどサイン会のギャラ不払い問題というのもありましたし、佐山の胸中がしのばれます。
- ところで佐山って、長州を呼び捨てにしていたんですね(笑)。年齢も入門もデビューも長州の方が上なんですけど(笑)。まあ、当時は正規軍と維新軍ということでリング上では敵対していましたから、ファン(SEAZERさん)の前ではそういう態度を取った、ということなのでしょう。
- というわけで、こうした歴代タイガーの思い出、遭遇体験など、皆さんもぜひお寄せください。お待ちしております。
▽前回予告したムーンライト・コースターの続きですが、ちょっと考え直します。すみません。
- さて、おかげさまでご好評いただいてます掲示板「TIGERROOM」ですが、過去ログが最大70件を超えると流れてしまうので、バックナンバーを作りました。ムーンライト・コースターとかタイガー・スクリュー(?)とか、このままでは忘れ去られてしまいかねなかった貴重な情報をいくつもお寄せいただきました。こういうネタを形に残すことも、このサイトの大事な役目だと思ってます。
- そうした話題のひとつが、エロコアさんやAOPさんから目撃証言の寄せられた、初代タイガーの青パンタロンの件です。エロコアさんからは写真(右)もお送りいただきました。ありがとうございます!
ご覧のように、初代タイガーが4代目と同じ、青パンタロンをはいています。マスクが「パルキー」であることからみて、時期的には83年夏の「サマーファイト・シリーズ」中であることは間違いないでしょう。正確な日付や会場などは不明ですが、どうやら小林邦とタッグマッチで戦っているようです。左下の写真で、タイガーの右に見えるパートナーは藤波でしょうか?
初代タイガーがパンタロン・スタイルとなったのは、ご存知のように83年6月12日、メキシコシティでのフィッシュマンとのWWFジュニアヘビー級王座決定戦からです。このときはすでに赤のパンタロンでした。しかし私のアイマイな記憶によればその後の同月17日、後楽園ホールで行われたキックの藤原敏男の引退興行にゲスト出演してB・キャットと戦ったた際、青パンタロンを穿いていたと聞いたことがあります。そして、このときの写真が当時の「デラックス・プロレス」誌の、新聞広告に使われたのを覚えています。一番右のサインの入った写真は、後楽園ホールの階段で撮影したものでしょうか。もしそうだったとしたら、このときのものと考えて間違いないでしょう。
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しかし今回お寄せいただいたタッグマッチの写真で、シリーズに入ってからの巡業でも青パンタロンを使っていたことが明らかになりました。TVマッチでは記憶にないので、おそらくイレギュラー的なものだったのでしょう。4代目が最近になって青から赤にモデルチェンジしましたが、初代も赤と青を併用していた時期があったということですね。
幻のムーンライト・コースター(その3)(1.23)
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▽掲示板「TIGERROOM」への書き込みをたくさんいただいております。ありがとうございます。
- その話題の中で、このコーナーで懸案となっております幻の技、ムーンライト・コースターについて、P・ロバーツさんと紫竜さんからご指摘をいただきました。
お2人によれば83年8月4日、蔵前国技館でのNWA世界ジュニアヘビー級選手権試合、寺西とのラストマッチで、ムーンライト・コースターの自爆シーンがあったとのことです。
私もさっそくビデオで確認してみました。確かにありました! 写真でお分かりのように、確かにこれまでのラウンディング・ボディプレスとは異なった、完全な伸身後ろ宙返りの形です。今で言うムーンサルト・プレスですが、飛距離などは武藤式というより、小橋式に近い印象でした。で、確かに実況の古舘アナウンサーが「ムーンライト・コースター…自爆!」と絶叫しております。
またP・ロバーツさんのおっしゃったこのサマーファイト・シリーズの開幕戦、同年7月1日の後楽園ホール大会での初公開も、ビデオこそ残っておりませんが、私も記憶しているんです。前々回、「確か83年の夏のシリーズあたりのTVマッチで、タッグマッチでこの技を…」と書きましたが、まさにその試合だったんですね。
というわけで長年の疑問がとりあえず、解決しました。ご指摘ありがとうございました!
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しかし、謎はまだ残ります。前回も書きましたが、同年1月20日のN・ナバーロ戦で、古舘アナは確かに「ムーンライト・コースター、回転しながらカンガルー・キックに持ち込むという新必殺技…」としゃべっているのです。このあたりについて、タイガーIIIさんからメールをいただいてます。
僕もこの件に関していろいろ調べてみましたが(タイガーの特集本・ビデオなど)、
石嶋さんが書かれていたムーンサルト・キックのことをムーンライト・コースターと名付けたことで、間違いがないと思います。
@実際、対ナバーロ戦で古館アナが「ムーンライト・コースター、回転しながらカンガルー・キックに持ち込むという新必殺技を次々と開発し」と実況され、すでにこの試合前に実戦にて技を披露した言い方をしています。
A上記の試合以前にこのムーンサルトキックを出したのが昭和57年11月4日対小林邦昭戦と
昭和58年1月6日同じく対小林邦昭戦の2回で、共に実況が古館アナでなく保坂アナが担当し、その時
保坂アナは「回転をしてのドロップキック」つまりムーンサルトキックと命名しています。
B上記@・Aについて実況される方によって新しい技についてはそれぞれの呼び方を考えて実況をし、
現に古館・保坂アナ以外に実況されていた方は対ウルトラマン戦でタイガーの風車式バックブリーカーを
「サイドブレンパスター」と意味不明の呼び方をしています・・(+_+;)・・
それ以外でも思わず吹き出してしまうような技の呼び方をしていたのを記憶しております。
よってこのムーンライトコースターは古館アナオリジナルの呼び方で、おそらくムーンサルトキック
の事で間違いないでしょう。・・\(^o^)/・・
後追加で、ビデオを検索しているときに昭和58年4月21日対D・キッド戦では古館アナが
おそらく、タイガートルネードプレスのことを「ミラクルダイビング」と命名して実況しています。
長々と独自で調べた結果を書きましたが100%正しいかどうかは定かではなく、しかし実況される方によって呼び方が違うということはわかりました。
また新しい証言などがあれば是非お知らせ下さい。
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- タイガーIIIさんからはムーンサルト・キックの画像2枚もお送りいただきました。重ね重ね、ありがとうございます。
- 以上のような経緯を踏まえると、N・ナバーロ戦での古舘アナの実況の理由として、次のようなことが考えられるのではないでしょうか。
@技の名前が先行した
この時期の彼の実況を聞いていると、やたらにタイガーの新兵器を渇望していることがうかがえる。「言語製造機」のことだから、ネーミングが先行したのではないか。それをまずはバック宙キックに当てはめていたが、7月シリーズになってバック宙プレスが初公開され、「こっちの方が似合う」と思い、命名し直したのでは?
A技の名前を知らなかった
@に似ているが、バック宙キックがマスコミ等で「ムーンサルト・キック」として定着しつつあったのをナバーロ戦時点では知らなかった。後になってそれを知り、バック宙プレスをムーンライト・コースターと命名し直し、知らん振りした。
B勘違い
- いずれにしても「TIGERMANIA」統一見解として、今後もバック宙プレス=ムーンライト・コースター(現在のムーンサルト・プレス)、バック宙キック=ムーンサルト・キックということにしたいと思います。ただ、それでもちょっとまだ疑問が残っていたりしますが…これは次回に書くつもりです。
幻のムーンライト・コースター(その2)(1.22)
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▽寒いです。夕方、家の近くの川べりで犬を散歩させてるんですが、心底まで冷えます。犬の方は走り回ってるんでホカホカしてるようですが。
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さて前々回、紫竜さんから問題提起のあった幻の技、ムーンライト・コースターについての続きです。この技、名前はチラホラ挙がっていたのですが、実際にTVマッチでは登場しなかったという気がします。私はこれをいわゆるムーンサルト・プレス(武藤・小橋式のやつ)だと思い込んでおりました。で、これに対して紫竜さんは、同じく幻の技として有名なタイガー・トルネードプレス(初代ハヤブサのフェニックス・スプラシュ、獣神T・ライガーのスターダスト・プレス)のことではないか、と指摘されたわけです。
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今回は、やはりこのページ常連のAOPさんから次のようなご意見をいただきました。ありがとうございます。
ムーンライトコースターについてですが
この技って、タイガーが、トップロープから、バック宙して、両膝で
ニードロップするものだったような気がします。
確か、対ブラックタイガーか小林戦で、自爆をしたような・・・・・
また、バック宙して、両足でける技、(最近、武藤が使っているもの)は
対小林戦で、バック宙キックとして使っていましたね。
その後、UWF無限大記念日で、バック宙して、膝をあてる電光回転蹴りになりました。
ムーンサルトプレスの、後方正回転は、旧UWFの初期ではよく使っていましたね!
新しく、技のコーナーを作って、写真を掲載すると良いかもしれませんね ?
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- さっそく「猛虎伝説」ビデオで、B・タイガー戦(83年2月7日・蔵前)と小林邦戦(同年1月6日・後楽園、6月2日・蔵前、7月14日・札幌)をざっと確認してみました。しかし、ラウンディング・ボディプレスの自爆シーンや、かわされることを予期してサルト・モルタルに切り替える場面はあったものの、残念ながらそれらしいシーンはありませんでした。なおトップロープからではなく、その場跳びのバック宙ダブルニードロップなら82年11月4日、蔵前での小林戦で初公開しています。こちらはムーンサルト・ニードロップと呼ばれることが多かったようです。これをトップロープからやるとなると相当な荒ワザですね…かわされたときのダメージも相当大きいと思います。
- また、おっしゃるようにバック宙ドロップキックも同じ11・4小林戦で出しており、こちらはその後、ムーンサルト・キックと呼んだりしてますね。無限大記念日の技は、このページのバックナンバー99年1-6月分「CS感戦記(1) タイガー、C−MAXと好勝負!」でも書きましたが、主にドローイング・フラッシュキックとかムーンサルト・ローリングソバットなどと名付けられたものです。佐山いわく「これが本物のローリングソバット」だそうで、これまでのローリングソバットは単にソバットとか、バックキックなどと呼ばれるようにもなりました。
- で、ここで疑問が生じました。実は83年1月20日・大分でのN・ナバーロ戦のビデオで、古舘アナが「ムーンライト・コースター、回転しながらカンガルー・キックに持ち込むという新必殺技…」などとしゃべっているのを発見してしまったのです。つまり、古舘アナはムーンサルト・キックのことをムーンライト・コースターと名付けたのかも知れません…。
- これで一件落着、という気もしますが、ムーンライト・コースターの謎は実はまだ、続きます。
▽また1月17日がやってきました。阪神大震災の犠牲となられたすべての方のご冥福を、神戸市民の1人として謹んでお祈りします。
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さて、以前からご要望の多かった掲示板「TIGERROOM」をオープンいたしました。当サイトへのご意見やご感想・ご要望、タイガーマスクに関するご質問など、どんどん書き込んでくださるようお願いします。また、掲示板にはちょっと向かないような長文のご質問、観戦記などは今までと同様、メールの方でお願いします。引き続き、このコーナーで紹介させていただきたいと思います。
坂本一生とかムーンライト・コースターとかケーフェイとか(1.15)
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▽あけましておめでとうございます。ことしもTIGERMANIAをよろしくお願いします。って、いまさらなんですが(笑)。
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年末に「TIGERFEST」を公開しました(いまいち反響が少なくて寂しいっす…)が、ことしもいくつか、新コンテンツを追加する予定です。ここに書くと実現できなかったとき恥ずかしいので内緒にしときますが、ご期待いただければと思います。
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今回は口上はここまでとし、年末年始にいただいたメールの中からいくつか、セレクトしてご紹介したいと思います。メールをくださった皆さん、ありがとうございました。
ぼくは、家族のなかでも、いとこのなかでも、一番したです。だから、タイガーマスクのかつやくが、あまりしりません。でも、石嶋さんが、いろいろ、タイガーマスクのことを、おしえてくれてるから、ちょっとだけ、わかるようになりました。ところで、しつもんなんですが、タイガーマスクのタイガーステップは、だれを、まねているんですか。それと、タイガーマスクのデビュー戦は、だれと、たたかって、なんのしやいだったんですか。おしえてください。
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- まずはバックナンバー99年6-12月分でもご紹介した、小学5年生のtakeutiくんからです。takeutiくん、冬休みはいかがでしたか?
- さて、タイガーステップというのは、相手のうでをとって、くるくる回って足をひっかけてたおす、あのうごきのことですか? もしそれのことだったら、タイガーマスクのオリジナルです。だれかのまねをしたわけではないと思いますよ。
ただ、すこしメキシコのレスラーのうごきににている気はしますね。タイガーは若いころにメキシコでプロレスのしゅぎょうをしていたので、そのせいかも知れません。
それから、「しやい」じゃなくて「しあい」ですよ。かん字では「試合」とかきます。
タイガーマスクのデビュー戦のことはぼくのホームページにもかいてあるけど、かん字が多いからむずかしいかも知れませんね。初代タイガーのデビューは、1981年4月23日、東京でありました。いまからもう19年も前です。相手はダイナマイト・キッドといって、のちにタイガーのライバルになったレスラーでした。この試合、タイガーがジャーマンスープレックス(原ばく固め)というわざでかちました。ほかにもいろいろ、これまで見たことのないようなわざをたくさん出して、プロレスファンをとてもびっくりさせたのです。
このしあいはとてもゆうめいですから、むかしからプロレスを見ている人ならたぶん、知っていると思いますよ。
1月6日放映の「2時のホント」という昼の番組で、坂本一生というタレントのプロレスラー・デビューへの挑戦を取り上げていました。その挑戦した対象というのが掣圏道でして、その為に佐山サトルの付き人生活やなんやらのドキュメントを放映していました。上手くいけば3月にデビューだそうで、ソレまで特集を行っていくようです。
その放映の中で、vs大塚戦(?)を放映していました(例の中途半端なアイマスクを付けた奴でした。旗揚げ戦とか言ってましたが・・・・・(すいません、よく分からないモノで)。逆さ押さえ込みで勝ってましたので11/6だと思います。
あと、佐山サトルは坂本一生のデビューについて「難しいだろう」とコメントもしていました。
ご存じでしたら申し訳有りませんが、とりあえずご一報まで(^^;)
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- こちらは恵比寿○平さんという方からいただきました。情報提供ありがとうございます。ちなみに私、その番組は見逃しました(^^;。
- さて、坂本一生のドキュメントですか…。モノになるかどうかは分かりませんが、話題になるのは掣圏道にとっていいことなんでしょうね。 あまり騒がれると、いつの間にか夜逃げ…というわけにもいかなくなりますので、本人もつらいところでしょう(笑)。いずれはデビューに漕ぎ着けるのではないでしょうか。
また、アイマスクで試合をしたのは昨年11月5日の横浜大会で間違いないです。この興行はSAプロレスの「旗揚げ戦」と称したらしいので、TVでもそう言っていたのでしょうね。
HPにある『タイガーマスク・フェスティバル』の後半戦『そしてゴング』の所のムーンサルトプレスのことなのですが、
タイガーマスク(初代)が、当時はじめて見せた時は『ムーンサルトプレス』と呼ばれていましたが、近頃の本を紐解くと『ラウンディング・ボディープレス』と名称が変わっているのです。
現在のムーンサルトプレスとの違いは、身体をひねる点だと言うのは理解しているのですが、何ゆえ名称が変わったのか、ご存知ありませんか? タイガーマスク(初代)引退後は、プロレスから離れてしまったのでそのあたりの事にうといのです。
また、ムーンライトコースターの事ですが、あれは『タイガートルネードプレス』の事ではないかと思います。LD等でも、『ムーライトコースターなる新必殺技を発明した』のようなことを古館アナウンサーが言っていたので、そう記憶しているのですが、どうなのでしょうか?
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- 今度は「初代タイガーマスク・覆面の変遷」に「パルキー」の写真をご提供いただいた、紫竜さんからです。その節はありがとうございました。
- さて、「ムーンサルト〜」と「ラウンディング〜」の件ですが、初代タイガーの現役時代も2つの名前が混在して使われていたような気がします。当時は武藤も小橋もいませんでしたから、完全な伸身後ろ宙返りを見せる選手はいませんでしたからね。両者を峻別するようになったのは、むしろタイガー引退後ではなかったでしょうか。ちなみに佐山自身は「タイガーマスク名勝負〜甦る黄金の虎伝説」(日本スポーツ出版社・刊)の中で、「正回転のバック宙プレスも出来たし、その方が簡単。敢えてやらなかっただけだ」とコメントしています。
- ムーンライト・コースターについては一度、きちんと確認しておこうと思っていながら、そのままになっております(^^;。確か83年の夏のシリーズあたりのTVマッチで、タッグマッチでこの技を見せようとしたものの空振りに終わった…というような記憶があります(すごくあやふやなんですが)。もちろん紫竜さんのおっしゃるように、「タイガー・トルネードプレス」と同じ技のことを言っているのだとしたら、私の記憶違いなんですが…。
この件は改めて調べ直してみるつもりですが、もしご存知の方がおられましたら、ぜひご教示ください。
私、プロレスに関しての論文を書いているのですが、その中で「ケーフェイ」を「プロレスの歴史の中で出版された本」の一冊として紹介しようと思っているのですが、いくら探しても見つかりません。せめて出版された年と出版社ぐらいは・・・と考えていたのですが、これまた解りません。恥ずかしく、かつ情けない話です。
そこでネットを探しまわっていたら、貴ページと出会った訳で、失礼とは思いつつ「このページを作成された方なら」と判断し
メールをしました。
もしよろしければ初版の西暦と出版社名を教えて頂けないでしょうか?若輩者に是非ご教授を。
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- 最後はユーキさんとおっしゃる方です。初めまして。
- 「ケーフェイ」は1985年10月、星雲社という出版社から刊行されました。ちょうど佐山聡が旧UWFを離脱し、プロレス界と絶縁した時期に当たります。ただ、確か2、3年前に突然再版されたので、いまでも大きな書店なら入手できるかも知れません。
また、この本は山本隆司・元「週刊プロレス」誌編集長がゴーストライターだったという説が長らく流布していました。しかし最近、山本氏が自著(未購入。確か『暴露』とかなんとかいう書名だったと思います)の中で、真相を明らかにしています。ただ、山本氏は同書の成立に深くかかわり、後書きも書いていることから、当時全日本プロレスから個人忌避を受けたそうです。
ちなみに私は「ケーフェイ」をリアルタイムで購入し、読んだわけですが、実際のところそれほどの衝撃は受けなかったですね。あの本に書いてあるのはつまり、プロレスの技は相手が受けることによって成立するものだという一点のみでしたから。それぐらいはプロレスを見ていればなんとなく分かっていましたし、だからといって即、八百長だとも思いませんでしたので。
- ところでプロレスに関する書誌のリファレンスですが、ネット上では井上章一氏の「プロレス文化研究会」が詳しいです。ほかにも、ラバーソウルみなみ氏の「プロレス図書館」という凄いページもあったのですが、現在休止中で、3月ごろ再開される予定と聞いております。
また、一般の書籍では「プロレス全書」(95年、東京スポーツ新聞社)にも網羅的なリストが載っております。こちらも、今でもたまに大きな書店では見かけます。
- というわけでことしも、タイガーマスクやプロレスにまつわるご質問や当サイトへのご意見・ご感想・ご要望、タイガーマスクの思い出・思い入れなどなど、なんでもメールをください。お待ちしております。
- なおいただいたメールの中から、上記のようにこのコーナーで紹介させていただく場合があります。もし掲載を希望されない場合は、その旨明記していただければと思います。よろしくお願いします。
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内 容
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99年6-12月分
| 掣圏道・驚異の現地レポ(その1・2)/16年後のエレファント(その2・3・4)/タイガーマスクの覆面ワールドリーグ戦制覇を祝す/がんばれ小学生/3代目ブラック・タイガー、メキシコに出現!/初代タイガー、デビュー当時のマスク(その1・2・3)
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99年1-6月分
| 初代タイガーとサスケがシングル対戦?(決着篇)/タイガーのマスクはどこで買える?/幻の初代タイガーvsM・斎藤戦(その1・2)/3代目タイガーの新テーマ曲(その1・2)/タイガーマスクのパチンコ台(その1・2)/初代タイガーのエキジビション/CS感戦記(1) タイガー、C−MAXと好勝負!/韓国版タイガーマスクのナゾ/16年後のエレファント(その1)/カルガリーの蒼い閃光を悼む/58,000円の「IIIマーク」/UFO大阪大会に望む
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98年分
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口上(その2)/サイト設立一周年を迎えて/新コンテンツについて(その1〜3)/バナーを作ってみました/まさか負けるとは…/UFOに望むこと(1・2)/初代タイガーをフォールしたレスラー/「声優」になった初代タイガー/初代タイガーとサスケがシングル対戦?/初代タイガーのレコード
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97年分
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口上/猪木と佐山が長州に挑む/4・12ドームはイデオロギー闘争の場である/ストロングスタイル復興の狼煙/作者石嶋、ついにタイガーマスクとなる/大阪ドームに見た「プロレスラー、タイガーキング」
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